18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 福井大学大学院 | 男性
- Q. あなたのリーダーシップ体験とその成果、及びその体験から学んだあなたが考えるリーダーシップとは何かを記述してください。(600字以内)
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A.
私の考えるリーダーシップとは、「高い視座を持ち、相手の立場に立って物事を考えたうえで進むべき道を皆に示す」ことであると考える。これは、私が修士に進学し研究チームのリーダーを任された時の失敗体験に基づく考えである。その時の私は「リーダーには高い視座が何より大事である」と考えており、スケジューリングを意識しながら後輩に指示を出した。まずは目標達成のために必要な作業を全て書き出し、現状と課題の把握を行った。次に、課題の重要度と行う順番を整理し、課題の優先順位を明確にした。その後は残り日数と進捗状況を考慮し、やるべき課題と期日を後輩に指示した。しかし、期待通りの結果は出なかった。この原因を解明するために私が後輩の立場であった時を振り返ると、自分から先輩に悩みや疑問を相談しづらかったことを思い出した。そこで、「作業の進み具合はどうだ?何か困っていることはないか?」と後輩に積極的に話しかけるよう努めると、後輩がつまずいている点を話してくれるようになり、的確な対処法を指示することで作業のスピードが上がったうえ後輩との距離も縮まった。それに伴い実験や解析の結果も出るようになり、最終的にその成果を国際学会で発表することができた。この体験から、リーダーは高い視座を持ち適切な指示を出すことも大事であるが、相手の立場=低い視座で考えることも同じくらい大切であることを学び、私のリーダーシップ像が形成された。 続きを読む
- Q. 日産自動車への志望動機(600字以内)
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A.
貴社の特徴である「ダイバーシティ」に魅力を感じたこと、私の高い海外適応能力が「グローバル」に力を入れる貴社の役に立つと思ったことが貴社への志望動機である。私は官民協同プログラム「トビタテ!留学JAPAN」の第3期日本代表学生に選ばれ、10か月間の豪州研究留学を経験した。このプログラムは、全国から留学を希望する様々な学生の中から代表を選抜する。このダイバーシティ溢れるコミュニティは非常に面白く刺激的であった。研究の話を他の学生にした際、専門外の学生からの率直な意見が私の常識を打ち砕き、新たな創造に繋がることもあった。留学中も様々な国籍・年齢・職業の人々と交流し、研究に対するモチベーション向上に繋がった。仕事を行う環境は何よりも大切であると考えており、貴社のダイバーシティ溢れる社風は私のパフォーマンスを最大限に引き出してくれるので魅力的に感じた。前述の豪州留学は、TOEIC500点の低い語学力に加え、知り合いゼロという厳しい状態で始まった。発音の悪さや語彙力の低さゆえ会話が成り立たないこともあったが、「日本文化は現地の人々の関心が高い」という日本人の武器を頼りに現地のコミュニティに「飛び込む」姿勢を貫いた結果、様々な国籍・年齢の友人を多数作ることができた。心身のタフさと留学で培った高い海外適応能力を活かし、世界中のエンジニアと協力して交通事故死傷者ゼロ社会を実現すべく、貴社のR&Dの一員として働くことを熱望する。 続きを読む
- Q. 日産自動車に入って最初にやりたい仕事内容とその理由(600字以内)
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A.
私は、年間およそ120万人の方が自動車交通事故により命を落としている現状に疑問を抱いており、この大問題の解決にエンジニアとして貢献したいという夢がある。危うく自動車と衝突しそうになった過去の経験・事故で幼い我が子を失った親の手記を読む度に感じる胸が締め付けられるような思い、そして、自分が運転者となって一層強くなった事故に対する恐怖心。このような想いによって、冒頭の夢が形成された。この夢の実現のため、これまでに培った海外適応力や異文化理解力を活かし、R&Dの一員として、および日本代表のエンジニアとして、異なるバックグラウンドを持った人々と協力して研究に取り組みたい。そして将来は研究チームを引っ張っていく人物になるつもりである。この将来像を実現するための第一歩として、自動運転に関する研究に携わりたいと思っている。特に、市街地での自動運転技術開発に興味がある。なぜならば、これは交通事故死傷者ゼロ実現のために必要不可欠な技術であるため「やりがいを感じられる」から、海外の企業やエンジニアと共に働く機会が得られ「自身の大きな成長に繋がる」からである。しかし、大学では熱流体に関する研究を行っており、制御系の研究を行っていた学生と比べるとその知識が劣る点を危惧している。このギャップを埋めるべく、研究生活や留学で培った雑草魂を武器に、R&Dの一員として周りに食らいつきながら仕事を行いたいと思っている。 続きを読む