22卒 インターンES
経営コンサルタント職
22卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
あなたが大学入学後、「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、 「最も力を入れた勉強(研究・ゼミ・授業など)」からいずれかのテーマを選び、具体的に教えてください。 特に、目標達成に向けて課題・ハードルだと考えた点、その原因、及び自分なりに創意工夫した課題解決方法を重点的に教えてください
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A.
幹事長を務めるテニスサークルの資金難解消及び赤字運営の抜本的改革に挑戦した。当サークルは例年赤字運営に苦しみ、コロナ禍で決定的資金難に陥った。この逆境は抜本的な改革を行う契機だと考え、私は以下に取り組んだ。 ①赤字経営の根本問題の策定 過去10年の帳簿を洗い、問題は、年々減少する会員数に比例減少している収入と変動のない支出の不均衡にあると把握。しかし支出を減らすのは活動の質を下げ、長期的な解決にならないと判断し、改革の目標をサークル員数の向上による収入増加に設定。 ②短期的な資金難の解消 目下の資金難を解消すべく、OGOBの前で現状説明および援助要請する場を設け、成功。45年分のOGOBから大規模なカンパを受け足元資金を安定させた。 ③長期的立て直し計画の打ち出し。 改革計画を、「入会者を増やす」「退会者を減らす」の二方面から考案。計画進行予定表も作成することで後輩が円滑に実施する環境を用意。この計画作成において困難だったのは「当サークルに入らなかった人」や「当サークルを辞める人」という私と立場の異なる人目線に立つ必要があったことだ。これに対しては、実際に辞めた人へのヒアリングや他サークルとの比較で効果的な施策を策定した。 結果的に、サークル再興の道筋を明示し会員の士気を上げることに成功。加えて、作成した計画に賛同したOGOBから追加投資を受けることも出来た。 続きを読む
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Q.
企業を1つ選び、あなたなりの視点からその企業が直面している問題点を1つ挙げてください。 その上で、問題の真因を明らかにし、企業がとるべき解決策を、あなたがNRIのコンサルタントになったと仮定して、提案してください
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A.
私が選んだ企業は、ソフトバンク株式会社だ。私は、この企業の問題点は「ケータイ事業の頭打ちによる収入減の喪失」にあると考える。この問題の背景には主に3つの原因があり、1つ目は現在日本の携帯普及率は181.7%であること。これはケータイ事業全体にとって新規顧客層の枯渇を意味する。2つ目は楽天などによる格安プランの台頭だ。楽天市場などは自社経済圏内で利益回収が容易であるため安価なサービス提供が可能であり、ソフトバンクは今後既存顧客を奪われる可能性が高い。3つ目は菅政権による携帯電話料金引き下げだ。これはケータイ事業への直接的な利益減少に繋がる。以上3点を踏まえ、私はケータイ事業に代わる新規事業を立案する。 そこで、私が提案するのは、「PayPayのビックデータを活用した企業コンサルティング事業」だ。PayPayから得られる購入データを基に企業に対して最適なマーケティング戦略を提案する新規事業を開始し、今後の収入源として展開していくという施策だ。PayPay決済サービスは既に利用率48.7%に達しており、同業他社に大きく差をつけている。また、ソフトバンクには通信大手としてのブランド力がある。このサービスを行うには、普及率の高いキャッシュレス事業、そして信頼ある通信セキュリティの2つを兼ね備えていなければならないので、日本国内でもソフトバンクにしか出来ない事業だと私は考えている。 続きを読む