22卒 本選考ES
ITCS
22卒 | 大阪大学大学院 | 男性
-
Q.
あなたのこれまでの人生の中で、最大のチャレンジについて教えてください。(文字数自由)
-
A.
私のこれまでの人生における最大のチャレンジはスピーチコンテストへの参加です。高校時代に私はクラス単位のスピーチ発表会で高い評価を受けたことから、スピーチコンテストへの参加を自身で決意しました。誰一人知人もいない中選考を重ね、さらに通過が厳しくなる次の選考に備えて他人の興味を引くような言葉や表現方法を先生方や参考書から学び続けました。そして遂には最終選考を含めた4回の選考を突破し、大勢の人々の前で発表することの出来る決勝の舞台に上る貴重な経験を積みました。しかしそのコンテストでは入賞止まりとなり、目標であった優勝は叶いませんでした。その結果が非常に悔しく、なぜ評価されなかったのか知りたかった私は、先生の意見を伺い原因を分析した結果、聞き手の立場を考えることを疎かにしていたことを理解しました。以降はこの課題の解決のため、どんな発表機会においても、自身の発表の前には予行演習を行い、周囲の方々に事前に意見を貰うことで聞き手の考え方の理解に努めています。この取り組みにより、大学での学会発表参加の際には教授から解りやすく面白い発表だったと直接評価をいただき、プレゼン能力における大きな成長を感じました。以上の経験から、挑戦し成長に貪欲になることは自分自身の財産となる能力を生み出すための大切な要因であることを学びました。 続きを読む
-
Q.
ITソリューションコンサルタントとして解決したい課題と、その解決方法について、できるだけ詳しく教えてください。(文字数自由)
-
A.
私はITソリューションコンサルタントとして、生産緑地問題による頻繁な不動産取引が原因で生じることが予測される、不動産取引における作業ミスの発生を解決したいと考えています。その理由は、実際に祖父が兵庫県で所有する農地にて生産緑地問題に直面する危機を迎えており、そこから生産緑地問題で困惑している対象は祖父だけでなく、多数存在することを知り、その人達の手助けをしたいと考えたからです。祖父のような土地所有者にとってのこの問題における1番のボトルネックは生産緑地の指定が解除されると固定資産税の減免もなくなることから、土地を所有し続けることの負担が大きくなることです。このボトルネックにより、祖父自身も土地を手放すことを考えており、不動産屋に依頼する予定なのですが、もちろん家族全員土地の取引などの経験もなく漫然とした不安を抱えています。この不安の原因は不動産業界の透明度の低さにあります。生産緑地問題によって大量の空き農地が不動産市場に放出され、市場の流動性が高まり不動産情報が溢れかえる可能性が示唆されています。祖父は、この混乱の際の不動産屋の作業ミスにより売買する土地が杜撰な管理をされることで顧客側が損をすることを恐れているのです。この問題の解決方法として求められるのは、嘘偽りのない透明度の高い不動産管理システムです。そこで、私はブロックチェーン技術を用いた分散的なシステムを不動産業界の不動産情報管理システムに導入することを提案します。現在、データのやり取りに中央集権的サーバーが存在することにセキュリティの観点から懐疑的な見解が存在し、それを解消する1つの手段として近年ブロックチェーン技術が浸透しています。私はこの技術を不動産ビジネスと結びつける「不動産×ブロックチェーン技術」がこの問題を解決する糸口になると考えました。これにより目的である不動産情報についての企業・顧客間の情報の非対称性の解消だけでなく、企業・顧客共に土地の売買や賃貸をスムーズに行うことの出来るスマートコントラクトの実現をも可能にすると考えています。 続きを読む