【社会貢献を実現する想い】【22卒】クニエのコンサルタント職の本選考体験記 No.17886（一橋大学/女性）（2021/10/29公開）

クニエ企業説明会

・コンサルティング会社と事業会社の違い
・優秀な人の定義
・事業会社の社員に勝てるコンサルタントの強み
・クニエと他のコンサルティングファームの違い
・コンサルタントの仕事が社会に必要な理由
・コンサルティングファームの今後の流れとクニエの今後のビジョン
・クニエの最大の特徴について

6時間、休憩なしの説明会になります(トイレは自由に行って良い)。
会場内は、6時間集中力を保ってずっとメモをしながら聞き続けられる人と、途中から陰で携帯を触ったり時計をずっと気にしたりと聞かなくなった人とで綺麗に2分化されていました。
最終面接は、説明会の登壇者である勝俣さんとの面接になるのですが、面接内で勝俣さんから、この説明会を面白いと思えるか否かでクニエが求める人物か否かが分かる、と言っていました。6時間の説明会を興味深く聞けて、内容にも共感できる方が選考を受かる方だと思います。
私自身は非常に説明会を楽しむことができ、内容にも共感ました。実際全ての選考段階のFBにおいて、クニエの理念のマッチ度が非常に高かったと言って頂いています。

選考を受けるためには必須になります。このようなご時世ですがオンライン対応はしておりません。抗体検査など感染対策をしており、必ず対面で参加することが選考参加の必須条件になります。また、この説明会で話された内容をできるだけ細かくメモしておき(コンサルタントが介入して成功した事業の例や、時流の変化に乗れた/乗れなかった企業の例などまで覚えておく必要はない)、理解できることが受かっていくためには必須になる。全ての選考段階において、この理解度やその上でのクニエと学生の理念の一致度が図られる。例えば、1次面接の面接官は、説明会の内容(特にそこで話されたクニエの特徴・理念)を深いレベルで理解できていない子たちはいくら華々しい経歴を持っていても全員落としてきました、とまで言っていました。

コンサルタントを志す動機およびクニエに応募する動機を、800字(20行）以内で記述してください。

採用サイトのマイページから提出

Wordのフォーマットをマイページからダウンロードして、そこに記入。

・コンサルタントの志望動機
自分の過去の経験を交えて書くことで、より説得力のある、かつ他の人と差別化を図れる文章になるように心がけた。
・クニエの志望動機
説明会で紹介されていたクニエの特徴を挙げながら志望動機を書くことで、説明会できちんと話を聞いていたことをアピールした。
また、コンサルタントの志望動機とも関連付けて書くことで、一貫性のある文章になるように心がけた。

説明会中にとったメモや貰ったパンフレットを読み返し、ホームページの内容や社員さんのインタビュー記事を読むことで、企業の理解度を深めた。

企業のホームページ
社員さんのインタビュー記事

GABの形式であることが、送られてきたWebテストのURLから判断できたため、その時点でGABについてサイトで調べた。しかし、あまり内容が分からなかったため、丁度同じ時期に他の企業でGABの試験を受けられたため、そこで練習した。その企業で出た内容とクニエで出た内容は、被っている問題も多く、非常に良い練習になった。

ちなみに、クニエは筆記試験の結果を他の会社よりも重要視する傾向にあるらしい(説明会より)。

能力テストが60分、性格診断が約20分。
言語理解に関しては、まず時間内に与えられた文章を読み、次に問題文に書かれた文の内容が、上の文章の内容からみて、合っていると言えるか、間違っていると言えるか、それとも上の文章からでは判断ができないか、の三択で答えさせられる。１つの文章につき何個か問題文があり、１つの文章ごとに時間が設定されている。
計算理解に関しては、図や表のデータを読んで簡単な計算をさせられる。問題自体は難しくないが、時間制限の中で、素早く必要なデータを見つけ、電卓で正確に計算する(数が大きかったり、少数点以下の数が多かったりする)必要がある。時間がとにかく足りなくなる上に、35分間集中力を保ちながらデータを正確に読み続ける必要があり、そこが難しいポイントである。

言語理解:52問を25分
計数理解：40問を35分
パーソナリティ：68問が約20分

GABの内容について紹介してあるサイト

オンラインでミーティングルームに参加。
質問された時間は累計で約20分程度で、残りの時間は逆質問とクニエの理解度を深めるための情報提供、フィードバックの時間だった。(もともとは60分の予定が、面接官の方がよくお話して下さる方で30分オーバーした)

