【アジャイル開発で挑戦】【21卒】日本IBMの夏インターン体験記（理系/ITスペシャリストコース）No.9462（神戸大学大学院/男性）（2020/7/16公開）

IBMという技術的におおきなバックグラウンドをもつIT企業の内部情報を知りたかったというのと，アジャイルを学べるということだったので，その内容に惹かれたことが大きな理由になります．また，インターンルートの選考にも期待していました．

ESとWebテストだけの選考だったため，ESにはかなり時間をかけました．何度も添削し，友達にもお願いして見てもらったりしました．

デザインシンキングやアジャイルを学びながら，学生でチームを組み，実際にサービス開発を行った．

前半にやったこと

最初はデザインシンキングやアジャイルについて実戦形式で学んだ．
IBMのAPIをつかってみる機会も少しだがあった．
また社員との交流の場もおおくあり，本社の方々とオンライン形式で話す機会もあった．

後半にやったこと

後半はそれらの知識をもちいて，学生で組んだチームで実際に開発を行った．また日の終りに中間報告的なものもあり，それにたいしてかなり丁寧にフィードバックをもらえた．
最終日には社員や学生の前で開発したサービスのプレゼンを行った．

ITS職の社員，参加した学生，２０卒の内定者

IBMグッズ

サービスやソリューションを考える段階での，ユーザーへのインタビューに対して，聞く前の準備がかなり大事であることをフィードバックされた．自分の聞きたいことを的確に聞き出すために仲間と聞き取りの練習をしたりする必要も指摘された．

実際にアジャイルにのっとって開発を行う場面では，時間がとにかくつめつめだったため分単位でスケジューリングされた中でおこなっていった．また，時間がなくプレゼンの準備を行うのもかなり急ピッチだった．このように，時間がつねにないためチーム内で考えを共有するのが難しかった．

アジャイルは開発のプロセスの考え方の一つですが，抽象的なところも多くあるため話を聞くだけでは理解するのい苦労していました．そのため実際にアジャイルというものに触れたことで，その考え方の理解にかなり役立ったように思います．
また，デザインシンキングについても体験できて，ビジネス的にひろく活用できそうなものを学べたように思います．

IBMのかたと話をする機会は多くあるため，ききたいことやキャリアについて相談する機会はたくさんあります．なので，そのあたりを考えておくといい機会になると思います．

いろいろな社員の方と話す機会をいただけたため，キャリアや業務についてのイメージがかなりできたように思います．また，開発を経験して，そのアドバイスをいただけたことで，どういった考え方が重要かなどに触れられて業務の理解にもつながったように思います．

IT技術にかんする知識も参加学生にくらべて劣っていなかったことや，企業の重要視するポイントを実際に話を聞いてみて，自分は適正があるように思ったからです．
また，開発をやっていて自分の意見をしっかり伝えることなどチームないでの様子もフィードバックで評価してもらっていたので，自信に繋がりました．

社員の方々がみんなとにかく親身に指導してくれたことが一番大きな理由です，インターン中や終了後のフィードバックもかなり丁寧にしていただいたり，自分のキャリアの相談に対してとても真剣にアドバイスをいただけました．
また，業務内容についても，自分の理想とする働き方と完璧にマッチするわけではありませんでしたが，たぶん楽しく働けるだろうと感じたものがあったからです．

インターンシップ参加者むけの早期選考があったため，ある程度有利にはなると思います．
ただ，参加者でも結構な数の学生が落ちてしまっていたのでインターンに参加できれば本選考でもいけるという安心は持たない法が良いと思います．

IT関連の企業やメーカーで開発，研究を行いたいと考えていました．ITのなかでもSierか自社サービスを営む企業，ソフトウェアエンジニアか自分でコードを書くわけではない職種（システムエンジニアなど）で少し悩んでいました．企業の規模としては．どういった業界にしろ規模の大きいプロジェクトに関わりたいと考えていたため大手を中心に考えていました．

Sierのシステムエンジニアで自分でコードを書くことが少ない職種で自分が楽しめるか少し不安に思っていましたが，インターンに参加して社員の方と話したことで，そういった職種でも自分は楽しめるように感じました．
また，企業の規模についてもやはり大手だと社会へのインパクトも大きく，自分の趣味に合うように思いました．