- Q. 志望動機
- A.
デロイトトーマツコンサルティング合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒デロイトトーマツコンサルティング合同会社のレポート
公開日:2019年4月9日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 経営コンサルタント職
投稿者
- 大学
-
- 慶應義塾大学大学院
- インターン
- 内定先
-
- マクロミル
- アビームコンサルティング
- アクセンチュア
- アイスタイル
- デロイトトーマツコンサルティング合同会社
- ピー・アンド・イー・ディレクションズ
- 入社予定
-
- ピー・アンド・イー・ディレクションズ
選考フロー
企業研究
コンサルティング業界は様々な企業がありますが、会社によってどの業界や領域に力を入れているか、知見を持っているのかが異なるため、それを知るために研究室の先輩やその方に紹介してもらった社員の方にあってコンサルティング領域を知りました。また、社風や働き方についても実際に社員の方に聞くことでイメージを作ることができました。デロイトトーマツコンサルティングは選考フローが長いためワンキャリアや外資就活ドットコム、みん就などをもちいてどのような選考が行われているのか、選考結果連絡が来ているのかということは頻繁にチェックしていました。選考の途中でケース面接がなされるのですが、市販のケース面接対策の本を買ってケースの練習も行いました。
志望動機
私は、現在の自分の強みと将来像を考えて、コンサルタントがファーストキャリアとして最適であると考えました。私の強みは批判的思考と当事者意識を持つことです。これは、13年間の吹奏楽の活動で養われました。特に高校では、担当する楽器のリーダーとして、どうしたら部に貢献できるかということを考えて行動してきました。リーダーが考えていないことを補おうと全体を俯瞰し問題を探すことで、視野が広がったと感じています。この強みは、コンサルタントとして働く際にも生かすことができると考えています。コンサルティング業界の中でも御社は幅広いネットワークを活用し、多様なプロジェクトに取り組んでいることから活躍の幅を広げることができると思い、御社を志望しています。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年12月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年01月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
あなたが考えるコンサルタントのイメージはどのようなものですか。また、コンサルタントに必要なものはどのようなものだと考えますか。(400字程度)/あなたが最終的に入社する企業を選択する場合、最も重要視することはどのようなことですか。その理由も含めて説明してください。(400字程度)
ES対策で行ったこと
ワンキャリアや外資就活ドットコムなどの就活サイト上にある過去のESデータを参考にしました。執筆には早めに着手し何度か見直しました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年01月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
先輩からもらった参考書を何度か解きなおしました。
WEBテストの内容・科目
TG-WEB(言語、非言語、英語)
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年01月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 若手
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最初の面接であったので、きちんと受け答えができるか、きちんと頭を使って物事を考えることができるかといった基本的なことが重視されていたと思います。
面接の雰囲気
面接官は2人いらっしゃいましたが、圧迫のような感じはなく和やかな雰囲気のもと、面接が進んでいきました。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたことは何ですか
私が学生時代に最も力を入れたことは、所属する吹奏楽サークルにおいて練習の質を改善し演奏技術を向上させたことです。私のパートは練習の出席率が低く温度差が顕著であることが問題でした。私はその状況を改善したいと思い3年次にパートリーダーに立候補し、8人のメンバーをまとめていました。まず、練習メニューを1から考え直しました。このときに工夫したことは、2点あります。一つ目は、毎回の練習における目的を設定しそれを共有したことです。それまでの練習は内容も目的も曖昧で、やりがいや成長実感が得られない環境であったため目的の明確化しました。二つ目は、メンバーの意見を吸い上げて練習メニューに積極的に反映させたことです。この取り組みによって新しい視点に気付くことができ、メンバーの練習への取り組みも積極的になりました。
コンサルタントになったらどんなことをしたいですか
私がコンサルタントになったらコンテンツ産業を盛り上げていきたいと考えています。私は教育ドメインに課題感を持っているのですが、教育において子どもに大きな影響を与える手段としてテレビなどのマスメディアの影響はとても大きいと考えています。先日、子どもたちの将来の夢ランキングなるものが発表されましたが、上位に「学者」がランクインしていました。これはいろいろな説がありますが、最近の仮面ライダーの主人公が学者であることも影響していると考えました。このように、子どもたちが普段接するメディアをより良いものにすることができれば教育に与えるインパクトも大きいと考えています。そのため、コンテンツ産業にかかわりたいと考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年01月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 中堅社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分なりの視点で与えられたケース課題について分解し、解決策までストーリー立てて説明することができた点。
面接の雰囲気
とても穏やかな方で学生と同じ目線に立って建設的な議論をしてくださりました。どんな考え方をしているのかを丁寧に観察しているような雰囲気でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
今回のケースにおける課題を教えてください
今回与えられた「今後取り組みが始まる日本版大学スポーツ連合における課題を抽出せよ」ですが、私が考える課題は組織のマネタイズについてです。具体的には、試合による収益がどのように分配されるのか、といった点が課題であると考えています。試合を行った際の収益は、基本的には主に試合を行ったチームや連盟に分配されることが考えられますが、どのような比率で行うかによってはかなり議論の余地が残されていると考えられます。連盟が一定割合で収益を得るのは良いとして、片方のチームがもう一方のチームよりも圧倒的な人気がある際には収益を両チームに公平に分配することは正しいのか、それとも人気に応じて比率を変えるべきかが課題です。
これまでの説明会・面接の雰囲気はどうであったか
