- Q. 志望動機
- A.
株式会社日本総合研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒株式会社日本総合研究所のレポート
公開日:2021年6月4日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- ITオープンコース
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- あり
選考時の新型コロナ感染症対策
最終選考以外はオンラインであった。
企業研究
インターンシップに参加した際に、日本総合研究所のパンフレットをいただいたため、その資料をしっかり読み込んでおいた。また、シンクタンク・内販100%という特徴があるため、その特徴を踏まえた上で、なぜそこに惹かれたかを論理的に組み立てておくべきだと感じた。みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社なども同じような感じかと思われるが、おそらく社員の方も違いをそこまで感じていないのか、そこを突っ込まれることはなかった。社員の方はとても穏やかだが、指摘が鋭いため、鋭い突っ込みを入れられても大丈夫なように論理だてて分かりやすく伝えることを意識して話す内容を準備しておくといいと感じた。特に、内容に関しては、他社の選考同様、自己分析と企業分析をしっかりしていれば大丈夫であるため、論理構築に力を入れた。
志望動機
「あったらいいもの」を「なくてはならないもの」にしたい。金融系SIerとして絶えず動き続け、障害を起こさない暮らしに根差した不可欠な存在を支えたい。マメかつ完璧主義な性格で、大学で所属した2つのサークルにおいてともに会計を務め責任感を果たすことにやりがいを感じたことに由来する。更に仲間の気付かない所を一早く見つけ、率先して支えてきたように、新たな付加価値を生めるビジネスに携わりたい。特に、貴社は三井住友グループの大規模な事業を創り上げており、その中期経営計画からも分かる通り、今後デジタル化による新たな付加価値創造を共に行っていけると感じている。その中で、自身が大学で学んだデータ解析などを用いてその新たな事業の種を見つけ、何事も意欲的にチャレンジして様々なジャンルの人と関係を構築し巻き込んできた私の性格も生かすことで、金融のスペシャリストでありながら、社内の人脈を広げリサーチ・コンサルとも連携した分野横断的なジェネラリストにもなれると感じた。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年02月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
ESの内容・テーマ
あなたがこれまでに最も達成感を感じた経験について、なぜ達成できたかの要因を含めて教えてください。(500文字以内)/ あなたが失敗から学んだことと、それを活かした経験について教えてください。(500文字以内)/ 日本総研のITソリューション部門を志望する理由を教えてください。(200文字以内)
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
ある程度の文字数を書けたため、情報を盛り込みながらも分かりやすく書くことを大事にした。
ES対策で行ったこと
過去の内定を勝ち取った先輩のエントリーシートから構成やエッセンスを抜き取り、自分なりの経験談、それに基づくやりたいこと・できることを盛り込んだ。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
特に何もしていない。ただ、素早く正確に、をとにかく意識していた。
WEBテストの内容・科目
玉手箱:言語、非言語(表推測)、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語(論理的読解) 52問/25分
非言語(表推測) 35問/35分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅社員(PMO)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン会議ツール「Zoom」にて入室
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
学生が用意した「伝えたいこと」だけにとどまらず、その背景にある感情や性格をも見られている気がした。咄嗟の質問もいったん落ち着いて丁寧に分かりやすく説明を意識した。
自身の穏やかな雰囲気から、ベンダーに強気に出られるかと突っ込まれたが、自分の過去のエピソードから根拠づけて安心材料を提示できたように感じる。
面接の雰囲気
とても穏やか。その分、会話のキャッチボールが重んじられているような気がした。一緒にいいところを探してもらえるような好印象の面接だった。
面接後のフィードバック
電話にてリクルーターから。粘り強さと周りが気付かない所を指摘できる所がよく伝わったと高評価をいただいた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に困難だった経験とそこから学んだことは何か。
高校時代の英語劇団体での経験です。異なる高校から集まった学年の異なる高校生9人で一年間『ハムレット』の世界を深め、五百人程のお客様の前で演じました。その表現創出を行うに当たって、各々の言語レベルの違いという壁にぶつかった。特に『ハムレット』は難解で台詞の真意を紐解くのは容易ではなく、話し合いは活発に意見が出ず困難を極めた。私はヘッドとして責任感のあまり毎回議論の前に自分の中の正解を見つけてから臨んでいた。そうすると、仲間に「もう答えが出て自分たちで議論する意味がない」と指摘された。そこで「独り善がり」であることに気付き、一緒に議論を深めていく姿勢を意識するようになった。「みんなよがり」の大切さを学び、以後自分も仲間も納得がいく活動を意識している。
