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花王株式会社 報酬UP

【18卒】花王の研究職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3337(大阪大学大学院/男性)(2017/12/14公開)

花王株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2018卒花王株式会社のレポート

公開日:2017年12月14日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 研究職

投稿者

大学
  • 大阪大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

特に詳しく調べたのは、IR情報です。IR情報をみると、その企業の中期計画や業績、力を入れていることなどが分かります。しかし、ここで調べることはエントリーシートと面接の逆質問にしかほとんど使えません。面接では、研究に対する質問が8~9割を占めるので、自分が受ける企業の最低限の知識を持つという意識で取り組む程度でいいと思います。そして、調べても分からなかったことを逆質問の時間を使って「御社のIR情報を読んで私はこのように解釈しましたが、合っていますか?」などと聞くと、花王に興味があること、良く調べて知識を持っていること、自分で論理的に考えられることなどアピールできると思います。また、OB訪問ではネットにはない情報もあったので、ぜひ参加すべきだと思います。

志望動機

大学院で学んだ知識や経験を御社で活かすことができると感じたからです。また、御社の研究体制と社風に共感を覚えました。昨年参加したインターンシップでは、「有意義な雑談」など分野を越えた交流と、優秀な先輩社員に囲まれた空間を体験することが出来ました。貴重な経験を通じて、最も強く感じたことは自分の未熟さです。理想とする社会人になれるのか、会社に貢献できるのか不安に感じました。しかし、同時に自分を最大限に成長させられる場が御社にはあると感じました。働き続ける中で、辛い時期も必ずあると思います。その際に、高い目標とやりがいを持ち、好奇心旺盛に研究に取り組まれる方々と一緒であれば乗り越えることができ、成長できると考えました。また、日用品を通して人々の暮らしの便利さや快適さの向上に貢献したいです。数ある化学メーカーの中で御社でしか出来ないことと目指せない高みがあると考え、志望に至りました。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年01月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

どのように研究に取り組んだか、そこから得たこと/学業や研究以外に力を入れたこと/強みと弱み/普段心がけていること/働くとは/志望理由/花王においてどのような研究者になりたいか/花王で取り組みたい研究内容と関心のある分野/入社後のキャリアについて

ES対策で行ったこと

大学の就活支援に応募し、添削をしてもらいました。親しい先輩にも見てもらい、様々な視点からの評価をもらいました。

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生1 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
中堅の研究者2名
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

すべての質問に対して、返答の根拠を聞かれます。その根拠を聞かれるとさらに深掘りされるといったことの繰り返しでした。一貫性のある答えを出し続けられたことが評価されたと思います。

面接の雰囲気

圧迫感は一切なく、穏やかな雰囲気でした。しかし、どの部署を志望するかで面接官が異なるため、人によって様々だと思います。少し圧迫面接のような雰囲気だったと話す友人もいました。面接は、ESに沿った内容+研究についてのみという印象です。

1次面接で聞かれた質問と回答

長所とその理由について

私の長所は自己管理能力です。私は大学受験に失敗し浪人した経験があります。その際、自分の勉強法を一から見直しました。合格者と自分の差を見つめなおし、自分の能力と足りないことを把握した上で、合格までの計画を立てました。それまで闇雲に勉強していた自分が計画を確実に実行できるように、小さな目標を立て段階的にクリアすることで合格に近づけるようにしました。人生初の挫折により自信を無くしていましたが、少しずつ目標を達成する経験を積むことで自信も持てるようになり、臆することなく試験に挑むことができました。プレッシャーを糧として計画を着実に実行した結果、第一志望の大学に進学することができました。以上のことから、私は計画性や実行力に結びつく自己管理能力に自信があります。

なぜその研究対象を選んだのか

私は研究を始めるにあたって、二点を重視して研究対象を選びました。ひとつは残基数が100以下であることです。これは、使用している計算機の性能上、100残基以上であると計算コストがかかりすぎるためです。もうひとつは、幅広く研究されている蛋白質であることです。これは、本研究において将来的には様々な環境因子に対する応答を見る必要があり、その際、実験値と比較するためにはすでに様々な環境因子に対する実験が行われている必要があるからです。以上、二つの理由からこの研究対象を選びました。そして、最初は小さなもので傾向を把握してから、どの蛋白質でも普遍的に言えることであることを証明するために、徐々に大きなもの、かつ実在するものでも検証しました。

