22卒 本選考ES
研究職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 女性
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Q.
あなたはこれまでどのようなことに最も力を入れて取り組みましたか?具体的な行動や工夫を踏まえて教えて下さい。またその経験で何を得ましたか?
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A.
これまで最も力を入れて取り組んだのは、大学院での医師との共同研究だ。本研究では、新たな医療用材料の開発と実用化を目指していた。使用者側の医師から改善点等を伺いながら研究を進めるという点で、日々の研究会議が一層重要であり、実験の次に多くの時間を費やした。具体的には、・医師から既存素材の問題点や、要望を直接伺う→・具体案を練り、教授に報告、方向性を議論→・実験を行い、毎週の会議で教授に結果と考察内容を報告→・医師や企業の方に報告、という過程を繰り返した。この過程で、相手の専門や立場に立った適切な伝え方を意識した。議論の方向性が逸れることも多々あったが、最終目標までの現在の立ち位置を俯瞰的に捉え、今何をすべきか明確にし、共同研究者と共有した。その結果、研究の主体である自分の意思も的確に伝えられるようになった。この経験を通して、相手の立場に立った多角的な視点と主体的に物事を進める力を身につけた。 続きを読む
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Q.
最も「あなたらしさ」がわかる自己PRを、実体験をもとにご自由にお書き下さい。(学業に限らず、趣味や特技、どんな事でも結構です。)
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A.
私は、新しい発想で目の前の課題を楽しく解決するのが得意だ。具体例の一点目は、学生団体にて始めた企画である。団体では、東日本大震災の被災地で運動を通した子ども支援を行なっていた。しかし現地での活動の中で、過疎化により若者と触れ合う機会が減り、子どもが自身の将来像を描きにくくなっているという問題に気付いた。そこで私は、キッザニアのような職業体験ゲームを新たに提案した。翌年実施した際、「将来はお医者さんになる」と生き生きと話してくれたとき、この新しいアイデアで課題解決に微力ながら貢献できたと感じた。2点目は、コロナによる自粛期間中での活動である。私は、研究室が閉鎖していた約2ヶ月間、自宅に持ち帰った試薬で100個を超えるサンプルを作製した。これらの物性は、台所用品など身の周りの物で作った器具で調べ、有意な結果が得られた。このように既成概念に囚われず新しい発想を生み出すことが得意である。 続きを読む
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Q.
あなたは将来、どのようなことに挑戦したいですか?(やってみたい仕事や興味のある分野、思い描く社会人像があればお書きください。)
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A.
私が挑戦したいことは2点ある。1点目は、異なる学問の融合により、新たな付加価値を備えた素材を生み出すことだ。これは、大学で勉強した化学・生物・物理の複合的な知識が、現在行っている医療用素材の研究に大きく生きていると実感したからだ。研究で身に付けた多角的な視点で、新たな価値創造に貢献したいと考えている。特に、中間素材の開発・製造においては、原料に新たな付加価値を付けられるため、サプライチェーンの中でも主に川中を扱う貴社において実現できると考えている。2点目は、基礎研究から生産まで一連の過程に携わることだ。大学の研究において、素材の選定からサンプルの作製、応用と評価まで一通りの実験を行った経験を通して、自らの手でモノを生み出し、それが効果を発揮するまで見届けることの醍醐味を知ったからだ。基礎研究から評価、設備検討、生産まで携わることで俯瞰的な視野を身に付け、より優れたものづくりに貢献したい。 続きを読む