【製造業DXの未来を創る】【23卒】野村総合研究所のアプリケーションエンジニアの本選考体験記 No.23988（非公開/男性）（2022/4/21公開）

・当社の事業内容や経営計画を踏まえて、このキャリアフィールドで実現したいことを教えてください。その実現のために、あなたのどのような強みが活かせるか、どのようなスキルを身に着けていく必要があるかも合わせて教えてください。（500字以内で簡潔に記入してください）
・あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えてください。
特に「取り組んだ理由」「難しかった点とその原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください。(400字以内)

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NRIで実現したいことは誰でも書けるような抽象的なことを書くのではなく、どの部署のどの職種でどういうことがしたいかを明確に書くこと。そう思った理由を原体験に基づいて書くことで、他の人と差別化でき通過しやすくなると思います。

就活会議に登録して受けたい企業のエントリーシートを参考にして自分が元々書いたのを改善していった。事前にESの質問事項が分かるので早めに作成して、友達やキャリアセンターの人などに添削してもらった。あと通過率に関係するか分かりませんが、早めに提出するようにしました。(〆切の1~2週間前)

NRIのHP

事前に違う企業でテストセンター受験しました。

言語、非言語、性格

通常通のSPIと同じ、1時間程度

なし

接続後、１分程度アイスブレイクを挟んで開始。

顧客基盤やAEとTEの違いを説明することを求められ、ミーハー就活生を落とすために企業の特色や業務内容を理解しておく必要があるんだと感じました。

穏やかだった。自分の緊張伝わったためか、「緊張していますか？」等のアイスブレイクを挟んでから、面接が始まった。ある程度テンプレに沿って質問している印象だった。

なし

なし

TEとAEの違い知ってる？

はい。アプリケーションエンジニアは業務領域に軸足を置いているのに対して、テクニカルエンジニアは技術領域に軸足を置いたエンジニアだと認識しております。アプリケーションエンジニアは金融、流通分野などに関する深い業務知識を身に付けるとともに、顧客の課題の本質をとらえ、整理し、個別の事情も的確にくみ取り、I Tを利用した効果的な解決方法を提案・設計していきます。一方で、テクニカルエンジニアはハードウェア、O S、ネットワーク、データベース、ミドルウェア、情報セキュリティなどに関する深い技術知識をもとに、システム基盤構成や処理方式の設計・構築、ミドルウェアパッケージ開発を行い、顧客や社会のITインフラを作り上げます。

NRIの主要顧客知ってる？

はい、存じ上げております。御社の主要顧客は野村ホールディングス株式会社さん及び株式会社セブン＆アイ・ホールディングスさんです。野村ホールディングス株式会社さんは50年以上にわたり情報システムをサポートしてきたパートナーシップであり、対面でのサービスの強化とともにインターネットやコールセンターなどを通じた非対面チャネルのサポートを行っております。株式会社セブン＆アイ・ホールディングスさんはセブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂の基幹情報システムを広範にサポートしており、ネットスーパー、セブン銀行、カード事業などの戦略領域を支えおります。また、米国や中国といった海外事業もパートナーとしてサポートしています。

会場に到着後、待合室で待機。予定時間から3分程度遅れたくらいに面接官が来て、別室へ移動した後に面接が開始しました。

志望動機についてかなり深堀りされました。面接管の視点も鋭く、想定していなかった質問もされた時は少しうろたえました。その際に焦って支離滅裂な回答するのではなく、時間をもらって一度自分の中で考えがまとまってから話すようにしました。そこを評価していただいたと思います。

穏やかながら詰められた。「対面は初めてですか？オンラインと違いますか？」等のアイスブレイクを挟んだ雑談から入り、面接が開始しました。穏やかな雰囲気のまま進みましたが、回答が甘いと優しく詰められました。

なし

NRIのHP

御社で実現したいことは？

ITシステムの導入を通して、日本の製造業を活性化させたいです。以前私は、協働研究者のお誘いで鉄鋼メーカーの工場見学に参加し、現地の技術者の方々とお話する機会がありました。その中で、衰退している日本の製造業の現状や、工場におけるITの有効性について知ることができました。そして、工場見学を通して、日本の製造業にはまだまだITが介入する余地があり、それによる成長可能性もすさまじいものを秘めていると感じました。御社は日本の中でも規模の大きい企業を顧客として持っており、ITの導入による産業や製造業への影響力が非常に大きいものと考えました。また、若手のうちの成長環境としても非常に優れていると社員5人へのOB訪問を通じて感じました。以上の理由から御社を志望します。

