20卒 インターンES
シンクタンク
20卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
(1) 当社インターンシップに期待すること、(2)インターンシップで取り組んでみたいテーマをお書きください。
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A.
私は、貴社のインターンシップを通じて実際の業務を経験し、貴社の業務が自分の将来やりたい仕事なのかを確認する機会にしたいと考えています。 私は個別指導の塾で講師をしており、日々生徒の大学合格までの道筋を考えています。生徒の現状を把握し、進捗状況に応じて臨機応変にやるべきことの優先順位を決めています。成果として生徒を第一志望に導くという一連の流れに私はやりがいを感じました。この経験から顧客の抱える問題の本質を見抜き、解決策を考えるコンサルティング業務と共通するものを感じ、コンサルティング業界で働きたいと考えています。しかし、現時点で実際のコンサルティング業務を経験することは数少ないため、貴社のインターンシップで実際のコンサルティング業務とはどのようなものなのかを経験し、自分のやりたい事と一致しているかを確認したいと考えています。 私が取り組んでみたい業務は、環境・エネルギー事業本部における業務です。近年、地球環境改善の観点から再生可能エネルギーを用いて発電を行うことが増えてきています。しかし、不安定な再生可能エネルギーだけでは電力の安定した供給は難しいという問題があります。このようなエネルギー問題は資源の枯渇やCO2排出量削減の観点から、将来必ず解決しなければいけない問題であると私は考えています。そのため貴社が現在のエネルギー問題に対してどのようなアプローチをしているのか関心があります。 続きを読む
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Q.
ご自身の専門分野や研究内容についてわかりやすくお書きください。
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A.
私は現在、電気自動車用の半導体電力変換器の研究をしています。電気自動車はリチウムイオン電池等の蓄電池を電源とし、交流電動機を駆動することで動力を得ます。近年、地球環境改善の観点から電気自動車に対する期待が高まっています。しかし、充電スタンドの数が少ない、航続距離がガソリン車と比べて短いといった問題があります。私の研究目的は、電気自動車普及のため航続距離を伸ばすことです。具体的なアプローチとして、高圧大容量化と素子の小型軽量化があります。高圧大容量化による電力量の増大と、素子の小型軽量化による車体重量の軽減によって、航続距離の増大を目指しています。 高圧大容量化に対しては、双方向チョッパを用いて蓄電池電圧を昇圧しています。一般的に、双方向チョッパに使用するインダクタは大型高重量化してしまいます。しかし双方向チョッパは、電気自動車に搭載するためインダクタの小型軽量化が求められます。インダクタの小型軽量化の実現には、パワーデバイスのスイッチング周波数を上げる手法があります。しかし、電磁ノイズやスイッチング損失増加といった問題が生じてしまいます。そのため私は、スイッチング周波数を上げずにインダクタの小型軽量化を実現できる双方向チョッパを提案しました。その回路方式では従来の双方向チョッパと比較し、インダクタの重量体積を60分の1に低減できることを明らかにしました。 続きを読む
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Q.
自己PRや学生時代に力を入れて取り組んだこと・取り組んでいることについてお書きください。
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A.
私の強みは、一度決めたことは努力を惜しまずに最後までやりきることです。 私は大学入学時から個別指導塾で講師をしています。塾内会議で、生徒の退塾者数増加が問題として挙げられました。私は、退塾者の担当講師の多くが勤続年数半年未満の新人講師であることに着目しました。新人講師は独自の指導を行っており、担当講師によって指導格差が生じていることがわかりました。また、生徒を担当後すぐに辞めてしまう新人講師も多々いました。この状況が生徒や親からの信頼低下を招き、退塾者数増加に繋がっていると考えました。私は解決策として、指導法を講師全体で共有すること、講師皆に生徒の大学合格には自分が深く関わっているという当事者意識を持たせることが必要であると考えました。そこで私は勤続年数の長い講師を集め各々の指導法を共有し、指導格差をなくすために指導法を統一しました。そして研修会で新人講師に指導法を伝えました。 また、講師に生徒ごとの年間指導計画書を作成してもらいました。生徒主体で考えなければいけないため、当事者意識の向上が図れました。 上記のようなアプローチをする事で、講師による指導格差をなくし、講師に当事者意識を持たせることができました。その結果、生徒や親からの信頼を得ることができ退塾者数の減少に貢献できました。 私はこの経験から問題の本質を見抜き、周りを巻き込んで解決に向けて行動する力を身に付けられました。 続きを読む