
16卒 本選考ES
総合職

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Q.
日産自動車を志望する理由をお聞かせください (600文字以内)。
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A.
貴社を志望する理由は2つあります。1つ目は、貴社が自動車の自動化を強く推進しているからです。現在、日本の1日の交通事故死者数は、平均12人と言われます。私の親戚も、交通事故で負傷しました。それ以来、私は人を豊かにするはずの車が、時に人を傷つける現状に、疑問を持ちました。そして、自動車が爆発的に普及した現代においては、交通事故や環境問題といった、車の「負の側面」に目を向け、その解決方法を模索することが必要であるという強い想いを持ちました。そして貴社は自動化によって、どの企業よりも、課題を解決しようと力を入れています。私は自動運転技術を普及させることで、事故の無い、未来の車と社会を、貴社と共に創り、車を通して人々の生活を豊かにしていきたいと考えました。2つ目は、貴社の持つ多様性に強く惹かれたからです。私は、思春期を米国で過ごしました。異文化での議論を経験する中で、自らの価値観とは相容れない考えに触れる事の面白さに気付きました。大学にても、韓国人学生と議論を交わす機会に参加し、自らと異なる考えと積極的に触れ、自己研鑽に励みました。私は、多種多様な考えを持つ人々の知恵を融合することで、初めて世界に通用する価値を提供出来ると考えています。多様性を重視する貴社であれば、様々な価値観を持つ人々と共に仕事をすることにより、世により優れたものを提供することで、社会に貢献できると考えました。 続きを読む
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Q.
自由に自己PRをしてください (600文字以内)。
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A.
「継続する力」と「多様な意見を汲み取る力」が私の強みです。継続力は、中学、高校と4年間ゴルフ部に所属していた時に培われました。練習が厳しく、週に一日しか休みが無い部活であったため、何度も辞めようかと悩みました。3年目には成績が振るわず、後輩に団体戦メンバーの座を奪われることもありました。しかし、腐ることなく、基礎練習を毎日こなしました。自分自身に負けたくない、そして、支えてくれている人達の期待に応えたいと考えたからです。結果として、4年目に、目標であった関東大会出場を達成しました。それ以来、どんなに辛いことがあっても諦めず続けるという考えに基づいて行動しています。なぜならば、それは自分のためであると同時に、支えてくれる人達のためでもあるからです。「多様な意見を汲み取る力」は私の米国での6年間の生活で培われました。米国には様々な人種が住んでおり、黒人、白人、ヒスパニックの視点は、全て違います。しかし、議論の際は、積極的に相手に意見を聞き、対立しても、相手の意見を否定することはありませんでした。その風土に感銘を受けた私は、以後、一人一人の意見を尊重するようにしています。団体に所属している時は、自分の意見を伝えると同時に、なるべく個別に個人の意見や悩みを聞きます。そして、その人の悩みや意見を、活動の改善に活かすことを意識しています。多種多様な意見を受け入れ、活用する力も、私の強みです。 続きを読む
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Q.
あなたのリーダーシップ体験とその成果、及びその体験から学んだあなたが考えるリーダーシップとは何かを記述してください。 (600文字以内)。
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A.
私のゼミでは、50人の韓国人大学生と14日間を過ごし、班毎に日韓の政治経済について議論と発表をする活動があります。私は政治班に所属し、発表で一位を取る目標を立てました。しかし、活動中盤まで日韓の間で意見が割れ、議論は膠着していました。私はその原因を、韓国側の激しい自己主張と、日本側の受動的な態度にズレが生じているためと考えました。そこで私は、互いの考えをより理解するために、議論後の毎回の観光を実行しました。観光で仲を深め、互いの性格や態度を理解することで、話を聞く姿勢を構築しようと考えたのです。観光の実施以後、韓国側は日本側の話にもより耳を傾けるように、日本側はより自己を主張するようになり、議論は活発化しました。しかしその後、私は議論中の特定の人の発言数が少ないという問題点にも気づきました。より全体の意見を汲み取った発表にしたいと考えた私は、議論前に班全員(17人)の意見を個別に聞き、紙にまとめました。私がそれを基に話を振れば、発言が足りていない人にも意見を主張する機会を与えられると考えたからです。結果として、最終日の発表にても、日韓双方の教授から最優秀賞を頂くことができました。上記の経験から、私の考えるリーダーとは、単に自らの主張を押し通す人ではなく、団体内の秩序や関係を良好にし、自らの意見を含む全ての意見に耳を傾けた上で、全体の主張をまとめることの出来る人であると言うことが出来ます。 続きを読む
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Q.
これまでに参加した、コミュニティー、課外活動、グループ研究等において、あなたがどのような役割を果たしてそのチームの目標達成に貢献したか述べてください。 (600文字以内)
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A.
私の所属するダンスサークルでは、大学祭のダンスステージにて、出場する全団体の内、観客から最多得票を得るという目標を掲げていました。そのために、私達はダンス練習の強化を行いましたが、練習の中で、ダンスがどうしても上達しない部員が数人いました。しかし、「できない人は自分で練習する」という空気で、団体練習は進んでいきました。私はこの空気に疑問を感じました。なぜならば、このままだと、上達しない部員達も活動を楽しめず、団体への気持ちが離れてしまうかもしれないと考えたからです。そこで、私はその部員達の現在の考えを知りたいと思い、個別に相談をし、どこが上達しないか、練習する上での悩みは何かを聞きました。その中で、私は「どこが悪いかすら自分ではわからない」という悩みに注目し、苦手分野を具体化させ、徹底的に個別に指導することで、彼らの練習に対する意識を上げようと考えました。何度か個別に指導するうちに、彼らは自ら積極的に、私に個別指導を依頼するようになりました。そして、当日、その部員達はミスをすることなく本番を終え、私達は10団体中2位の票を得ることが出来ました。その後、「あなたがいたから、努力することができた」と伝えられたときは、自分の担った役割の重要性を再認識できました。私はこのように、悩んでいる仲間と個別に向き合い、支援することで、団体の活動を下支えしてきました。 続きを読む