メーカーではダメなのか？

仰るようにメーカーでも日本の製造業の成長に貢献できますが、日本全体で考えた時にIT企業に携わった方がより影響力が大きいと思いました。メーカー内部だとその企業の改善しか行えないが、幅広く日本が抱える問題に取り組みたいと考えています。また、工場見学などを通じて昨今のメーカーにはITを活用して生産性を高める必要があると感じました。こうした理由から、ITを活用して企業の課題解決を行うSIerとして様々な製造業のお客様と関わることで、より日本の産業を発展できると思いました。

「IT知識を身に付けた上で、プラント業界で働くのはダメなの？」と違う視点から指摘された。
⇒工場内の改善という観点では仰るような働き方でも問題ないと思います。ただ、日本の製造業の発展と考えた時、SIerであれば工場内だけでなくビジネスモデルや事務業務など幅広い観点からアプローチができると考えています。実際に、御社の産業分野ではビジネスITにも力を入れているとお話を聞かせていただきました。こうした日本の製造業の課題解決や発展に対して幅広く貢献できるのはやはりSIerであり、御社だと考えています。

最初にGDの説明が5分弱あった。その後、個人ワーク（資料の読み込み）を5分した後に、GDを開始。GDの時間は30分。

最初の5分間資料を読み込み、個人ワークで簡単にまとめる。その後、30分でGD。発表なし、画面共有は禁止、役割分担は任意。選択肢が3つあり、資料のデータなどから最適な選択肢を決定する。社員は3名いて、グループワーク中の様子を見ているが、画面オフで関与はしない。

緊張した雰囲気が少し漂っていたが、アイスブレイクで少し和やかになった。最終選考ということもあり、論理的で優秀な学生が多かった。

なし

ホームセンタに新設するエリアとして最適なものはどれか

発言に論理性があるか、議論を推進するような発言ができているかが評価されていたと思います。自分は周りの勢いの飲まれ、あまり有意義な発言できていませんでした。（そもそも発言量も少なく、良くなかったと思います。）

GD終了後、ブレイクアウトルームに移動し、個別面接が開始。
最初の10分に逆質問(事前に連絡あり)があり、残りの時間で志望動機に関するオーソドックスな質問をされた。

GD後の面接は基本的な質問しかされず、最終選考まで残っている学生がここで振り落とされる可能性は少ないように感じます。選考の中で一番上手く回答してできていたため、GDで結果は決まっているように感じました。ただ、面接の最初に逆質問の時間が10分間設けられており、そこで志望度の高さをアピールできるような質問を準備しておく必要があります。時間も長いので、質問を5個くらい用意しておくと安全です。また、各質問に対して面接官から回答があった際に、その回答に対してまた質問をすることで時間を稼げます。

3回の面接で一番穏やかでした。突飛な質問もなく、雑談に近い形で進みました。GDの時に合否は決まっているように感じました。

なし

なし

弊社とのマッチングを図るために、質問したことがあれば教えてください。

【逆質問の内容】
中期経営計画やIRを拝見させていただいて、Core BTS/ASG/ Planitといった海外の会社を子会社するなど、仕事をする上でも海外との関わりも多くなってくると考えています。貴社に入社するにあたって英語の勉強を行っていこうと思っていますが、英語スキルは必要ですか？また、必要であれば、入社までにどれくらいのレベルが必要ですか？
【面接官の回答】
海外事業に携わりたいのであればもちろん語学力は必要ですが、弊社で働くにあたってはかなずしも必要なわけではありません。確かに海外事業に注力はしていますが、同時に国内事業の拡大も重要です。もし○○さんが海外事業に興味があるなら、最低でもTOIEC700点以上を取得しておくことをお勧めします。

弊社に入社してからのキャリアプランを教えてください

大きく3段階に分けて現状では考えています。 まず1段階目として、若手のうち3年目くらいまでは、SIerとしての基礎を身に着けることに集中したいと考えています。そのために、野村総合研究所の充実した研修制度の活用や、配属部署の仕事をしっかりと覚えることから始めたいと考えています。 2段階目として3~4年目ではサービス・産業ITソリューション事業本部で開発リーダーを務めたいと考えています。3段階目では、5年目以降は同じ産業ITソリューション事業本部でPMとして、中規模案件から難易度の高い案件にも挑戦していき、PMとしての専門性を高めていきたいです。そして、最終的に10年後に大規模プロジェクトのPMとして指名していただけるような人材になりたいです。