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インターン参加で選考優遇あり

株式会社野村総合研究所 報酬UP

【未来を拓くITビジネス】【20卒】野村総合研究所のアプリケーションエンジニアの本選考体験記 No.7619(東京工業大学大学院/男性)(2019/7/24公開)

株式会社野村総合研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2020卒株式会社野村総合研究所のレポート

公開日:2019年7月24日

選考概要

年度
  • 2020年度
結果
  • 内定入社
職種
  • アプリケーションエンジニア

投稿者

大学
  • 東京工業大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

SIerビジネスについて深い理解を示すこと、さらに他社SIer・ITコンサル会社と比較してなぜNRIを志望するのかを言語化することが必要だと思う。実際、各ステップの面接において、NRIが手がけているビジネスや主要顧客、またなぜ他社ではなくNRIなのか、といった事柄を多く聞かれたため、上記の事柄についてきちんと主張できることが内定に近づくと強く思う。一方で、AEの場合は、ITやシステムに対する事前知識などはそれほど多く求められず、やはり上記にあげたようなNRIへの強い熱意の方が圧倒的に求められた。
その他には、当社がOB訪問を推奨していることから、面接前にOB訪問を行うことも情報収集において有益であると感じた。私は大学のOBに3人ほど訪問を行い、彼らの今手がけている事業内容と当初の志望動機について深くお話をお伺いし、面接で述べる志望動機の材料にした。実際に面接において、「OB訪問で伺ったのですが、~」と頭につけて自身の意見を述べたことで面接官からも好感触を得られたと自覚している。

志望動機

「STAR」や「BESTWAY」のような唯一無二で社会基盤を支える大きなシステム開発に携われること、またAE職では単なるシステム開発に留まらず顧客の新しいITビジネスの共創にも携われることに惹かれ、NRIのAEを志望した。システム開発では、一つのシステムを作るために多くのパートナーやクライアントと共創することが不可欠であり、これまでの学生生活で培ってきた論理的なコミュニケーション能力を活かせる場面が多くあると考えていた。また、AEでは従来のシステム開発にとどまらず顧客のニーズを抽出して、新たなITビジネスを創り出す先進的なプロジェクトにも取り組めることに惹かれていた。さらに、夏季のインターンシップやOB訪問など多くの場面で貴社の社員の方々とお話をする機会があり、非常にロジカルでかつコミュニケーション能力の高い魅力的な社員に多数出会ったことも、貴社を志望する大きな理由の一つとなった。

独自の選考 通過

実施時期
2019年02月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

選考形式

インターンシップ参加者限定の説明会・座談会

選考の具体的な内容

インターンシップ参加者限定で説明会が開催され、3月以降に一般の学生向けに行われる説明会を先取りした内容のものが開催された。

エントリーシート 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

AEを志望する理由(400字)
あなたが大学入学後、最も力を入れて取り組んだことについて教えて下さい。
特に「なぜそれに取り組んだのか」「難しかった点」「その原因」「自分なりに創意工夫した点」を重点的に教えてください。(400字)

ES対策で行ったこと

各就職メディアにある過去の体験談などを大いに参考にした。また、NRIの志望度合いを示すために、当社の手がけている製品名などを具体的に明示し、企業理解に努めていることをアピールした。

WEBテスト 通過

実施時期
2019年03月
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

特になし。SPIの足きりはそれほど厳しいものではないと聞いている。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2019年03月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事若手
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

インターンシップを経験していたため、通常は3回+GDの計4回のステップを経るところ、2回の面接のみで内定が出る優遇ルートでの選考であった。評価されたポイントとしては、インターンシップで実際に見て感じたこと、さらに会社のIRページやOB訪問で得た情報を全て集約させ、NRIへの圧倒的な熱意を示せたことにあると思う。

面接の雰囲気

雰囲気は非常に柔らかく、ネガティブチェックの印象が強かった。面接官との距離も近く、テーブルを隔てて行う会話形式の面接であった。フランクな場を演出してくれたため、緊張することなく質問に答えることができたと思う。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜSIer業界を志望しているのか、またなぜその中でもNRIを特に志望しているのか。

SIer業界を志望する理由:理系ということもあり、人が実際に使うものやシステムを作りたいという強い動機があった。これまでの大学院の研究で、どちらかといえば実態のある「ものつくり」よりも、「システム」に強い興味があり、大規模なシステム開発を手がけているSIerを志望するようになった。中でもNRIを志望する理由:これからIT技術はビジネスとますます直結していき、いわゆる「コーポレートIT」として業務効率化を行うことがメインであった従来のSIerビジネスから、「ビジネスIT」としてビジネスの中核としてIT技術を適用していくビジネスモデルへと転換していこうとする気概が他社SIerよりも強く感じられたため。

学生時代、困難に直面したときの対処法と、その経験が仕事でどのように活きるか。

学部時代の研究で行き詰った経験を話した。それまでは座学によるインプット中心の学習スタイルであったため、一つの明確な目標に向け自ら1年間の研究計画を立て、全て自分主体で進める初めての経験となった。私の研究は企業との共同研究であったことから先方との綿密なやり取りが必要不可欠であったものの、当初は不慣れな生活に忙殺され企業の方々との意思疎通を円滑に進めることができず、9月に行った研究進捗の中間報告で悪い評価を頂いた。私は社員の方からのフィードバックをもとに研究計画を練り直し、実験結果の考察についても納得のいく結論が構築できるまで指導教員と綿密な議論を繰り返し、最終的に目標としていたアウトプットを出すことができた。
上記の経験を話し、未知の分野に対して自ら学習して、フィードバックを基にプロジェクトを推進できる能力があること、またそれがNRIでのプロジェクトマネジメント業務などで存分に活きることを主張した。

