22卒 インターンES
技術職
22卒 | 埼玉大学 | 女性
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Q.
インターンシップへの期待
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A.
大学とは異なる、企業での研究開発やものづくりの現場を実際に見られることを期待しています。大学では研究を行うことができても、規模に限界があったり、ものづくりまでを担うことができなかったりするのが現状です。したがって、研究だけにとどまらず、社会に送り出すことを目的とするものづくりの現場をぜひ体験させて頂きたいと考えています。社員の方々が、社会に必要とされるものづくりをする上で意識していること、重視している考え方を学び、大学での研究活動との違いを理解したいです。これにより、自分に不足している能力を知ることができるだけでなく、研究を行う際に新しい視点で物事を考えられるようになると考えています。 続きを読む
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Q.
研究概要
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A.
学士3年のため、現時点では研究は行なっていないため、卒業研究において研究したいと考えている内容について述べさせていただきます。私は、高分子化学研究室に所属しています。そこで、高分子化合物に新たな機能を持たせた機能材料の合成研究を行いたいと考えています。元となる高分子として糖鎖を用い、新しい官能基を導入することで、元の糖鎖には見られなかった機能を持つようになる可能性が考えられます。どの官能基をどの位置に導入するかを考えることが必要であると同時に、有機合成の手法を用いて、官能基を目的の位置に導入するための合成方法も考える必要があります。糖鎖は生命活動においても重要な役割を担う物質で、人間にとって身近な高分子であると言えます。体内で利用可能な機能材料を作り出せる可能性が高いと考えられ、医薬品としての利用も期待できます。よって、糖鎖を機能性物質として用いることができれば、人間の健康を改善するような効果が得られる可能性があると言う観点から、強い関心を持ちました。研究を行う中で、合成法を吟味し実験計画を立てること、実験を行い観察し、改善策を見出すこと、得た物質の解析を行い、機能性を評価することなど、基本的なことを早く身につけ、機能材料の合成研究に没頭したいです。 続きを読む