【学生の人数】5人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】部門長三名【面接の雰囲気】この面接は6/1に開催されたものでコロナウイルス流行の影響からオンラインでの面接であった。最終面接ということもあり少々堅苦しさを感じた。【いままで生きてきた中で生じた壁はどんなものがありましたか?またそれをどのように乗り越えましたか?】私は吹奏楽団のサークルに所属し、月一回定例演奏会を大学近くのホールで開催しています。大学三年の時、機材トラブルが原因で演奏会前日に演目を変更せざるを得なくなるという壁が生じました。二曲減らせばそれで済む話ではあったのですが、予約されていた方が既に130名いらっしゃりお金をいただく以上手を抜くことは絶対に避けたいと思いました。機材トラブルは音響設備にあったので影響を受けない楽器のみで演奏できる曲は何かないか探し、夜通し練習しました。中にはいっそあきらめてしまった方がよいのではないかという部員もいましたが、何とか説得し結局当日は大きなミスなく発表できました。この経験から私は、困難な壁ほど一人では到底乗り越えることはできないため周囲との協力が必要になることを学びました。【ものづくりに対する思いを聞かせてください。】わたしは大学で工業を学び、また研究では物理量の測定に向けて装置の製作などを行なっています。その中で、求められる条件に対してどのように設計しそれをどのように製作したらよいかを考える場面に遭遇します。ここから私はものづくりとは手段であると考えています。また、御社のように世界中で製造されるトヨタ車に搭載される部品の製造を行なう上で価格や精度だけでなくユーザーの安全をも保証する必要があります。いくら安く作れたとしても安全が二の次だと元も子もありません。そんなユーザーの安全性を担うものづくりは、責任が大きくまたやりがいも大きいと思います。したがってわたしはものづくりとは手段であって人々の安全性を担うものだと考えています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】この時点で既に内々定をもらっており、この最終面接はあくまでも形式的なものであった。この面接ではしっかり受け答えができるか、という点が評価されていたと思う。
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