- Q. 志望動機
- A.
株式会社カネカの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社カネカのレポート
公開日:2020年7月22日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
カネカは事業規模が大きい会社なので、様々な領域の中でも特に何がやりたいか、何を自分ができるかを心がけて企業研究を行った、私の場合は最近のコロナにおいて薬の原料を提供することで社会に役に立っていることを軸に研究を行った。また素材メーカーとの比較は特に重点的に行なった。面接でも何故、他社ではなくカネカを選んでいるかを聞かれたが、その際に論理的に答えられると好印象だと思います。また技術総合職採用なので、特に自分がどの領域において活躍したいかを具体的に想像しておくといいと思います。また自分の志望ではないとこに配属されたらどうする?というのも頻繁に聞かれることであるので、どのようなスタンスで答えるかは考えておいたほうがいいと思います。
志望動機
私がカネカを志望した理由は、自分のバイオサイエンスの知見を生かして人々の健康への寄与や医療の発展に貢献したいと考えたためです。私は人の健康に貢献したいという思いから大学では〇〇を学び、現在は〇〇を活かし医療の発展に貢献するため、深層学習を用いた〇〇から医療機器の発展に貢献できるような手法の開発を行っています。このような分野を横断することによって身につけた知識や俯瞰力を活かし貴社のライフサイエンス事業にて研究開発を行いたいです。具体的には、貴社の製薬、医療事業において、私が学んだバイオサイエンスや情報領域での深層学習の知識を活かし、人の健康に役立つことのできる製品開発に貢献したいと考えています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
これまでの人生で、あなたが一番本気で取り組んだことを教えてください。(600字以内)
あなたが、ご自身の専門性を生かして今後のカネカで何にチャレンジしたいか教えてください。(600字以内)~今後カネカは、単なる素材売りのビジネスモデルから脱却して、グローバルな視点で世の中の課題や新たなニーズに対して解決策を提供する「ソリューションプロバイダー」への転身を目指します~*
ES対策で行ったこと
企業研究で得意な分野やこれからどのような領域に力を入れようとしているかを調べ、それに対して自分の経験からどのようなことができるかを書いた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術担当2人
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
他人と比べたときの自分の強みであるデータ分析のスキルで差別化を行えたことが大きいと思う。また研究領域についての質問にスラスラと答えられたことは高評価だった。
面接の雰囲気
終始和やかだった。面接官はふたりともこちらの話に耳を傾けてくれ、こちらも話しやすかった。質問は鋭く技術的な事が多かった。
1次面接で聞かれた質問と回答
データサイエンスの技術やこれまでの経験をどのように活かしていきたいか
私は学部では〇〇学部に所属しており、その中でこれからの科学の発展にはデータサイエンスの必要性を感じ、現在では分野を変えてデータサイエンスを学んでいます。このようなバックグラウンドから御社ではドメイン(解析対象)の知識の強みを生かしてデータサイエンスがより貢献できるような土壌を作りたいと考えています。具体的には私は有機化学や分子生物学などを学んだ上でデータサイエンスを行っているので、データサイエンスの知識に偏らない、実際の解析対象をどのように活かしたいか、など対象から目標までを見据えたデータサイエンスができると考えています。自分のスキルや経験をどのように活かしていくかは重要な質問なので自分と他者との違いを認識してアピールできるポイントを絞っていくことが重要です。
これまでの経験でなにかに取組み成し遂げたこと。
学部での卒業研究に最も本気で取り組みました。
研究では、〇〇病の原因タンパク質であるタンパク質の抑制を目的とし、研究内容としてタンパク質の新規抑制手法の適用と抑制効果の検証という2つの軸で研究を行いました。タンパク質の抑制度を上げるという目標に加え、タンパク質の研究が初めてで知見が研究室にないこと、研究の期間が1年と限られているという課題がありました。そのため基本的な試薬や細胞の条件検討実験からのスタートで、はじめは思うような結果を出すことができませんでした。この状況を打開するため基本的な手技の改善や他の文献を自らの研究に活かす方法などを自ら模索したり、先輩や教授とのディスカッションを積極的に行うなどして、短い期間で結果を出せるよう努力しました。結果として最終的には98%の抑制を達成することができました。この経験から課題に対して周りの人間とのコミュニケーションをどのように生かしていくか、ということを学ぶことができました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 研究所所長と人事部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接であるので、理論的に会社への志望度やどのように活躍したいかというところを説明できたところや、自らの他人との差異であるスキルについて説明できたことが大きかったと考える。
