- Q. 志望動機
- A.
味の素株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒味の素株式会社のレポート
公開日:2020年7月17日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- セールス&マーケティング
投稿者
- 大学
-
- 京都大学
- インターン
-
- パナソニックホールディングス
- アビームコンサルティング
- オリエンタルランド
- LINE
- キリンホールディングス
- サイバーエージェント
- 日立製作所
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- 味の素
- アサヒビール
- NTTドコモ
- 内定先
-
- LINE
- キリンホールディングス
- 味の素
- アサヒビール
- NTTドコモ
- 入社予定
選考フロー
企業研究
企業研究においては、主にインターンシップのためのES課題の際に、本格的に行った。ESの課題のテーマは、会社のマーケティング課題についてであった。その中で、最も有効だったのは、ネットで調べるのだけでなく、実際にコンビニやスーパーを訪れて、一消費者として会社の商品がどのような売られ方をしていて、どういった人がそこで購入しているのかを実際に見たことだ。これにより、実際に面接等で深ぼられても、思ったことをありのまま話すことができた。
本選考の際の企業研究に関しては、やはり社員の方々のお話が聞けたことが最も有効であった。サイトで最も参考にしたのは、openworkという社員の口コミサイトで実際の声を見ることができた。
志望動機
私は、飲料食品業界と広く、人々を幸せにできる身近な商品に関わりたいと考えていた。そして、その中でも美味しさを求める人、健康を求める人、簡便性を求める人など様々なニーズを抱える業界である。しかし、味の素はそのような中でも多くの人に愛される商品を作り続けてきた。アミノサイエンス事業を始めとした素晴らしい研究開発力とそれを市場のニーズに落とし込むマーケティング力の結果であると考える。また、美味しさやイメージといった情緒的な価値だけでなく、アミノ酸事業を軸とした健康や簡便性という機能的な価値の面からも社会に価値を提供できる点で、他社よりも本質的な意味で社会課題の解決に繋げられると考えたため、志望した。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたが学生時代に最も⼒を入れて取り組んだテーマを記述してください。
上記テーマの中で、直面した問題や課題があれば具体的に内容を記述してください。
その問題を解決するために、あなた自身が取り組んだことを具体的に記述してください。
あなたが周囲の人を巻き込みながら取り組んだ活動は何ですか?
上記テーマにおいて直面した挫折経験はありますか?
その挫折経験をどのように乗り越えましたか?
2021年「味の素(株)」は社名を変更することになるとしたら、あなたはどんな社名を付けますか?
あなたが味の素(株)に入社して実現したいことは何ですか?
ES対策で行ったこと
特に、一般的な対策と変わらず論理が一貫しているかを意識して行った。強いて言えば、企業名を変えるならというお題のために、IR資料等を深く読み込んだ。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部(年次不明)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
評価されたと感じた点は、テンポよく話すことができたことであると思う。あまり堅い言葉を使わずに、リラックスして話したことで、人間味も出てよかったのではないかと思う。
面接の雰囲気
面接官の第1印象は、とても温厚な方であった。また、始める前にも緊張をしているかを聞かれたり、すぐに面接を始めるのではなく、アイスブレイクを挟んでくれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
大学時代に最も力を入れたことを教えてください。
そのような経験は、ゼミ長としての活動だ。というのも、私のゼミではゼミ生の熱量に差があった。議論中に話す人は半分程度で、複数回話すのは毎回同じ3人であった。私はゼミ生全員に学びを得て欲しかったため、次の2つを行った。
1.発言しづらかった環境の改善
2.熱量を上げるための環境整備
1に関しては、まず各ゼミ生にゼミの不満を聞いた。その結果、忙しい人はゼミ前の共有知識が足りず、下級生は上級生に対して発言する自信がないために、議論中に発言しづらいことが分かった。そこで、ゼミの制度を変更し、忙しい人も自信がない下級生も発言しやすい環境にした。
2に関しては、1人1人にゼミの具体的な目標を決めてもらった。また、ゼミ長のやる気が周囲に伝わると考え、私自身が人一倍ゼミに熱量を向けた。
これらにより、後期のゼミでは毎回全員が最低1回は発言するようになり、複数回話す人も10人程度に増えた。
自分の特徴を5個上げてください。(強み、弱み問わず)
「真面目」、「ストイック」、「心配性」、「協調性」、「論理的」の5点が自分の特徴だ。1つずつ説明していくと、まじめに関してはどんなことにも責任を持って取り組めるし面倒くさがらずにやるべきことをやり切れます。ストイックに関しては、まじめにも似ているが、人よりも努力ができる人間だと考えています。心配性に関しては、どんなことにも心配して悲観的になってしまう点です。慎重という点では強みともとらえられるが、個人的にはもっと前向きに生きていたいため弱みだと考えています。協調性に関しては、リーダーとして少数派の人をないがしろにせずに、物事を進めていけます。最後に論理的に関しては、ビジネス的な観点で論理の飛躍なくデータから施策までを一貫して組み立てることができます。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部の部長クラス
