【未経験者も安心】【20卒】シンプレクスの夏インターン体験記（理系/ITコンサルタント）No.3935（東京大学大学院/男性）（2018/11/21公開）

コンサルタントとITエンジニアを一日で体験できる1dayインターンとのことで、気軽だったから。また、他のコンサルティング会社のインターンと異なり、選考がなく登録するだけで参加できるため、大学院での研究の弊害にならないと感じたから。

選考がなかったため、特別な対策はしていない。午後にITエンジニアのワークがあると聞いていたので、ついていけるかどうか企業の採用ページに掲載されている感想欄を参照して確認した程度。

データ分析に強みをもつ架空の通信会社について多数資料を渡され、事業戦略を策定するグループワーク

1日目にやったこと

ITコンサルタント及びシンプレクスの会社説明の後、午前前半はコンサルタントの資質を図るゲーム、後半はデータ分析に強みをもつ通信会社の事業戦略策定のグループワーク、午後はJAVAを使用したアプリ開発。それぞれのワーク後にそれがどのような目的で行われたものか説明があり、グループワークでは班ごとにフィードバックが与えられる。

人事部の社員

なし

何を知りたいのか目的意識をもって情報を取捨選択するようにフィードバックを受けたこと。これは、ワーク序盤で渡された資料を一つ一つ分析して、それぞれに対して分かることを列挙していった結果時間不足に陥ってしまったことへのフィードバック。

午前のグループワークでは、選考が慣れていない学生が多かったため、議論がアイデアベースに終始し、筋の通った発表にまとめるのに苦労した。社員からワークの進め方についてフィードバックをもらえるものの、このワークが実際のコンサルティング業務をどれほど模擬できているか分からず微妙だった。

前半のコンサルティングに関するワークからは、コンサルティング以外の仕事にも応用できる素早く資料を読み解くコツを学べたこと。後半のITエンジニアに関するワークからは、普段研究で行っているプログラミングとITのプログラミングに本質的な差はなく、少なくとも実装においては十分通用すると自信を持てたこと。

特に必要な準備はないと思う。コンサルティング・エンジニア共に全く事前知識が無くても参加できることが触れ込みとしてあり、実際にその通りだったから。

コンサル・ITの概観をつかむインターンシップであり、業界におけるシンプレクスの特色を肌で感じることができなかったから。一応、コンサルタントとしての戦略策定からエンジニアとしての実装まで行うという説明はあったものの、インターンでのワークはそれぞれのパートが分断されており、その繋がりを知ることができなかった。

ある程度大げさに言ってはいるだろうが、社員が「このワークの時間内では終わらない」と言っていたプログラミングの課題が大したものではなかったから。一般的な理系院生だとできて当然のワークだったが、周りの学生でできている人がほとんどいなかったから。

コンサルタントとエンジニアを兼務できる業務内容に魅力を感じていたが、ワークや社員との交流を通じて、どちらも一流のスペシャリストに敵わない中途半端なものだと感じたから。戦略策定から実施まで同じ社員が一貫して取り組めることは他社と比較して強みになるだろうが、自分の志向とは合わなかった。

一応本選考のプログラミング選考の免除という特典はあるが、プログラミング選考の難易度はそもそもあまり高くないと感じたから。社員の説明の雰囲気だと、プログラミング選考は、if文やfor文等の基礎さえ理解していれば突破できる印象だった。

製造業、IT、コンサル、官公庁等、幅広い業界を見ていた。将来モノづくりに貢献する事業を起こそうと考えているので、ファーストキャリアとして最も学びが多く、将来に向けて自ら考え能動的に仕事をできる経験が多い業界を探していた。その中で、ITやコンサルは、一般的に言われるように実力主義・結果重視の業界であり、いい経験が積めそうと考えていた。

IT業界、コンサルティング業界共に転職のしやすさ等自由度は魅力的だと感じた。しかしながら、結局クライアントありきの業界であり、自ら深く思考し創造する場面はイメージ程多くないように感じた。それよりかは、何もない状態から能動的に仕事を進められる官公庁の政策立案や、製造業の設計開発に惹かれるようになった。