最終面接 通過

実施時期
2019年04月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

他社との比較について深く追求されたことからも、やはり他社と比べどういった点に惹かれているのか、というマッチ度合いは深く見られていたと感じる。そのため、他社との比較を事業内容・社員の志向性・将来性といった様々な観点から述べたことは高評価に繋がったと思う。

面接の雰囲気

1次面接の面接官よりも年次がぐんと上がったが、雰囲気は1次面接の時よりもフランクであり、拍子抜けした。あらかじめ、NRIに関する疑問点を解消する、という名目で8分間の逆質問タイムがあることをアナウンスされていたが、自分の場合は逆質問が思いのほか盛り上がってしまい、20分程度を逆質問に返答いただく時間として割いて頂いた。

最終面接で聞かれた質問と回答

NRIで必要な能力について

ありきたりですが、論理的に物事を考え、他人と密なコミュニケーションをとって物事を推進できる能力が何よりも重要だと述べた。システム開発では納期どおりに物事を進められるよう、きちんとタスクを分解し、パートナー企業とも綿密にやり取りすることが求められるため、上記の能力を発揮することがまず先決であると思う。これまで大学・大学院と5年間、勉学・研究へ熱心に励み、ある仮説を立てて、その結果を元に考察して対外的に説明し、再び仮説を立てる、というプロセスを常日頃から行っているため、上記の能力が私に備わっていることもアピールした。
それに加え、変化に柔軟に対応できる能力も重要であると答えた。今のSIer業界では、従来のウォーターフォール型の開発からいわゆるアジャイル型でスピーディなシステム開発の手法に変わっていくことが求められており、社内に知見がない新たな分野においても貪欲に知識を自ら身につけていく姿勢が不可欠である。そのため、自ら主体的に業界の変化へ立ち向かうことのできる能力が必要だと述べた。

他社SIerからもすでに内定を頂いているとの事だが、それでもなぜNRIを志望するか。

社員の志向性、という観点からNRIを強く志望する動機を示した。インターンシップで10人以上に及ぶ社員の方々とお会いしたり、OB訪問で社員の方々に密にお話しを伺った経験から、上昇志向の高さやコミュニケーション能力の高さは他社SIerと比べてもNRIが随一であると感じた。自身も、ファーストキャリアとして身をおく環境としては、待遇面ではもちろんのこと、自ら主体的に能力を身につけられる環境が最も好ましいと考えていたため、NRIが最も自分の適性にあっていることを主張した。また、そのほかの理由としては、上記に述べたことの繰り返しになってしまうが、「ビジネスIT」への取り組みが他社SIerよりも進んでいると感じたことも述べた。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定を頂いた後も、他社で気になるところがあれば自由に受けさせてくれた。6月に電話で最終的な意思確認を示す前までは特に拘束もない模様。

内定に必要なことは何だと思うか

NRIへの熱意をアピールする材料を作るため、OB訪問や説明会への参加をお勧めする。各ステップの面接の中で、NRIの主要顧客や、実際に手がけているシステムの固有名詞の名前、NRIが抱えている課題などを問われることもあるため、生の話を社員の方々から聞く機会があると良いと思う。また、OB訪問は評価シートにきちんとカウントされているとも伺ったため、熱意をアピールする一つの手段として有効にワークすると考えられる。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

なぜSIer業界を志すのか、またなぜNRIを特に志望するのかをきちんと言語化できる学生が求められていると感じた。能力的に優秀な友人も、企業理解が十分に進んでいないまま面接に臨み、NRIのビジネスについて深く追求され落ちてしまった者もいたため、この会社の面接では企業研究が特に重視されると思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点

インターンシップへ参加することで選考ステップが大幅に省略されることから、夏・冬のインターンシップへの参加を強く推奨する。しかし、周りの友人の中にはインターンシップ選考で落選しても本選考で内々定をもらった学生もいたため、志望度合いが強いのであればめげずにチャレンジするといいと思う。

内定後、社員や人事からのフォロー

6月現在、特にフォローはない。内定者懇親会が5月に開催されたのみ。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 20代の成長環境
  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ

入社を迷った企業

日鉄ソリューションズ株式会社

迷った会社と比較して株式会社野村総合研究所に入社を決めた理由

他社SIerも併願はしていたが、社員の優秀さ・給与面の2点を重視しNRIへの入社を決めた。インターンシップで多くの社員の方々とお話しをしたが、変化の流れが早いIT業界で能力を身に着ける貪欲さや、コミュニケーション能力の高さは他社SIerと比べても一歩抜きん出ていると感じた。内々定者の中には、他社SIerや外資のITコンサルと併願している人が多かったが、いずれにしても上記の2点を理由にNRIへの入社を決めている学生が多い印象を受けた。

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野村総合研究所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社野村総合研究所
フリガナ ノムラソウゴウケンキュウショ
設立日 1965年4月
資本金 186億円
従業員数 6,130人
※NRIグループ12,708人/2018年3月31日現在
売上高 4245億円
※連結/2017年3月期
決算月 3月
代表者 此本 臣吾
本社所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番2号
平均年齢 40.2歳
平均給与 1271万円
電話番号 03-5533-2111
URL https://www.nri.com/jp/
採用URL https://www.nri.com/jp/career
NOKIZAL ID: 1130223

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