【22卒】オービックの冬インターン体験記（理系/総合職）No.14557（東京工業大学/男性）（2021/5/18公開）

メンバー全員積極的に発言していたと思う。ただ、アイデアベースに話が展開してしまい収集がつかなくなった。全員の目線を合わせ続けるのは難しいと感じた。

会社の雰囲気を学ぶことができた。中途採用しないのがオービックの特筆するべき点であり、会社の雰囲気にもそれが現れていた。仲が良さそうな雰囲気はもちろんのこと、40~50代の方と上手く付き合えるかは出世や待遇に少なからず影響するのだろうと感じた。

事前に配布されていた資料を元に類似する企業の取り組みを頭に入れておけば説得力のある提案ができたかも知れない。

人材の流動性が無い会社に合わないと感じたため。オービックが高い営業利益率を生み出している理由は、勤続年数の長い社員によってライバル企業に取られにくい中小企業を手厚くサポートするビジネスモデルにある。よって、自分の価値はどれだけ長く同じお客様と関係を築けるかということになる。私はそれよりも、成長した自分に合わせて会社やクライアントを変えたいと考えた。

理由は２つある。
１つ目は、自分の進みたい方向性とオービックの業務内容が一致していないため。嘘をついて面接に臨んだとしても、面接官は違和感に気づくはずなので、内定は出ないと考える。
２つ目は、お客様付きの営業に適性を感じないため。営業は会話力が必要になるが、自分は文系と戦えるだけのコミュニケーション脳力を発揮できないと考える。

人事の方と自分の雰囲気が合わないと感じたため。前述したとおり、中途採用がない分、社内の人間関係は大切で特に40~50代の方と上手く付き合えることは出世や待遇に響いてくると感じた。私は、常に可愛く振る舞えないためこの会社では厳しいと判断した。

イベントに参加すればするほど、社員に顔を覚えられて本選考に有利に働くと考えるため。実際、インターンの参加者の中にも既に社員と交流のある学生がいたので、私の仮説は正しいと考えている。

インターン参加者限定の「インターンシップ同窓会」があった。それ以降にも限定イベントがあり早期選考に乗る学生も出てくると考えられる。

注力する業界はIT、選考の練習としてコンサルを受けることにしていた。ITはSIerやベンダー、Web,アプリサービス系に大別される。私は、消費者を一時的に豊かな感情にするのではなく企業の成長によって持続的に人々の幸せを作り出したいと考えていたので、BtoBであるSIerとベンダーにターゲットを絞っていた。他のSIerはNRI,アクセンチュア,日本TCSを受けようと考えていた。

インターン参加前に企業研究をしていたので、イメージの変化はあまりなかった。インターンに参加したことで、自分に合っている社風はウェットよりもドライであることが明確になった。その文脈において外資系IT企業の志望度が上がった。ただ、職務内容は面白いのでIT業界の志望度は高く、コンサルは練習というスタンスは変わらなかった。