- Q. 志望動機
- A.
PwCコンサルティング合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒PwCコンサルティング合同会社のレポート
公開日:2021年10月21日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定
- 職種
-
- コンサルタント
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は全てオンラインでした。
企業研究
この企業の選考では、GDとケース面接がメインとなります。東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート・フェルミ推定問題ノートなど(人によってどのケース面接の本が向いているのかは分からないため、自分で書店などに行って合っている本を見つけることをお勧めします)の書籍や(人によっては)サイトなどを使ってケース問題やフェルミ推定の問題を解けるようにしておくことを一番に行いました。実際、ケース問題やフェルミ推定の問題を簡単に解くことができるほどの論理的思考力を養えていれば、GDや筆記試験など他の選考過程も十分こなしていくことが可能だと思います。私はあまり練習をしなくてもケース問題などを解くのが得意だったため、正直1週間程度しか問題を解いていた期間はありませんでしたが、人によっては1年以上前から練習を重ねたりする方もいらっしゃるみたいなので、きちんと自分の実力を測るところから始めるべきだと思います。
志望動機
私が、御社を志望する理由は、私がコンサルタントとして成し遂げたい思いが御社であれば確実に実現できるだろうと考えたからです。私は、今までの選考や説明会等を通じて、御社にある2つの環境に魅力を感じるようになりました。1つ目は、会社全体として環境についてなのですが、御社には、グローバルな視点を持ちながら日本社会の全体像を捉えられる環境があると感じています。全体を把握してこそ見えてくる問題点に向き合い、日本社会を活性化させられる環境が、私の想い実現のためには必須だと考え魅力を感じました。2つ目は、社員さんの環境についてです。今までいろいろなPwCの社員さんからお話を伺わせて頂きましたが、どの方も社会のために成し遂げたい何らかしらの想いを強く持って働いていらっしゃる印象を受けました。そんな社員さんと一緒に働ける環境であれば、私も刺激を受けながら自分の想いを達成できる、と魅力を感じました。
以上の理由から私はPwCさんを志望しています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年06月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
・個人の基本的な情報
・働く上で大切にするであろう価値観や考え方を選択肢から選ぶ
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
働く上で大切にするであろう価値観や考え方を選ぶときには、自分の思いに正直に答えるようにしました。
ES対策で行ったこと
何か自分の考えなどを記述しなくてはいけないタイプのESではなかったため、これといった対策は何も行いませんでした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2021年06月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ヤフーのビジネスニュース欄
選考形式
特定のアプリから動画を投稿する形でした。
選考の具体的な内容
アプリ上で動画選考を始めるというボタンを押すと、まずはテーマが出てきてそこで1分間考える猶予が与えられます。
私の時のテーマは、ワーケーションのメリットとデメリットでした。
その後撮影が始まり1分間でテーマについて自分の考えを述べます。
1分経つと強制的に録画が終了し、撮り直しはできませんでした。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2021年07月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
対策の参考にした書籍・WEBサイト
採用サイトに過去問が載っているため、それで勉強をしました。
選考形式
オンラインジョブ
選考の具体的な内容
1時間半のオンラインジョブ選考です。
”オンラインジョブ”という名前ですが、個人ワーク・テストのようなものです。
スライドの資料を配布されて、それに書いてある設問を時間内に問いていくという選考でした。
私の時のテーマはSDGsで、SDGsに関する基礎情報をネットから探してくる穴埋め問題と、SDGsのGoal4に関しての設問で自分の考えを論理的に説明する問題が出ました。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2021年07月 中旬