ESには、先程のエピソードとは別に「独り善がり」になったエピソードが書いてあるが、反省してなかったのか。
そういうわけではなく、高校時代と大学時代で異なる「独り善がり」をしてしまったことが原因である。高校時代は先ほども述べたように、仲間を頼らず自分一人でまず正解を見つけようという意識で取り組んでしまい、仲間を取り残してしまった。その反省を受け、リーダーの役割でもなかった大学のサークル活動では仲間のサポートという面で広い視野を生かして「仲間の気付かない所を一早く見つけ、先回りして手伝う」ことを目指していた。しかし、それも人によっては「あとでやろうと思っていたのに、先にされてしまって自分の意欲がそがれた」といった印象を受けられてしまった。その点で、「一歩先を行く」取り組みも、相手の気持ちを尊重しなければ有難迷惑でしかないと気付き、その取り組みは続けながらも仲間に意識確認をするようにコミュニケーションを意識している。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2021年04月 中旬
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生5 面接官1
- 時間
- 50分
- 開始前のアイスブレイク
- あり
- プレゼン
- あり
- 当日の服装
- スーツ(私服も可とは言われたが学生は全員スーツだった)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン会議ツール「Zoom」にて入室
グループディスカッションの流れ
はじめに全員自己紹介(名前、学業、最近気になっていること)。個人ワーク5分で各自考える時間。グループワーク20分(チャット、画面共有は禁止)。意見の共有、定義づけから結論を出すまですべて含めて20分だけだった。発表数分。最後に逆質問があれば。
雰囲気
自己紹介を気さくにしていただき、雰囲気は穏やかだったが、ディスカッションが始まると時間が限られている中優秀な学生が多く少しピリピリした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
テーマ
「チームで成果を上げるのに必要なこと」
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
優秀な学生が多かっただけあってそれぞれが持論を展開していたが、時間を見ながらそれを抑えつつも意見を引き出してまとめていく力が評価されたように感じる。ただ論理だった自分の意見を長々と語るのはよくないと感じた。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- 数年目のSE
- 面談時間
- 30分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2021年04月 下旬
- 実施場所
- オンライン
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
二次面接(GD)の合否通知と同時に
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン会議ツール「Zoom」にて
面接の雰囲気
穏やか。リクルーターは年次も若く1対1でフランクな形。聞きたいことをなんでも聞いてほしいといった感じだった。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
はじめに他社の選考、志望度などを聞かれたため、直接的に影響はなくとも人柄は見られていると感じた。しかし、変に意識することなく、素直な自分らしさを伝えつつ、自分の知りたい内容をしっかり聞き出そうとした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年05月 中旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京本社
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部(幹部レベル)
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
受付を済ませ、階を指定されるので1人エレベーターで上がる。上がった階でリクルーターの方が待ってくださっており、そのまま会議室へ通される。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
答えている間に目が合う機会が多くあったので、真剣なまなざしと誠実な回答を意識した。ところどころ雑談のような質問もあったため、とにかく会話のキャッチボールを意識した。社員の方から論理性を感じたと伝えたため、自身も論理的であるように意識した。どんどん自分の伝えたい部分に食いついてもらえたため、手ごたえがあった。
面接の雰囲気
これまでの面接同様和やか。特に最終といって(最終とは言われていなかったが)厳かな雰囲気ではなかった。ただ、目線は鋭くみられている印象を受けた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
対面でわざわざ来た理由
【対面でわざわざ来た理由】人柄をより伝えやすいと感じたためです。ともに働く上で、一緒に働きたいと思ってもらえるかどうかというマッチングを双方感じやすいと思い、緊急事態宣言中ではありますが参りました。
