【未知の金属世界への一歩】【20卒】三井金属鉱業の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.8773（東北大学/男性）（2020/2/13公開）

素材メーカーに興味を抱いていて非鉄金属業界はまだ知らなかったので様々な情報を知りたいと思ったのがきっかけ。あとは社名に三井とついていて財閥系の会社だと分かったので安定した会社がいいと思っていた自分にぴったりだと思って参加を決意した。

事前に業界地図を読んで非鉄業界について学習した。あとは会社のHPを見てどのような製品を作っているかを把握した。

工場見学、三井金属の製品のPR

1日目にやったこと

まずは三井金属の会社紹介があり、その後三井金属が作る薄型銅箔の製造過程を見学する工場見学があった。工場の社員に質問する時間も設けられていた。工場見学が終了すると三井金属の製品をPRする施策をグループで話し合って考えた。最後に社員の前で発表してフィードバックを頂いた。

営業部の社員、人事部の社員

なし

営業の社員の方が仰っていたことで常に相手のことを考えて行動することが大事だと言っていた。自社だけでなく、お客様の市場の情報もきちんと把握して提案していくことが求められると言っていたのが印象的だった。

三井金属の製品をPRする方法を考えるグループワークが大変だった。製品の知識があまりない中でどのようにPRするのがいいかをグループで考えたが、なかなかまとまらずに時間が過ぎてしまった。時間内にグループ内での意見をまとめて完成させる大変さを実感した。

工場見学でものつくりの現場を見れたことはインターンシップに参加したからこそ学べたことだと思った。実際に働かれている社員の方に直接質問する機会があり、それは非常に有意義だった。日常使っているスマートフォンの一部にたくさん日本企業の部品が使われていることを知れてやりがいを感じることができると感じた。

三井金属が作っている製品がどのような製品に使われているかを事前に調べておけばグループワークがスムーズにできたのではないかと感じた。

あまり社風と自分自身の性格が合っていないように感じた。真面目でコツコツやる社員の方が多いという印象を抱いたので、自分自身の性格とは合わないように感じた。また、インターンシップは一日だけだったので社員が実際にどのように働いているかがわからなかった。

インターンシップに参加していた周りの学生のレベルがそこまで高くなく、素材メーカーの志望理由もしっかりしている人があまりいなかったので内定は取れると思った。また、インターンシップに参加したことで志望動機がしっかりと固まったので内定が獲得できると思った。

志望度が下がった理由は社風と自身の性格があまりマッチしていないと感じたから。あとは1日だけのインターンシップでは実際に社員が働いている様子があまりわからず、働いている姿が想像できなかった。その他にも配属場所が田舎が多いと知り、生活が困難になりそうだと感じた。

インターンシップ参加者は3月の選考解禁後に早期選考に招待された。そこから先は実力勝負であったが、早期選考で内定の枠が埋まる可能性もあるのでインターンシップ参加者は有利であるように感じた。

インターンシップ参加前は素材メーカーを志望しており、中でも化学系が第一志望であった。具体的には昭和電工やクラレ、JSR、日本ゼオンなどの中堅クラスの化学メーカーを志望していた。化学メーカーは関わる業界の範囲が広く、今後の可能性も高いと他社のインターンシップに参加したときに聞いたので魅力的に感じていた。

三井金属のインターンシップに参加したあとは改めて化学メーカーに興味を持つようになった。もちろん、非鉄金属業界も製品が様々な分野で使われているが、化学メーカーの方がより多くの業界で使われていると感じ、魅力を感じるようになった。また、業界全体として化学メーカーの方が今後の展望が明るく、挑戦する環境も整っているように感じた。