【未経験からのSEへの挑戦】【22卒】みずほリサーチ＆テクノロジーズの夏インターン体験記（文系/システムエンジニア）No.15370（慶應義塾大学/男性）（2021/8/6公開）

マイナビでメッセージが来ており、システムエンジニアという職業がどのようなものか、自分にもできるものなのかということを深く学びたいと考えたため、応募した。選考がESのみであったから気軽に応募することができた。

ITに関する知識が無くても大歓迎！とのことだったので、特に念入りに対策はしていない。ITに関する興味関心があることをアピールした。

ESのみの選考であったため、なぜSEか、なぜみずほかということを記載した。

銀行システム開発の上流工程の体感

前提条件を理解するためのワークを始めに行った。そこから問題点を洗い出し、解決策を検討した。実際のシステムの画面遷移図やレイアウトを作成して、それを基にプレゼンテーションを行った。

SEの業務体感
論理的思考力の会得

具体的な状況設定のもと、銀行システムの設計を行った。

1日目にやったこと

銀行システム開発とは（講義）
グループ内でのアイスブレイク
前提条件を理解するためのワーク
午後からグループワーク（実際のシステムの画面遷移図やレイアウトの作成）

2日目にやったこと

午前中は、前日に続きグループワーク（最終チェック、メンターの方からのフィードバック）
午後にプレゼン、フィードバック
メンターの社員の方との座談会（時間外）

SE

なし

グループワーク中には、一人の社員の方がずっと様子を見守ってくださっていた。また、「顧客がそのシステムを実際に使うことを考えて。機能を組み込みすぎて複雑怪奇になるくらいならシンプルな方がいい。」というフィードバックが印象的だった。

残業が一切禁止といわれ、また、連絡先も交換していなかったため、インターン時間外での作業ができなかった。ワーク自体の難易度の高さもあり、正直時間が足りなかったため、タイムマネジメントに特に苦労したように感じた。また、SEの業務は、ロジカルシンキングが苦手な自身にとって慣れないことであったため、その点でも苦労した。

一人の学生が主導権を握っていたが、グループ内の皆に気を配って進めてくださったため、仲良くワークを進めることができたと思う。ファシリテーターのあるべき姿を学べたように感じる。

SEの業務を体感できたことだと考える。インターンに参加する以前は、SEという職種は耳にしたことがあったものの、具体的な業務についてはイメージができていなかった。そのため、インターンへの参加を通じて、改めて自身への適性の有無を判断することができたため、非常によい機会だったと感じる。

基本的なロジカルシンキングの手法を会得しておけば、グループワークでかなり貢献できたのではないかと感じた。

グループワークのテーマ自体が、実際の案件を基にしたかなり実践的かつ専門性の高いものであったため、SEとして働く自身のイメージを掴むことができたように感じた。
また、社員の方々の雰囲気を見て、企業の社風を体感することができた。
以上より、この企業でSEとして働いている自身のイメージを明確なものにできたと感じている。

採用者数も理系の方（特に院生）が多く、また、業務の専門性の高さから求められる素養も高いと感じたため。文系歓迎とあるが、実際は、業務の専門性の高さゆえに、文系出身ならば、入社後にかなり多くの勉強量が求められるように感じられた。その点でも自身は求められる人材像に適合しないと考えたため。

SEの業務について、自身が、企業の求める人物像に合致しないことに加えて、SEの業務自体を面白いと感じなかったため。前者については上述の通りである。後者について、システムをただただ構築するのみで、それに自身はやりがいを感じることができないように思われた。

インターンシップ参加者限定の座談会やイベントが、数回程度開催されていた。明確に優遇があるといわれるわけではないが、それらのイベントにしっかりと参加すれば、本選考においてもプラスに働くのではないか。

業界は特に絞っておらず、日系大手企業のインターンシップに見境なくエントリーしていた。そのなかで、この企業のSEのインターンシップに参加したことで、自分にSEは向いていないと理解することができたため、このインターンシップの後は、SEを受けないようになった。（SE以外の職種があるIT企業は受けていました）

SEは文系・未経験でもなることのできる職種であると企業側から説明があり、実際に自分もそう考えていた。しかし、SEを扱ったこのインターンシップへの参加を通じて、とことん論理的思考力が追求されることから自身に適性が無いと考えたことに加え、自身はSEの仕事にやりがいを感じないと思ったため、インターン後はSEを希望しないようになった。