16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について記入してください。
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A.
私は、所属ゼミにて、ネパールの法制度に関してグループ研究を行い、研究内容について、大学内の研究誌である『法律学研究』に論文を掲載し、JICA後援の法整備支援シンポジウムで発表することにチャレンジしました。所属ゼミでは、開発法学という、発展途上国の法制度を分析し、法の整備を支援することで、支援先の国の発展にいかに繋げるかを考察する学問を研究しており、『ネパール司法の信用回復のために』という題材で、調査を進めていました。 続きを読む
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Q.
取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。
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A.
研究の中で、グループの人員を決め、研究開始から論文完成とシンポジウムの発表まで、4ヵ月間という短期間の中で、いかに完成させるかが、課題でした。また、当初は、法整備支援というのは日本の法律をそのまま移植すればいいものと短絡的に考えていたのですが、インターネットや日本の書籍の情報だけでは、実際にネパールで法整備が遅れている理由がわからず、どのようなアプローチで調査を開始すればいいか、途方に暮れていました。 続きを読む
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Q.
困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて記入してください。
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A.
3年生次の夏に、ゼミとしてラオスに行くチャンスがあることを知り、実際の法整備支援の現場を経験することで、自分たちの研究のヒントとなる気付きを発見できるのではないかという思いから、ラオスで民法起草セミナーに参加することを決めました。ラオスでは、政府の法務省の役人や、現地で支援を行っているJICAの方々のお話を聞くことができ、途上国が法整備で遅れを取る背景には、宗教、文化・慣習、歴史など様々な要因が絡み合っていることがわかりました。そこで私は、途上国によって異なる法整備の歴史・背景を分析し、ネパールにおける問題の所在を仮説の形にして提案し、その仮説をもとに、グループのメンバーが仮説を検証するデータをそれぞれ集められるような仕組み作りを行いました。情報収集に関しては、ネパールに関する文献を読むことに加え、ネパールに駐在し支援を行っている方々に連絡を取ったり、ネパール関連の講演会に出席したりして、自分たちの手足を使ってなるべく生きた情報を収集するよう、グループに働きかけました。これらの努力により、期限内に論文と発表を完成させることができ、また、シンポジウムの発表では、フローチャートの形にして視覚化させることを提案し、スライドを作成した結果、高い評価を頂くことができました。 続きを読む
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Q.
その経験から何を学びましたか。それをどのように仕事に活かしていきたいですか。
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A.
私はこの経験から、実際に現地に行き、そこで起きていることを自分の目で確かめること、なるべく新しい情報を常に探求することの重要性を学んだとともに、自分たち本位ではなく、相手側の立場に立って物事を考える必要があるということを知りました。貴社の海外営業として、海外市場のマーケティング活動や、工場・本社・販売拠点など、社内外の関係者とのやり取りにおいて、これらの学びを活かし、活躍できると考えています。 続きを読む
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Q.
あなたが仕事を通じて、成し遂げたいことは何ですか。その根底にある想いや理由をあわせて記入してください。
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A.
私は、仕事を通じて、日本の産業を盛り上げ、結果的に、日本の技術力で、より良い社会を作り上げていきたいと考えています。私は小学生時代の3年半、米国に住んでいた経験があり、海外での滞在経験を通じて、私は自分が日本人であることを自覚すると同時に、米国においても、自動車を中心に、日本の製品が用いられ、高い評価を受けていることを知り、自分が日本人であることに誇りを感じるようになりました。しかし現在、新興国の台頭や、リーマンショックの影響で、ものづくりにおいて、日本の企業は苦しい状況にさらされています。いま一度、日本の産業を元気付け、日本の技術力で世界に貢献していくことが私の夢です。 続きを読む
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Q.
その実現に向けて、どのようにアプローチしますか。
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A.
海外営業として、日本のものづくりを世界に推進していきます。日本のメーカーの製品を世界中に展開していくことで、日本の産業の国際的な地位を高められると考えています。また、日本の基幹産業である自動車産業はもちろん、それに並ぶ新たな産業を生み出していく必要性があるとも思っております。グローバルでの成長が見込まれ、かつ、日本の素材・設計・加工技術の強みを活かした、社会貢献性の高い事業こそ、現在世の中で求められている事業だと考え、そのような事業を推し進めていきたいと感じています。 続きを読む
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Q.
実現の場としてHondaを志望する理由を記_してください。
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A.
私が貴社で自分の夢を実現できる思った理由は、貴社が自動車だけでなく、二輪車、汎用機、ロボット、航空機など、幅広い製品を手掛けられ、社会に貢献されているからです。私が小学生時代に住んでいたアメリカでは、貴社の自動車が人気を博していて、特に、オデッセイを父が購入した際、人気のあまり、手配されるのに長く時間を要したほどでした。また、ゼミの活動の一環で行ったベトナムの都市部では、交通渋滞の激しさから、貴社の二輪車が走行している姿を数多く見かけました。このように、自動車や二輪車といった輸送インフラが、人々の生活において非常に重宝されている現場を目の当たりにし、これらの経験から私は、先進国や発展途上国を問わず、グローバルレベルで生活に不可欠なモビリティを提供し、日本のHondaブランドを世界中に展開されている貴社の事業に魅力を感じております。今後、ホンダジェットを導入し、航空機産業にも新しく参入するなど、貴社は積極的に活動されており、そうした貴社の事業に携わることで、日本の産業全体を大きく盛り上げるとともに、より効率の良い移動を社会全体で実現していくことが、私の夢の実現に繋がると考え、志望致しました。 続きを読む
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Q.
これまでの記述に加えて、伝えたいことなどがあれば_由に記述・表現してください。
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A.
私は、全く英語が理解できない中で渡米しながらも、英語を克服し、異文化や現地の生活のハードシップに対しても、順応してきた経験を活かしたいと考え、学生生活では、海外でのボランティア活動や、日本国内の外国大使館でのインターンシップ、所属団体・ゼミでの海外調査など、積極的に外国の方々と活動することにチャレンジしました。特に、インターンシップは、クロアチア大使館直轄の組織であるクロアチア政府観光局で行いました。局長はクロアチア人で、インターン中は、全て英語で会話をしていましたが、当初は、HPの日本語のPR文章の作成など、簡単な業務しか任せてもらえませんでした。しかし、インターン中に、クロアチアについて自ら調べたことを英語のPower Pointのスライドにまとめ、局長に見せたところ、局長からより大きな信頼を得ることができ、その後は、外部との打ち合わせ用の資料を局長の代わりに作成し、実際の打ち合わせにも同席して、意見を求められるようになり、大変有意義なインターンシップとなりました。実際に、外国人と英語で仕事をすることを経験し、信頼関係を築き上げることによって、業務を円滑に遂行できたことは、自信に繋がり、海外のどんな拠点においても、この経験を活かしていきたいと考えています。 続きを読む