【未来を拓く挑戦】【21卒】川崎重工業の夏インターン体験記（文系/事務系総合職）No.9833（慶應義塾大学/男性）（2020/7/21公開）

早い段階でインターンを行っており、就活のスタートとしてどんなものか体験してみようと思って申し込んだ。また、海外と関わる仕事に興味を抱いていたため、重厚長大なものを世界規模で扱う川崎重工業き興味を持ち、少しでも知りたいと思って参加を決めた。

企業について自分なりに調べ、漠然とイメージだけでも掴んでおいた。そうすることで、事前のイメージと参加後のイメージを比較することで企業理解も深まると考えたから。具体的にはインターネットを使ってホームページなどを参考にした。

水素プロジェクトの裏側を追体験する

1日目にやったこと

企業について説明があり、どのような会社なのか、社会的責任はどんなものか、企業理念やビジョンについて説明される。続いて、水素プロジェクトについてボードゲームのような形でワークを行った。具体的には、学生は川崎重工業の営業マンとして、水素プロジェクトの受注に向けてお客様のニーズを汲み取り提案を行うというもの。人事が顧客役をしてくれる。

人事

なし

提案がお客様目線で練られていないと納得してもらえないということ。自分たちはとにかく自社の技術や優位性ばかりをアピールしていて、顧客のニーズに応えているかどうかをそこまで考えられていなかった。そこで、お客様目線を意識する重要さを教えて頂いたのが印象的だった。

1dayだったのでワークの時間が限られていた。グループの人数は６人ほどだったので、意見をまとめるのに少し苦労した。短時間で顧客役の人事を納得させる提案を行う必要があったので、情報収集や論理構成など、役割分担をしっかり行わないと満足な提案ができないと感じた。就活のスタートとしては、難しく感じた部分であった。

メーカーの事務系はどのような仕事をしているのかを学ぶことができた。メーカーというと理系のイメージがあり、文系はどのような仕事をするのかイメージがなかなかつかないが、実際に存在するプロジェクトを追体験することで、文系社員がどのような役割を担う必要があるのかイメージすることができた。

プレゼンの練習などを行っていれば、もう少しスムーズに提案できたと感じた。相手に納得してもらうために情報を整理したり、要点をまとめたりすることを日ごろから行う必要があったと感じた。

実際に存在する水素プロジェクトを追体験することで、具体的にどんな仕事をして、どんなやり取りをするのかなどを体験することができたから。特に、実際のお客様との交渉に近いものを疑似体験できたので、文系社員の営業スタイルがどのようなものなのか体で感じることができた。

インターンシップに参加した学生向けの選考が本選考前に用意されていると聞いたので、他の学生よりも優位であると感じたから。また、自分の興味のある分野でもあったので、この会社でなら自分のビジョンが実現できると考え、内定をもらえるのではないかと感じた。

想像していた通りグローバルに活躍できる点に魅力を感じたことと、実際の仕事を疑似体験したことに面白さを感じたから。規模の大きなプロジェクトにしっかりと関われる実感を得られたため、こんな仕事をしてみたいと心から感じ、非常に志望度が上がった。特に、文系社員も重要な存在だと感じられたので非常に楽しかった。

秋以降にインターンシップが用意されていたことと、インターンシップ参加者向けに早期選考が用意されていたから。他の学生よりも早く選考に参加できるので非常に優位であると考える。

メーカーに興味を抱いていた。海外に興味があり、グローバルに活躍できることを重要視していたので、メーカーに魅力を感じた。そしてメーカーのなかでも、大きなものを作り世の中にインパクトを残すようなことに関わりたかったので、重電、重工メーカーといったところに興味関心があった。その意味で、早い段階で川崎重工業のインターンシップに参加できたことは非常に有意義であり、自分のビジョンを確信させるのに役立った。

自分のやりたいことや目指す姿が重工メーカーで実現できると知ることができたので、志望業界に変化はなく、やはりメーカー、その中でも重電や重工をめざそうと確信した。そして、業界の中でも企業によりどのような違いがあるのか気になったので、その後の就職活動では企業分析に力を注ぐようにした。そして、自分なりに企業の差別化ができるように心がけ、よりミクロな情報に目を向けるようになった。