フィードバックで言ってもらったことが評価されたポイントだと思うが、
①コンサルタントの仕事のイメージができている
②社会貢献に対する意識の高さ
③ビジネススキル
の以上3点がメインに評価されたポイントだと思う。

面接前にESを読み込んできて下さり、ESの内容と趣味欄に書いた内容から面接前から私に期待して下さっていたそうで(面接の後半に言われる)、そのため落とす面接というよりはネガティブチェック的な面接の雰囲気だった。ただ、面接官曰く、誰でも受からせるわけではなく、最近の面接の中では久しぶりに君を受からせるよ、と言われ、落ちた子と私の違いまで教えて下さった。
数問の質問に答えた後は、基本的に笑顔でクニエについてもっと知ってもらいたい、と様々な内情を教えて下さった。最終面接で受かるためにはこのような改善をした方が良いとの詳しいFBも頂けた。逆質問にも丁寧に答えて頂けて、雑談のような雰囲気でした。

・コンサルの仕事についてしっかりイメージできている。
・社会を変えたいという想いがあり、それを実現するためにクニエを選んでいる点、会社の理念とも通じる。
・アルバイト経験からビジネススキルもある。
・1次面接でリアルなコンサル業務について説明したので大丈夫だとは思うが、もしかすると理想と現実のギャップがあるかも、といった点が強いてあげるならば懸念点。
・でも、とにかく強い熱意を感じられて良かった。

企業のホームページ
社員さんのインタビュー記事

説明会の感想と、クニエに対する印象を３つ教えて下さい。

　社会におけるコンサルタントいう存在の大きさだったり、重要性の高さを強く認識でき、コンサルタントとして社会に貢献していきたいという意欲が高まるものでした。6時間ノンストップという長丁場でしたが、本当にあっという間に感じられるほど、勝俣さんから沢山のエネルギーを頂ける説明会で、クニエの中で自分も誰かにエネルギーを与えていきたいとの思いを強めました。
　この説明会を聞いた上での、御社の印象を３つ挙げるとすれば、1つ目は、社会に貢献するという使命を非常に大切にされているという印象です。日本のみならず、他国の企業や社会に対しても支援を提供されており、グローバルな視点で社会貢献を考えていらっしゃることが伝わりました。2つ目は、未来を見据えた企業さんだという印象です。他社とは違うフィールドで戦っていくことで戦略的に生き残っていこうとしていることが分かりました。3つ目は、人を大切にされているという印象です。

自己紹介をして下さい

私は、○○大学○○学部の○○と申します。私は大学のゼミで社会福祉学を専攻しており、卒論では貧困層の子どもや知的障害を持っている子どもについて研究したいと考えています。ゼミの他には、大学にあるグローバルリーダーを育成するプログラムに2年間在籍し、リーダーとしての能力を磨く経験をしました。また、大学外では、将来コンサルタントとしてビジネスに携わりたいとの思いから、コンサルティング会社で1年半アルバイトをしたり、○○人の法律コンサルタントの家に1か月間ホームステイしに行くなどの経験をしていました。
(以下大学で学んでいることと、その理由について深堀りされる)
(社会貢献度が評価されるため、社会に対する意識の高さを重視して語った)

オンラインでミーティングルームに参加。
質問された時間は約40分程度。残りの20分は逆質問の時間だった。

コンサルタントは人前で話すことが多い仕事でコミュニケーション力が問われるので、面接官の方と上手く意思疎通が図れるように相手の反応を見ながら話し方を工夫しました。私の経験は特殊なものが多くため、初めて聞く人にもわかりやすいように何度も練習をして簡単に理解できるような文章にすることを心掛けました。

笑顔は少なかったが、よく話を聞いて下さる方だった。
ただ、感情をあまり表に出さない方だったので、どのような評価だったのか予測することが困難だった。

・過去の経験などからリーダーシップについては他の候補者と比較して圧倒的にレベルが高い。
・上記経験から人前で話すことにも慣れている。
・適度な緊張感を持ちながら面接に臨めている。

企業のホームページ
社員さんのインタビュー記事

コンサルタントになったらやってみたいこと、もしくは働きたい部門について教えてください。

私は、企業さんのHR部門に働きかけていきたいと考えています。これは、人材開発に力を入れているコンサルティング会社でアルバイトをしていた経験などから、企業の発展の基盤には“人”がいると感じるようになったからです。勝俣さんのお話の中に、人間力のお話がありましたが、どんな企業さんであろうとも、企業とは人が動かしている組織なのだから、まずは、一人一人の社員さんが、自分の力を最大限発揮できる気持ちが良い環境を提供していくということが重要だと私自身も感じています。そこで、私も、その企業の基盤の部分を作っていくお仕事をしたいと考え、HR部門に興味を持ちました。
(この後、深堀りされた。説明会でも企業における人の重要性が強調されていたため、その話も織り交ぜて語った)