最終面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官5
面接時間
40分
面接官の肩書
研究室長4名/人事
通知方法
電話
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

研究に対して少しひねった質問も多かったです。それに対しての対応力を評価されたと思います。また、将来について具体的に考えているかも重視しているようでした。

面接の雰囲気

かなりのお偉いさんが勢揃いしている印象で威圧感を感じました。しかし、どなたも気さくな方なので必要以上に気負いしない方がいいです。

最終面接で聞かれた質問と回答

研究者としてどのような将来を描いているか

私はスペシャリストよりもゼネラリストを目指しています。最初はもちろん研究に力を入れて成果をあげ、現在興味のある商品開発にも携わりたいと考えています。ものづくりの現場を経験し幅広い分野と協働することで、柔軟な発想を身につけ、新たな研究領域や価値を創出できるよう成長したいです。そして、十数年後には、マネジメントに回りたいと考えています。しかし、国際学会に出席したり世界の研究者と協力したりして研究する上で、博士号は必須であると考えているため、社会人ドクターとしてより深く学びたいと考えています。そして、できれば若いうちに海外の研究室に行きたいと思っています。そのために、現在はTOEICに取り組んでおり、830点を目指しています。

研究していて面白くないと思う点は?

正直に話すと、研究の方針を決められてしまう点が面白くないと感じてしまいます。本研究において、私は自分なり調べてやりたいことをよく教授に相談しに行きますが、教授にはすでにストーリーができているらしく、却下されることが多いのが現状です。もちろん、研究初心者の私の考えが間違っており、教授が正しいことがほとんどなので、仕方ないとは思いますが、もっと自由に研究したいと思うことが多々あります。具体的に言うと、私はどんどん先に進めたいのですが、教授は穴埋めをしっかりするタイプで、細かな解析などが多く最終目標になかなか到達しないのが現状です。しかし、現在の研究内容や手法などにはやりがいを強く感じており、大変なことも多いですが楽しんで研究しています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

他の選考を辞退するようにかなり言われました。しかし、基本的に丁寧で、こちらの意見も聞いていただけるような姿勢でした。

内定に必要なことは何だと思いますか?

なによりもまず自分の研究内容に関する疑問を、自分で面接前になくしておくことが大事です。私も、教授や友人にたくさん質問して疑問をなくし、実際にその周辺の質問をされ準備をしていてよかったと思いました。次に、OB訪問と合同説明会などできる限り顔を出し、人事の方に顔を覚えてもらえるよう心がけました。さらに、花王はまじめな人を好む気がするので、まじめさをアピールできるエピソードをもっておくとどこかで使えるかもしれません。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

論理的に自分の発言の理由の理由くらいまで説明できることが大切だと思います。そのため、対策をしっかり行い堂々とした態度で臨むことが、内定が出ることと出ない人の差と思います。どんな質問が返ってくるか、面接のイメージトレーニングをするといいと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

とにかく研究内容に関する質問が多いです。少し意地悪な質問をして様子をうかがう節もあります。志望理由や企業研究などももちろんですが、まずは、自分の研究に対する理解をもう一度深めることが何よりも大切だと思います。

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Q. 志望動機
A.
「衛生面から多くの人の健康を支えることができる点に魅力を感じ、志望しました。 御社の説明会に参加した際、PB(プライベートブランド)だけでなくOEM事業も展開されており、約800以上の商品を販売されていることを知りました。 私は、就職活動の軸の1つに、「人の健康に携わること」を挙げています。 高い洗浄技術を活かし、数多くの商品を展開する貴社では、衛生面から多くの人の健康に関与できるため、この軸と合っていると思いました。 また、展開する商品の多さから、より多くの方の需要に応えられると思いました。 そこで、御社に入社し、新型コロナウイルスへの感染において多様化するニーズにも対応することで、不安を抱える人々を幅広く支えることができると思い、御社へ志望いたしました。 続きを読む
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公開日:2021年8月19日

花王の 会社情報

基本データ
会社名 花王株式会社
フリガナ カオウ
設立日 1940年5月
資本金 854億2400万円
従業員数 34,257人
売上高 1兆5325億7900万円
決算月 12月
代表者 長谷部佳宏
本社所在地 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1丁目14番10号
平均年齢 41.1歳
平均給与 802万円
電話番号 03-3660-7111
URL https://www.kao.com/jp/
採用URL https://www.kao.co.jp/employment/kao/recruit/
NOKIZAL ID: 1130428

花王の 選考対策

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