
23卒 本選考ES
先行研究開発
-
Q.
あなたが一番注力してきた学問分野の内容を具体的に教えてください。(200文字以内)
-
A.
私は流体力学の習得に注力した。「流れ」は日常に偏在している現象であるが、流れを数式的に考えることは難しい。現状、流れを記述する方程式の一般的な解は求められておらず、様々な近似やシミュレーションによって近似解を求めている。流体力学では大胆な近似のもと現象を考えるが、そのような近似を行ったとしても実現象を記述することができるのは驚きであるとともに、その中に含まれている物理はとても興味深いと感じる。 続きを読む
-
Q.
これまでの学生生活で最も力をいれたことを具体的に教えてください。※問1の内容と重複しても構いません)また、その中で最も困難だったことをどう乗り越えたのか教えてください。(400文字以内)
-
A.
私は研究活動に最も尽力した.学術研究は外部に発表し共有することが重要であるため,学会での成果の共有を意識して研究を行った.まず初めに先行研究の再現を試みたが計算結果が合わず研究が進まなかった。当時は研究に関する知識やプログラミングスキルも不足していたため,解決することができなかった.そこで、私は基礎固めが重要だと考え,他大学との合同勉強会を立ち上げ,それぞれの得意分野を教えあうことで苦手を補い,実力をつけた.勉強会を通して、他大学との交流が生まれ、研究についてアドバイスしあうことでさらに研究を加速することができた。また、私自身は航空機を対象に研究を行っているが、純粋に流体を研究している人との交流を図るため「流体若手夏の学会」に参加し、近い距離で最先端の研究に触れることができた。以上の活動を通し、研究に必要なスキルを身に着け、結果として、国内学会2件,国際学会1件の発表を行うことができた. 続きを読む
-
Q.
そこで得た経験を今後仕事の中でどのように活かしていきたいですか?(200文字以内)
-
A.
私は航空機を対象に研究を行っており、空気力学的な知見やプログラミングスキル、シミュレーションの経験は、貴社での航空機の設計開発に直接活かせると考えている。特に近年のコンピュータの発展に伴い、設計開発におけるシミュレーションの役割も大きくなっていると感じている。従って、これまでの知見を活かして開発プロセスのコストダウン、および次世代航空機の開発に貢献していきたい。 続きを読む
-
Q.
SUBARUで将来、どの領域でどんなことに挑戦したいですか?(400文字以内)
-
A.
私は次世代航空機の開発に挑戦したいと考えている。特に、これまでの研究開発実績および現象的な面白さ、挑戦的な領域であるといった理由から、次世代超音速旅客機の開発に携わりたい。「D-SEND」に代表されるように、貴社は早くから超音速旅客機の開発を行っており、さらに世界初の低ソニックブーム技術の実証に成功した。昨年、JAXAやその他重工系企業との共同での超音速機開発に関する発表があったが、今までの研究開発の蓄積から貴社が中でも一つ抜きんでていると感じている。従って、最先端の技術を持った貴社で実際にプロジェクトに参画したいと思う。また、現在の旅客機が亜音速であることから、超音速飛行は研究の対象としても非常に興味深いと感じる。騒音や造波抵抗などは亜音速航空機に比べ大きな問題として顕在化するので、その発生メカニズムや低減化手法についても研究し、コンコルド以来の民間超音速旅客機を実現したい。 続きを読む