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
やはり熱意が大事だと考える。最終面接ということもあり、熱意はかなり見られているように感じた。ただし、熱意を押し出すのではなく、論理的に自分がこの会社に入りたいと伝えれられた点が評価されたのではないかと考える。
面接の雰囲気
部屋も一般的な会議室よりは格式が上がり、緊張感があった。ただ面接官の雰囲気は終始温厚で最終面接の割には緊張せずに行えた。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ他社ではなく、この会社なのか
自分の就活の軸としては、人々に身近な商品に関わっていたいということです。その中でも、機械や消費財などより比較的技術取り分にならない、飲料食品業界を志望しています。そして、その業界の中でも、味の素が最も仕事を通して、社会に貢献できると考えたからです。というのも、飲料や食品は一般的には美味しければ売り上げは上がるし、どの企業も美味しさとブランドイメージに注力しがちです。しかし、社会貢献という点で考えると、将来的に高齢化も進むし、食という分野は、人々の健康寿命にも大きな影響を与えると考えます。そのため、美味しさという価値だけでなく、アミノ酸を軸として健康という軸でも消費者に価値を提供できるという点で他の会社よりも魅力的だと考えております。
大学生以前はどんな人間だったか。
小学生の頃は、何も考えないわんぱくな人間でした。ただどんなことにも負けず嫌いで、今にもその特徴は残っていると考えます。そして、中学生は逆にプライドが高い人間でした。というのも、中学生になり部活や勉強で他者との順位付けが良く行われる機会が多くなりました。その中で私はとても負けず嫌いで、本当に人に負けるのが嫌で、人に弱みを見せられないプライドの高い人間だったと思います。高校になり、人と協力できる人間になったと思います。高校になり、自分と勉強や部活のレベルが同じ人間が増え、他者を尊敬できるようになったのだと思います。それに伴い、自分の弱みを見せながら、人から良い点を吸収し、逆に人より自分が優れていることは積極的に他人に還元できるようになりました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいた後も特に拘束はなかった。自分は、第一志望の企業であったため、特に延長等はしなかった。ただ就活を続ける人は続けれる環境ではあったと思う。
内定に必要なことは何だと思うか
味の素は、人間性もちゃんと見ているし、ちゃんと面接で見てくれる企業であると考える。そのため、志望動機等を論理的に準備するのはもちろん、その軸の根幹には企業理念に近い価値観等があったほうが評価されるように感じる。また、人間性に関する質問はやはり多いため、自己分析は徹底的に行うべきだと考える。行ったことをただ列挙するのではなく、なぜそれを行ったのか等の深掘りまでしっかり分析をしないと選考を通過していくのは難しいかもしれない。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
人間性。実際に働く人を見ても、良い人が多いと感じた。具体的には、自分がどうこうというより、人のために頑張れる人が多いように感じる。ただそれ以外にも、ある程度論理的に考える力を持っているかは必要になると感じる。
内定したからこそ分かる選考の注意点
特に他の会社と目立って注意する点はないと考える。ただ他の会社よりも企業や志望動機についての質問よりも、学生の人間性を見極める質問が多いように感じるため、自己分析は幼い頃のエピソードから今までをしっかり行ったほうが良いと考える。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後は、同期の懇親会がある程度で個人面談等は直近ではない。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
キリンホールディングス株式会社
迷った会社と比較して味の素株式会社に入社を決めた理由
今後健康需要が増してくるが、おそらく飲料や酒だと健康よりのブランドと美味しさよりのブランドは2分してしまう。健康需要に応えながらも、そうでない人にも愛される商品は、より必需要素が強く家庭で消費してもらえる食品分野のほうが、社会に貢献しながら人気ブランドを確立できる。あと、飲料はビール以外割とシーズを常に社会に還元してこそ、メーカーとして本当に価値を生み出してる感があると思う。技術力的にもアミノ酸を軸に医と食を架け橋に実行できている味の素のほうがいい。
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味の素の 会社情報
会社名 | 味の素株式会社 |
---|---|
フリガナ | アジノモト |
設立日 | 1925年12月 |
資本金 | 798億6300万円 |
従業員数 | 34,862人 |
売上高 | 1兆4392億3100万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 藤江太郎 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目15番1号 |
平均年齢 | 44.5歳 |
平均給与 | 1072万円 |
電話番号 | 03-5250-8111 |
URL | https://www.ajinomoto.co.jp/ |
採用URL | https://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/recruit/fresh/ |