【脳を絞り出す苦しさ】【18卒】ワークスアプリケーションズの夏インターン体験記（総合職）No.736（早稲田大学/女性）（2017/12/14公開）

もともと大学2年生の頃に漠然とインターンシップを検索している時に、”行ってよかったインターンシップランキング”のようなもので上位に入っており、また報奨金がもらえるということに惹かれ、参加したいと思いました。

オフィスビル管理会社で働く人の業務を効率化するシステムの提案、年間1000人採用する会社の採用担当の業務を効率化するシステムの提案

1週目にやったこと

1日目はアイスブレイクを行い、近くの席の人たちと仲良くなったり、お世話になる社員さんとの交流が行われた。その後、これからのミッションに取り組むにあたってベースとなる考え方やステップを分解して学習する。2日目からはミッションで使うプログラミングソフトの基礎を徹底的に個人学習する。その後、いきなりミッション1に取り組むことになった。ミッションは大体5日間くらい続くが、その中間日くらいの日程にレビューといって担当の社員さんにアドバイスをもらえる時間は10分だけ与えられる。あとは、すべて個人ワーク。

2週目にやったこと

2週目はミッション1の成績発表、振り返りと反省、そしてそれに関するコメントを担当の社員さんからもらう。ミッションの合間には、様々なイベントが用意されていて、違う部署の社員さんのお話を聞く機会や、人事面談のようなものを受けられる。それらのイベント以外の時間はひたすらミッションと向き合う。

3週目にやったこと

3週目も2週目と同じように、ミッション2の成績発表、振り返りと反省、それに関するコメントを担当の社員さんからもらう。ミッションの合間には相変わらず様々なイベントがあるのであるが、ミッション3の合間だけは集中期間ということでイベントはない。そして、最終日に最終成績発表がある。

内定パス、さらなる報酬

社員さんからは常に、”なぜ”と問い続けろと言われたことが非常に印象的でした。普段から当たり前だと思っていることも、なぜそうなのか、と問うことで新たな発見があるということ気づかされました。

結局、思いつかないと全くミッションを進めることができず、また、社員さんにアドバイスをもらう機会はあるものの、ヒントは与えてくれないため、八方塞がりになることが多かったです。結局脳を雑巾のように絞らないと何も思いつかず、非常に辛かった期間があります。

印象に残っていることは、”ひたすら業務想定をしろ”と言われたことです。正直、業務というと大雑把に思いつくものしか考えられなかったのですが、業務にはフローがあり、その前後にも違う業務があり、誰がそれを行なっているかなど細かく分析しろと言われたことです。また想定という意味では、他人が気づかないようなことまで想定することを意識しろと言われたことが印象的でした。

プログラミングの技術は不必要だと思うが、ミッション中はどうしても己と時間との戦いになるため、タイムマネジメントスキルを鍛えておきたかったと思う。他は特に予備知識は全く不必要である。

インターンシップ中、社員さんとのパネルディスカッション、進路相談など、実際にこの会社で働いている人たちと話をしたり、実際の仕事の話や働き方についての話を聞く機会が多く設けられていたため会社のイメージがよりついた。また、自分は文系であるが、文系でもエンジニアとして活躍している人たちを多く見ることにより、自分が働くこともできるのではないかというイメージが膨らんだから。

ポジティブに当たり前を当たり前と捉えずに常に問いかける。この会社には会社の理念が大きく5つあり、それをインターン中も何度も耳にしたし、毎日の打刻画面にも書かれていた。最初はよくわからなかったが、インターンを通して、自分の性格や普段の行動にかなり当てはまるものが多いと感じた。そんな会社であれば、内定がでるのではないかと思った。

もともとはこの会社が何をやっている会社なのか、どういう仕事をしているのか、インターネット上の情報では理解しきれないことが非常に多かった。しかし、インターン中各所にちりばめられたイベントにより、仕事の内容が楽しそうであると感じたと同時に、社会貢献できる仕事であることがよりわかったから。

特にインターンシップに参加したというだけで有利な条件があたえられるわけではない。しかし、インターンシップを経験したことにより、この企業が求めているものが単なる能力や学歴ではないということがわかり、何を意識して本選考にのぞめばよいかよりクリアになった気がするから。

インターンシップ参加前は、純粋に外資コンサルティング会社を志望していた。もともとディベートをやっていて、問題解決が好きだったため、漠然と自分にもっともあっているのではないかと考えていたため。

あまり、外資コンサルティング会社に対する志望度は下がっていないが、文系理系問わないIT業界への興味がわいた。また、ベンチャー企業に対する不安感というものが取り除かれた気がした。今は、逆に何に自分が興味があるのかややわからなくなってきてしまった。