アルバイト経験とそこで学んだことを教えてください。

コンサルティング会社で1年半アルバイトをしていました。そこでは、コンサルテントの補助として、講演準備のための事務作業を始め、実際に自分が講演に参加したり、顧客から意見を集計・分析することで提供サービスの改善点を見つける仕事や、ウェブサイトに載せる図や表の考案など、幅広い業務に携わっていました。

学んだことは２つあります。1つ目は、正確に、かつ期限までに確実に仕事を終わらせる姿勢です。事務作業をしていく中で、その地道で細かい作業こそが、大きな成果につながる大事な土台であるに気が付きました。
2つ目の学んだことは、自分の業務に関連する業務については情報を入れておくという姿勢です。例えば、コピーを取ってと言われた時に、そのコピーした資料がその後顧客に配られることが分かっていたら、コンサルタントが配りやすいように向きを考えて積んだり、付箋をつけて数をわかりやすくするという工夫ができます。自分の言われた業務にだけ集中するのではなく、その前後の関連業務にも気を配ることで、よりよい成果を生めることに気が付きました。

会場のあるビルに着くと秘書さんの携帯に電話をかけて、入館証を持ってきてもらう。
秘書さんに連れられてオフィスまで行くと、待機室に通され、そこで抗原検査をする。
10分ほどそこで待った後に、面接会場(応接間のようなところ)に通さる。
そこでも10分から20分程度待った後に面接官が入ってきて面接が始まる。
30分の面接の予定が、最終的には1時間半にまで伸びた。
最後は入館証を返して、そのまま帰宅になった。

適性検査の性格診断の結果を非常に重要視されているようでした。
私の診断は珍しく明確が結果が出ていると言われて、そこを非常に評価して頂きました。
嘘をつかずに真面目に全ての質問を答えていたため、同じような質問が出てきたときの回答に差異がなかったことが要因かと思われます。
また、最後は落とす面接というよりはネガティブチェック的な面接だったため(1次面接と2次面接の評価がよかったからかも知れませんんが)、面接官からの雑談的な質問(苗字の由来とか、以前住んでいた土地についてとかも話した)に落ち着いて答えていくことが大切だと思う。

説明会でも登壇して下さったExecutive Vice Presidentの方。クニエの中で一番偉い人なだけあってその点では緊張感がある面接だったが、話す内容は彼がその場で思いついたことを聞くような雑談的な面接だった。後半は、事前に受けた適性検査の結果を教えて下さり、私がどのような性格だと診断では出ているのかについて細かく分析して下さった。最後は逆質問の時間があり、非常に丁寧に私の質問に答えて下さった。

なし

企業のホームページ
社員さんのインタビュー記事

家族構成と、家族の性格について教えてください。

私には、父と母と○○がいます。父は、○○の性格をしていると思います。○○のようなことがあっても、絶対にあきらめてない姿に○○の性格がよく表れていると思います。母は、○○の性格をしていると思います。誰よりも○○なところがあり、特に○○をしている時にそれを痛感します。○○は、○○のような性格をしていると思います。○○は○○という職業についているのですが、その理由も○○からで、性格が表れているのではないかなと感じています。
(個人情報保護のため詳しくは書かないが、家族の性格については、家族の職業やエピソードなど多様な情報を含めながら説明をすることを心掛けた。深堀りはされなかったが、私の適性検査の結果をみながら聞かれていたので、そこで出ている私の性格と比べているように思われた)

大学のゼミでは何を勉強されているのですか。

社会福祉について学んでいます。社会福祉学とは、人と人とのつながりによって成り立っているこの社会を、いかに、全ての人にとって幸せな場所にできるかについて考える学問です。具体的には、高齢者や障碍者、子ども、貧困層の人々や、今ですと、LGBTQの方など、主に社会的弱者の方が自分らしく生きていけるために、社会はどのような物理的・精神的支援を提供できるのかについて学んでいます。私はその中でも貧困層や知的障害を持っている子どもたちに対して適正な教育を与えられる社会の構造について研究しています。
(ここから少し深堀りされる。単純に興味あって聞いて下さっているような、あまり格式ばった聞き方ではない。深堀りでは、この学問を選んだ理由と、なぜ子どもの問題なのかについて聞かれた。)