これまでデロイトトーマツコンサルティングの説明会や面接に参加してきて感じたことは、礼儀正しく真摯に対応してくださる方が多かったことです。一次面接では二人の社員の方に面接をしていただいたのですが、圧迫のような雰囲気は一切なく、こちらの話をきちんと聞いていただき質問も学生に合わせて柔軟に行ってくださっている感じが伝わってきました。なぜコンサルタントになりたいのか、コンサルタントになってからどんなことをやってみたいかという質問に対して、私の浅学さもありつたない応答になってしまいましたが、否定することなく「そういう考え方もあるよね」といった反応をしてくださいました。また、逆質問対しても定年に答えていただけたのでとても話しやすかったと思います。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2018年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 年次がかなり上の方
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の考えていることをわかりやすく簡潔に整理し、言語化して伝えることができた点が評価されたのではないかと感じています。
面接の雰囲気
最初は顔が固く厳しい印象を持っていましたが、面接で会話を重ねていく中で空気や雰囲気がやらわいでいきました。
3次面接で聞かれた質問と回答
企業選びの軸は何か教えてください。
企業選びの軸は3つあります。一つ目は、若い頃から成長機会があることです。今後、IoTや機械学習といったテクノロジーの発展により社会が急速に変化すると考えられます。それに伴って様々なビジネスチャンスが生まれると思いますが、いち早く課題解決に動き出すためにはスピード感を持って成長する必要があると考えました。二つ目は、幅広い業界に関われる環境であることです。幅広い業界を見ることで社会のボトルネックがどこにあるのかを見極めたいと考えています。三つ目は、高い視座を持って働ける環境であることです。私は将来、経営に携わりたいと考えています。その際に必要とされるビジネス感覚を養うために、高い視点を持った経営陣と対等に仕事ができる環境が望ましいと考えました。
あなたの強みを教えてください
まず、私の強みは俯瞰的視点からの分析力と行動力を持っていることです。これは、13年間続けてきましたの吹奏楽の活動で何度かサブリーダーを務めたことで養われました。特に高校では、担当する楽器のリーダーとして、どうしたら部に貢献できるかということを考えて行動してきました。リーダーが考えていないことを補おうと全体を俯瞰し問題を探すことで、視野が広がり分析力が養われたと感じています。行動力については、私は人がなかなかやりたがらないことでも進んで行うことができます。例えば、大学の吹奏楽サークルの演奏会のビラ配りやポスター貼りを率先して行いました。また、高校時代には朝一番で登校し、学校の清掃を一人で行っていました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- プリンシパル
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
圧迫感のある雰囲気であったが、臆することなく自分の考えていることを論理立てて説明することができた点。
面接の雰囲気
非常に厳格な方で緊張感がありました。こちらの論理に疑問があれば素早く突いてくるといった感じでひじょうにやりづらかったです。
最終面接で聞かれた質問と回答
あなたの考えるコンサルタントとは何か
私が考えるコンサルタントのイメージは企業のお医者さんです。コンサルタントは、経営者や役員などのクライアントに対して第三者の視点から企業が抱える問題を発見し解決策を提案することが求められる職業であると考えています。私はコンサルタントに必要なものは、論理的思考力・対話力・人間性であると考えています。仕事の概要としては、まず現状を分析した上で問題を特定し解決策検討し提案するという流れであると考えられます。どのコンサルタントにも求められることは、問題発見能力と人当たりの良さや信頼できる人物であるかといったことであると思います。まず、現状分析をして問題を発見する際は、論理的思考力と対話力が必要とされるでしょう。モレなくダブりなく事象を分解し、対話することで真の問題を発見することができるからです。また、コンサルタントは人と人の信頼関係で成り立つ商売なので、誠実さや問題に取り組む姿勢といった人間性も重視されると考えます。
経営には興味があるか
経営に興味を持っています。私は大学の研究室において数理経済学を専攻していますが、もともと企業や消費者の活動を合理性によって定義することで経済活動が数詞委で表現できることに興味を持ったため現在の研究室を選択しました。また、経営に関する本なども普段から読んでおり、最近読んだものでいうと、プロクターアンドギャンブル出身でUSJのチーフマーケティングオフィサーを務めた森岡毅さんの「USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったか」を読み、マーケティングのエッセンスを学びました。彼が実際に体験したことから描かれるマーケティング論にはとてもリアリティがあり、読んでいて楽しいので、彼が出している別の本も読んでみようと考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
すぐにやめるようには明確には言われないが、内定が出た後はあまりほかの会社を受けることは推奨されなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
基本的に内定を取るのは難しくありません。特別なことをアピールしようとせず、自分のやってきたことをきちんと自分の言葉でわかりやすく伝えられれば大丈夫です。ただ、選考フローが長く時間が取られてしまうので早め(B3,M1の12月頃)に受けることをお勧めします。また、最終面接で落ちることもざらにあるので、圧迫面接に屈することなくコンサルタントになる覚悟と経営への興味をきちんと言語化して臨むことが不可欠です。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
コンサルティング業界、そしてデロイトトーマツコンサルティングへの志望動機がきちんと作れているかに大きく依存してくると思われます。選考フローの後半になるにつれて志望動機を問われる機会が増えていったことからも説明できると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
デロイトトーマツコンサルティングはほかのコンサルティングファームとは違い選考フローが長く、また、最終面接でもどんどん落としてくるため最後まで気を抜かずに選考に臨みましょう。最終面接ではコンサルタントになるための覚悟が問われるのできちんと言語化しておきましょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
TOEICにおいて900点を目指すこと、日商簿記試験で2級を取得することが課されました。
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デロイトトーマツコンサルティング合同会社の 会社情報
会社名 | デロイトトーマツコンサルティング合同会社 |
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フリガナ | デロイトトーマツコンサルティング |
設立日 | 1993年4月 |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 2,675人 |
代表者 | 佐瀬真人 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号丸の内二重橋ビルディング |
電話番号 | 03-5220-8600 |
URL | https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/dtc/dtc.html |
採用URL | https://www.dtcrecruit.tohmatsu.co.jp/ |