- 実施場所
- オンラインで行われました。
- 形式
- 学生5 面接官1
- 時間
- 30分
- 開始前のアイスブレイク
- なし
- プレゼン
- あり
- 当日の服装
- スーツを着ていきましたが、ジャケットは着なくても良かったようです。
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインでミーティングルームに参加します。
面接官の方から自己紹介をしてもらい、その後にその日のスケジュールを説明されました。
初めに30分間グループ(5人)で話し合い、その後もう1つのミーティングルームでディスカッションをしていたグループ(5人)と合流して発表を行います。
その時に相手のグループから質問を受けます。
その後、もう20分間で新たな関連お題について2つのグループが合体して話し合いました。
最後に発表をして、面接官から質問を受けて終わりました。
グループディスカッションの流れ
最初の10分間で、役割分担と前提の確認、どのような形でアウトプットするのかと、時間配分を決めました。
次の15分間で具体例を出し合うことでアイディアの抽出を行ったあと、一般的な話に抽象化させました。
最後の5分間で、最終的なまとめを行いました。
雰囲気
積極的に発言をされる方が多く、自分の印象を残そうとみな必死だった雰囲気
対策の参考にした書籍・WEBサイト
UnistyleのGDの仕方をまとめたサイト
テーマ
リーダーに必要な要素を4つ挙げ、それに優先順位をつけて下さい。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
私はファシリテーターの役をやりました。常にアウトプットまでの道筋を考えながら議論を進め、道筋から脱線する方がいれば丁寧に軌道修正を図ることを心掛けました。その後のフィードバックでも、この点を評価してもらいました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年07月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 30代女性の中途社員さん
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインでミーティングルームに参加。
初めの2,3分でその日の流れを説明してもらい、その後20分間(思考時間)+10分間(発表)のケース面接がありました。そして、残りの15分間で個人面接があり、最後の15分間が逆質問の時間でした。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ケース面接のお題が「ホンダの売り上げを5年間で2倍にせよ」という現実的には不可能なものでした。まずはホンダの売り上げを実際に調べて、この数字をここまで伸ばすという具体的な数字を出しながら考えました。そして、その数字に到達するために、どこの事業でどのくらい伸び率があるのかをその事業の市場規模などから計算し、足りない金額においては、突拍子もないアイディアを出すことで2倍にする方法を考えました。①数字を使って具体的な策を練ること ②必ず目標を達成できるように、現実味がない策でもいいので何かアイディアを出すこと、の以上2点が一番注意した点です。
面接の雰囲気
優しく穏やかな女性の方で、笑顔でお話しを聞いて下さいました。ケース面接は慣れていなくて緊張していましたが、リラックスして受けることができました。
面接後のフィードバック
ケース面接のフィードバック
①(ネットを使ってよかったのだが)検索のスピードが早く、時間内に非常に多くの情報を収集することができていた
②現実的には無理があるお題だったため、斬新なアイディアを提案できていて、ある意味現実的な回答になっていて良かった。
③既に入社している社員と比べてみても論理的思考力と分析力はずば抜けている。
個人面接のフィードバック
①今まで会ってきた就活生の中でも圧倒的に群を抜いた豊富な体験をしてきている
②コミュニケーション能力とリーダーシップ性が非常に高い
対策の参考にした書籍・WEBサイト
東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート ・フェルミ推定ノート
1次面接で聞かれた質問と回答
コンサルタントを志望する理由