面接の雰囲気
人事部長は緊張感のある雰囲気で質疑も同様に緊張感のあるものが多かった。
一方研究所所長は人のいい関西の方の雰囲気で和やかな漢字であったが、技術に対する質問は鋭かった。
最終面接で聞かれた質問と回答
データサイエンスは社内でどのような扱いか(逆質問)
データサイエンスは社内ですでに不可欠なものとして扱われている。教育面では特に大学と連携し研究室への派遣など積極的に行っている。具体的にはデータサイエンスを扱う部署は社員も様々なバックグラウンドを持つ人がおりそれぞれの専門性を活かしている。また研究所の所長も大学の教授などと積極的に交流しており、人財の確保という点でも力を入れていると感じた。データサイエンスの分野は人材の確保が不可欠である。そのような点でも大学との交流や社員の育成にも力を入れている点はとても魅力的であった。またデータサイエンスの対象となる分野においてもカネカは幅広い分野にまたがって事業を行っているので、広範囲な力をつけることができると考えた点も魅力的だった。
入社してからやりたいことはなんですか。
これからの世界は医療技術の向上により世界的な平均寿命が向上、一方で医療費の増大が世界中で起こると考えられます。これによりヘルスケアなどの需要が増大、より病気を防ぐことのできる技術の必要性が増していくと考える。これを踏まえ貴社に入社して実現したいことは人の健康を支える製品の研究開発です。世界的な需要の拡大という理由に加え、高校時代に病気の患者さんについて深く考えさせられた経験から人の健康に貢献したいと考えました。そこで自らのバイオサイエンスの経験と情報学の経験を活かし貴社のデータサイエンス部門にて活動したいと考えます。具体的には原薬の生産性の向上や健康に貢献できるような新素材の開発などの分野で活躍したいと考えます。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
他社の選考が残っていたため待っていただけないかと訪ねた結果1週間程度はまっていただけた。内定後も電話で疑問点など対応していただいた。
内定に必要なことは何だと思うか
まず数ある素材、化学メーカーと比較してなぜカネカなのか、カネカの中でも様々な領域がある中でどのような領域に対してどのように貢献したいかを具体的に聞かれるので答えられるようにしておく事が重要。また採用人数が電機メーカーなどと比較して少ないので、他人と比較した時どのような点で自分が優れているか、どのような貢献ができるかと言うのが具体的に考えられていると良いと思います。自分はスキルの面で他人との比較ができていたため内々定を頂くことができたと考えます。また技術領域を志望して受けた際には技術担当の方が主に面接されることになると思いますが、皆さん技術に対しての好奇心が強いので自分の研究についてはなにを聞かれても答えられるようにしておくことは必須だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
採用人数に対して応募人数が多いので、その中でどのように自分を出していくかだと思います。自分はスキルの面で他人との際や強みを出せたと思うので、そこが内定につながったと思います。受けている人数が多いので他人と比較して埋もれない強みが必要だと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接はしっかりと選考が行われる。人事の方は技術に対しては全く見ていなく、単純に志望度が高く入社してくれるかや、技術総合職採用なので、志望している領域ではないとこに配属された際でもしっかりとやる気を持って取り組んでくれるかを見ている。
内定後、社員や人事からのフォロー
採用人数が少ないができる限りは学生の要望を聞いていただける。面接後に社員の方との面談の場を設けてくれた。
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カネカの 会社情報
会社名 | 株式会社カネカ |
---|---|
フリガナ | カネカ |
設立日 | 1949年9月 |
資本金 | 330億円 |
従業員数 | 11,544人 |
売上高 | 7623億200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 藤井一彦 |
本社所在地 | 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島2丁目3番18号 |
平均年齢 | 41.5歳 |
平均給与 | 797万円 |
電話番号 | 06-6226-5050 |
URL | https://www.kaneka.co.jp/ |
採用URL | https://www.kaneka.co.jp/recruit/ |