22卒 本選考ES
研究職
22卒 | 佐賀大学 | 男性
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Q.
研究概要(600文字以内) ・テーマの位置づけ(どのような科学技術の発展に必要な研究なのか、等) ・新規性、独自性、独創性
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A.
私の研究課題は放射線に被ばくした細胞が、がん化するメカニズムを解明することです。この研究が進むことにより、放射線が原因で発症したがんの治療の発展に繋がると考えられています。 細胞には生物の設計図であるDNAが存在します。DNAが損傷して細胞が本来の働きを失うことが細胞のがん化です。放射線もDNA損傷を引き起こす一因です。 放射線に被ばくした細胞は、放射線によってDNAが損傷します。そのDNA損傷が正常に修復されれば、細胞はそのまま存在します。しかし、修復が正常に行われなければその細胞は死んでしまいます。 DNA損傷を正常に修復した細胞は、被ばく前と同様に細胞分裂を行います。しかし、分裂を繰り返した後に被ばくの影響が再び現れ、染色体に異常が見られるものがあります。後になって現れたこの異常を遅延性染色体異常といい、これが被ばくによるがん化の原因だと言われています。 しかし、なぜ遅延性染色体異常が起こるのか詳しいことは現在わかっていません。私は、この遅延性染色体異常に焦点を当て、研究を行っております。 がんの研究を行っている人は多いですが、この遅延性染色体異常に焦点を当て研究を行っている人はあまりいません。ですので、私はこの研究で成果をあげて、がん治療に貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
力を入れていること 現在、研究以外で力を入れていることについてご記入ください。(400文字以内) ※就職活動は除きます。
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A.
私が現在力を入れていることは、無人島でのキャンプイベントの企画運営です。 このイベントの準備を始めた当初は、初対面のメンバーも多い中でのオンラインミーティングだったこともあり、率直な意見交換ができていませんでした。 ミーティングの時間を有意義なものにするために2つのことを提案し、行いました。 1つ目は、「オンライン交流会の開催」です。 ミーティングの時間にはできない雑談をすることでお互いの人柄がわかり、より打ち解けあいました。このことでミーティング中の発言率が上がりました。 2つ目は、「オフラインでの交流」です。 さまざまな地域に住んでいるため全員で会うことは難しいですが、地域ごとで会う機会を作りました。これによりお互いの信頼度が上がり、物事がスムーズに進むようになりました。 この2つの取り組みの結果、現在はとてもいいペースで準備を進められています。 続きを読む