私は、コンサルタントが持っている2つの力に魅力を感じて、コンサルタントを志望するようになりました。1つ目の力は、企業の変革や発展をサポートする力です。私には、国際社会における日本の存在感を高めたいとの思いがあるのですが、そのためには日本経済を盛り上げる必要があると考えていました。そして、コンサルタントであれば、日本にある様々な企業の発展に貢献していくことができ、日本経済の発展に繋げられる、私の思いを実現できると考えました。2つ目の力は、社会を変えていく力です。コンサルタントは、社会を変えていける知識や機会を持っていると感じています。私は大学で社会学部生として、社会の仕組みや問題を学ぶ中で、自分は社会に生かしてもらっているのだから、きちんと社会に対して自分の力を還元していくべきだと考えるようになりました。そして、次の世代に繋げるために、日本社会がより豊かにするように働きかけていきたいと考えています。企業を通じて間接的に社会を変革させているコンサルタントであれば、この私の思いが叶えられると希望を持っています。以上の理由から、私はコンサルタントを志望するようになりました。
自己紹介をして下さい
私は○○大学○○学部の○○ ○○と申します。私は大学のゼミで社会福祉学を専攻しており、卒論では家庭内暴力とその被害者の子どもの知能の関係について研究しています。ゼミの他には、大学にある、グローバルリーダーを育成するプログラムに2年間在籍し、リーダーとしての能力を磨く経験をしました。また、大学外では、将来コンサルタントとしてビジネスに携わりたいとの思いから、コンサルティング会社で1年半アルバイトをしていました。また、大学1年の春休みには、カナダ人の法律コンサルタントの家に1か月間ホームステイしに行き、海外のコンサルティング業務について学びに行く経験をしました。
(特にこれ以上深堀りはされなかった。)
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接官の肩書
- 新卒採用の人事の女性の方
- 面談時間
- 30分
- 面談タイプ
- オンライン面接
- 実施時期
- 2021年08月 中旬
- 実施場所
- オンライン
リクルーターからの連絡が来た時期・経緯
ケース・個人面接に受かると人事面接になる
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインでミーティングルームに参加。
まずその日の流れを説明された後、いくつか私自身(人柄など)についての質問を15分ほどされる。
残りの15分でこれまでの選考のフィードバックや入社時期、同意書の説明などが行われた。
面接の雰囲気
穏やかな方で、非常に優しく喋って下さった。私の話も丁寧に聞いて下さり、非常にリラックスして望むことができた。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一応選考という形なので落ちることもあるのでしょうが、そのような雰囲気は一切ありませんでした。特にこの人事面接は私の選考の回から始まったらしく、何を見ているのかがよく分かりづらかったです。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年09月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 男性のパートナーさん
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
会場到着から選考終了までの流れ
オンラインでミーティングルームに参加。
30分間の質問されて、残りの15分間が逆質問の時間だった。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ケース面接などは出されませんでしたが、自分の過去の経験を語る上で必ず、ではその時あなたがどのような解決策を講じましたか?どのような策を講じればその問題は解決できると思いますか?どのようにその時仲間を説得したのですが?とある意味私の経験のケース問題が出されるような形でした。個人面接をしているという気持ちではなく、ケース問題を解いている時のような論理的でかつ端的に回答できる思考回路にしておくことが大切だと思いました。ただ、最終面接は面接官によっても全然内容が異なるようなので、その点はご了承下さい。
面接の雰囲気
非常に物腰の柔らかい方で、私の話を非常に面白く聞いて下さり、個人的な質問などもされた。
とても話しやすい方でした。
面接後のフィードバック
・論理的思考力、分析力、リーダーシップ性が優れている。
・インパクトのあるコミュニケーションを取ることができる。
・初めて自分の話を聞く人に対しても、非常に分かりやすく説明をすることができ、また客観的な情報も交えながら話すことで論理的な話にできている。
・逆質問の中の会話で、意識の高さと地頭力の高さがうかがえた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
ゼミで学んでいることとその学問を選んだ理由について教えて下さい。
社会福祉について学んでいます。社会福祉学とは、人と人とのつながりによって成り立っているこの社会を、いかに、全ての人にとって幸せな場所にできるかについて考える学問です。具体的には、高齢者や障碍者、子ども、貧困層の人々や、今ですと、LGBTQの方など、主に社会的弱者の方が自分らしく生きていけるために、社会はどのような物理的・精神的支援を提供できるのかについて学んでいます。