【その人柄とはどのような性格か】自分はマメな性格です。物事を俯瞰してやるべきことを認識し、率先してサポートできます。細かい所にも気を配れるため、相手に寄り添った丁寧かつ誠実な姿勢をお伝えできればと感じております。実際に高校時代には英語劇の団体でリーダーを務めまして、その英語劇を創り上げる上での議論においてうまく話し合いの輪に入れていない仲間を一早く見つけ、意見を投げかけたり、議論の後に何か気になることがあったのかフォローしたりして信頼を築いてきた。
人を巻き込んだ経験とは何か
大学で所属したクイズ研究会で毎年開催していたクイズ大会を刷新した経験である。60人程のサークルで9個の係に分かれて、文化祭で1000人のお客様を集客し行っていたが、お客様を楽しませるための大会であるにも関わらず、半数以上のお客様が帰ってしまわれた現状があったからだ。そのために私はまず「お客様を楽しませるための大会である以上誰1人帰さない企画に変革しよう」と、全体会議の場で訴えかけた。しかし、皆は刷新に向けなかなか重い腰を上げなかった。そこで、日々の雑談の際に意見を投げかけ、企画係を中心に仲間の意見を吸い上げる役割に責務を感じた。さらにその詳細についてそれぞれの係が意欲的に乗り出せるよう個々の当事者意識を引き出すことに力を入れた。その結果、個々が「参加する楽しさ」に加え「観る楽しさ」を与えられる工夫のある企画の創出に前向きになり、当日は9割以上のお客様が最後まで居続けて下さった。この経験で、課題を発見し、その解決に向け仲間をマネジメントする力を発揮した中で、周囲を主体的に巻き込む上での各々の当事者意識と、それを引き出す環境づくりの大切さを学んだ。御社でもお客様に対して見つけた問題意識に対し、まず私が当事者意識を持ち、社内外多くの方が一丸となれるよう巻き込んでいくことで貢献したい。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年04月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
三井住友グループの安定性、人の好さ、休みたいときに休める所など
内定後の課題・研修・交流会等
6/1に内定者イベント。
内定者について
内定者の人数
120名程度。
内定者の所属大学
わからない。
内定者の属性
わからない。
内定後の企業のスタンス
入社を決めるのであれば、他の選考を辞退するよう伝えられた。他社の内定状況も聞かれ、あるようだったら断るように言われた。
内定に必要なことは何だと思うか
どうしてシンクタンク・金融系SIerなのか、その中でどうして内販100%の日本総研を選び何をしたいのかはしっかり練っておく必要はある。月並みではあるが、特にそう考えるに当たった原体験やきっかけとなるエピソードは伝えられるように準備しておくべきだと思う。主に聞かれる内容は他社と変わらないので準備あるのみだが、深掘り質問は他社よりも的確であるため、準備ではどうしようもない部分はあるが咄嗟の質問も論理的に返せるよう意識は必要だと感じる。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
社員の方々が論理的かつ聡明であることから分かるように、日頃から自分なりの考えを持ち、会話のキャッチボールをうまくできる人が求められているように感じた。特にグループディスカッションにおける振る舞い方も重視されているように感じた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
リクルーター面談もそのあと最終面談が控えているということは確約されていたようだが、その面談の振る舞い方の評価も伝わっているように感じた。カジュアルな雰囲気からも、一つ一つの面接で自分らしさを伝えて、あとはマッチングに任せた方がいいのかなとも思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内々定後すぐに意思確認面談を設けて下さり、励ましの言葉を頂いたほか、なんでも質問を受けて下さった。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 会社の規模
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
株式会社大和総研
迷った会社と比較して株式会社日本総合研究所に入社を決めた理由
内販100%(日本総研)と外販もある(大和総研)かで悩んだが、外販は外のお客様に無理を言われるストレスがありそうに感じ、内販で密なコミュニケーションおよびマネジメントスキルを付けたいと思い入社を決めた。年収・東京勤務・福利厚生がほとんど同じであるように感じたほか、大和総研の方が家賃補助が高いという部分で悩みはしたが、最終的にはインターンシップで感じた人の好さできめた。一緒に働こうとリクルーターの方が言ってくれたことが後押しとなった。
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日本総合研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社日本総合研究所 |
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フリガナ | ニホンソウゴウケンキュウショ |
設立日 | 2002年11月 |
資本金 | 100億円 |
従業員数 | 2,349人 |
売上高 | 2496億7800万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 谷崎勝教 |
本社所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目18番1号 |
電話番号 | 03-6833-0900 |
URL | https://www.jri.co.jp/ |