18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 東北大学大学院 | 男性
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Q.
現在取り組んでいる研究内容,特に力を入れて取り組んでいることをお書きください.
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A.
蛋白質の立体構造形成制御に関わるジスルフィド結合形成機構の解明を目指した研究を行っています.我々の生命活動において重要な役割を果たしている蛋白質ですが,蛋白質が生体内で酵素として役割を果たすには立体構造の形成が必要です.したがって蛋白質はリボソームによる合成と共に(合成中の蛋白質を新生鎖と呼ぶ),立体構造を形成する必要がありますが,幸い,我々にはこの立体構造形成を制御するシステムが備わっています.その一つがジスルフィド結合形成です.ジスルフィド結合はシステインと呼ばれるアミノ酸同士の共有結合で,これが正しく形成されないと糖尿病や高脂血症などの原因になると考えられています.これまでの研究でジスルフィド結合はPDI familyと呼ばれる酵素群によって蛋白質に導入されることが明かになっています.しかし,これらの酵素がどのように新生鎖のジスルフィド結合形成を制御するかは明らかになっていません.私はそれらのメカニズムを解明するため,細胞を用いた系,精製タンパクを用いた系の二つの系を用いて網羅的に研究を進めています. 続きを読む
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Q.
あなたが当社を志望する理由と,取り組みたい仕事は何ですか?
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A.
【志望理由】製紙のみならず幅広い研究開発に注力し,「領域をこえ 未来へ」をスローガンに掲げる貴社で新しい価値を創造したいと考えたからです.幼い頃から自然が好きで将来は自然環境の保全に貢献できる仕事に携わりたいと考えていました.そうした中で,紙は情報媒体として長い歴史にわたって我々の文化を築いてきただけでなく,多岐にわたる分野で応用され社会に貢献できる素材であり,広く社会貢献ができると考え製紙業界を志しました.ICT技術の発展により事業転換を余儀なくされている製紙業界ですがいち早く海外事業の拡大,国内事業の集中化に成功した貴社でこそ,新たな価値を創造と普及が可能だと考えます.研究で培った論理的思考力や専門知識を生かし分野に縛られない柔軟な発想で新たな価値の創造に貢献したいです.【取り組みたい仕事】CNFやその製造技術を生かした様々な用途開発に取り組みたいと考えています.先日,貴社の確立したリン酸化エステル化法には衝撃を受けました.CNFの欠点であった製造コストの高さを克服しえる手法だったからです.炭素繊維に次ぐ次世代素材として注目を集めていたCNFですが,その実用化がもうすぐそこまで近づいていることを感じました.そういった中で私はCNFの用途開発に携わり,新たな価値の創造に貢献したいと考えています.また,植物由来のため環境へ低負荷であるCNFの普及を通じて自然環境の保全に貢献したいと考えています. 続きを読む
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Q.
取り組みたい仕事
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A.
CNFやその製造技術を生かした様々な用途開発に取り組みたいと考えています.先日,貴社の確立したリン酸化エステル化法には衝撃を受けました.CNFの欠点であった製造コストの高さを克服しえる手法だったからです.炭素繊維に次ぐ次世代素材として注目を集めていたCNFですが,その実用化がもうすぐそこまで近づいていることを感じました.そういった中で私はCNFの用途開発に携わり,新たな価値の創造に貢献したいと考えています.また,植物由来のため環境へ低負荷であるCNFの普及を通じて自然環境の保全に貢献したいと考えています. 続きを読む