そして、この学問を選んだ理由としましては、社会のために自分が何をできるのかを知りたかったからです。私たちは、お金持ちや健常者を含む誰もが、一人で生きていくことはできなくて、人と関わりながら社会に生かしてもらっているんだと私は考えています。そのため、私も社会の中で生きる一員として、自分が幸せになるだけではなく、社会の幸せをも考えて、自分の力を社会に還元するべきだと思っています。ただ、社会に貢献したいと言っても、社会の幸せのためには何が必要なのかを知らなければ、私の働きかけが無駄になってしまうと考え、社会福祉学を選びました。
PwCに入ったら何をやりたいのかを教えてください。
私は、もともと消費財に興味があったのですが、PwCさんの説明会を受けて、今は都市開発にも興味があります。もともとは、日本の存在感を高めたいとの想いがあり、海外生活の中で、日本の消費財が文化を伝えていく、日本を知ってもらうツールとして非常に価値が高いことを知りました。そこから、当初は、コンサルタントとして消費財の発展に貢献したいと考えていました。ただ、説明会でPwCさんが手掛ける都市開発について伺った際に、私の今の大学で行っている研究につながるものを感じ、惹かれるようになりました。私は全ての子どもが、自分に合った教育的支援を受けられる社会を作る方法について研究しているのですが、これはただ教育機関に働きかければいいだけではなく、街のあり方から変えていく必要があるんですね。将来はこの街の在り方を変えて子どもの未来を作っていくということができればいいとの思いが最近湧いてきていたため、今は都市開発の部門に興味があります。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年09月 下旬
内定を承諾または辞退した決め手
内定を承諾しました。
自分のやりたいことがこの会社では出来ると思ったからです。
内定後の課題・研修・交流会等
内定者学習はありますが、強制ではありません。簿記やITパスポートの取得などがあります。
交流会も頻繁に行われます。
また、部門の暮らしい説明会なども行われます。
内定者について
内定者の人数
分かっているだけでもPwCコンサルティング、アドバイザリー合同合わせて230名弱くらいだと思います。
内定者の所属大学
東京大学、慶応大学、早稲田大学で内定者の半数以上を占めるそうです。
内定者の属性
わかりません。
内定後の企業のスタンス
内定後は約1か月から1カ月半の内定承諾期間がもらえます。
最終面接を受ける時期を自分で選べるため、最終面接を受けて、内定承諾期限内に承諾をした場合は、必ず就活を終えなくてはいけません。
内定に必要なことは何だと思うか
論理的思考力と分析力が何よりも大切だと思います。どの選考過程においても、まずはこの2つの能力が最重要で見られているように感じました。この次に、コミュニケーション能力とリーダーシップ性を持ち合わせていることが大切になると思います。コンサルティング業界に進むのであれば、当たり前の能力ではありますが、この当たり前とされる能力をきちんと身につけておければ特段変わった選考過程などはなかったため、順当に受かっていくのではないかと思います。頑張ってください。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
違いは論理的思考力と分析力の能力の差だと思います。GDでしか他の学生と選考を受ける機会はなかったのですが、やはり議論の流れからずれている話をしてしまったり、議論を後退させている方のフィードバックは悪かった印象です。
内定したからこそ分かる選考の注意点
人事面接まで受かれば、最終面接を受ける時期を自由に選ぶことができます(入社したい時期の10か月前までならいつでも)。自分で自由に最終の時期を選ぶことができるからこそ、もし他の企業の選考が済んでいないのであれば、先にそれらの選考が終わってから最終面接を受けることをお勧めします。
内定後、社員や人事からのフォロー
頻繁に交流会や内定者説明会、オフィスツアーなどのイベントを開催して下さいます。
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PwCコンサルティング合同会社の 会社情報
会社名 | PwCコンサルティング合同会社 |
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フリガナ | ピーダブリューシーコンサルティング |
設立日 | 2016年2月 |
従業員数 | 4,442人 |
代表者 | 大竹伸明 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目2番1号 |
電話番号 | 03-6257-0700 |
URL | https://www.pwc.com/jp/consulting |
採用URL | https://www.pwc.com/jp/ja/careers.html |