
23卒 本選考ES
技術系
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Q.
現在の研究内容を教えてください。 また、そのテーマであなたが取り組んでいることと、卒業までの目標をご入力 ください。 (300字以内)
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A.
血中タンパク質であるアルブミンのサイト2に結合する薬物は体内でハプテンをつくり炎症を引きおこす可能性が示唆されているため、これらの相互作用を検討することは重要な課題とされています。本研究では、4種類のサイト2結合薬物をアルブミンに添加し、タンパク質の立体構造を分析するのに適するTrp蛍光を測定し特異値分解を適用することで、各薬物の結合様式を分類しました。卒業までに、検討する薬物の数を増やすことで、薬物性の炎症が報告されていないものについてのリスクの検討をしたいと考えています。また、これらのデータについて、見かけ上からは分からない変化を抽出するため、多変量解析を用いることに注力しています。 続きを読む
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Q.
あなたが取り組まれている研究の中で、特に大変だったことと、 それをどう乗り越えているかをご入力ください。 (300字以内)
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A.
研究当初、薬物を添加したタンパク質の蛍光スペクトルに対して単に特異値分解をしただけでは、蛍光スペクトルの見た目から確認できる特徴しか抽出できませんでした。解析する成分の候補を増やしてみても意味があると考えられる成分はなく、新たにデータを追加することでノイズが除かれるのではないかと考えました。そこで、元の測定データに対し、各成分の方向付けのため、最小限の要素で構成されるガウス関数を追加することで、タンパク質の構造変化を示していると考えられる成分を抽出することが出来ました。特に大変だったのは、この元データに対し、何を行えば余分な情報を排除できるかを試行錯誤する段階でした。 続きを読む
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Q.
研究活動を進めるなかで、特に力を入れて取り組んでいることや工夫していることを ご入力ください。 (300字以内)
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A.
『朝早く来て実験を終わらせる』ことを常に意識していました。私が研究において主に使用していた蛍光光度計は、光源が安定するまで待ち時間があり、その時間をうまく利用して秤量や調製をするには他の人と時間が被らないことが重要でした。昼から夕方には研究室内の人も多く実験する人数も増えるので、その時間を解析や解析方法の勉強の時間に充てることで効率よく実験を行いました。またこの時間に勉強する内容において特に力を入れているのは、ケモメトリックスを用いた解析手法に関する勉強です。この手法を実験データに対して適用するため、プログラミングも並行して勉強しています。 続きを読む
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Q.
キリングループで興味のある業務とチャレンジしたいことを教えてください。 (400字以内)
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A.
特定保健用食品、機能性表示食品の主成分の血中での相互作用に興味があります。β-ラクトリンシリーズを摂取し続ける期間の根拠とする論文を読み、前頭前野機能に対して有益であるが、頭頂葉に機能に対してはさらなる研究が必要なことが分かりました。脳内の部位により効果に差があることは血中のタンパク質、あるいは成分との相互作用により、ペプチドであるβ-ラクトリンが脳まで到達する際に形が変化していることに由来するのではないかと考えました。そうであるならば、研究活動で経験したタンパク質の構造解析手法を利用できるのではないかと考えました。健康食品は薬と異なり、アレルギーさえなければ、摂取する時間にも食べ合わせにも左右されません。また、普段の生活にも取り入れやすく、より多くの人に出会える機会のあるものだと考えています。すべての人が、健康なままでいられることを支援する食品の、研究の一端を担いたいと思っています。 続きを読む