【数字意識で未来を切り拓く】【20卒】パソナグループの夏インターン体験記（文系/4社合同　人事コンサル体験インターンシップ）No.3783（名古屋市立大学/女性）（2018/10/12公開）

友人にパソナの内定をもらった人がおり、もともとパソナという会社が人材の企業であることを知っていた。自分自身、大学で海外インターンシップの企画運営を行う学生団体に所属をしており、海外インターン生向けにコンサルティングをした経験があったため、もともと人材コンサルに興味があったのが参加を決したきっかけである。選考がなく、参加しやすかったのも決め手の1つである。

書類や面接での選考はなかったが、先着順であったため、インターン情報が解禁してからできるだけはやく申し込んだ。

人事コンサル体験

1日目にやったこと

まずはじめに会社説明が1時間ほどあった。そのあと人事コンサルとして必要な姿勢（目を見る、相槌を打つなど）についてグループでディスカッションした。お昼を挟んで、午後は実際にとある問題を想定して、解決策を出すケーススタディ型のグループワークを3時間ほど行い、最後にグループごとで約10分間ずつ発表した。発表後は人事部社員の方からのフィードバックもあった。最後に1時間弱、若手社員の座談会があった。参加学生が約60人と非常に多かったので、質問ができる学生は限られてしまった。

人事部の社員

なし

与えられたお題の課題を特定し、それに対する解決策を出すときに、もっと数字を意識した方が良いというフィードバックがあった。（例えば、○○年以内に、店舗を△△軒増やす、など）これは今後ESを書いたり、面接で面接官に自信の経験をアピールするときなどにも役立てられるだろうと感じた。

グループワークの時間が短く、決められた時間内に課題を特定し、解決策を考え、それを紙にまとめて発表の準備までしなければいけなかったので、時間との戦いだった。選考がなかったこともあり、人材業界にそこまで興味がない学生もグループ内にいたので、その人たちを巻き込むことに苦労した。

何事でもそうだが、特に人材業界はビジネスの対象とするものは「ひと」なので、クライアントとの間にしっかりとした信頼関係を結ぶことが大事だということを学ぶことができた。そしてその信頼関係を得るためには、良いアイデアや解決策を出す以前に、傾聴姿勢を意識すべきだということを学ぶことができた。

ロジカルシンキング力をもっとつけておけば良かったと思えばよかった。グループディスカッション中は与えられた資料にも目を通さなければいけなかったが、その資料の内容を頭に入れるのに時間がかかってしまった。

職場受け入れ型のインターンではなかったし、実際に本社で行ったインターンでもなかったので、パソナで働くという具体的なイメージが湧くまでには至らなかった。しかし、人材ビジネスというものがどういう仕事なのか、人材コンサルがどのように行われるのかは感じることができた。また、今回が与えられたお題に対してアウトプットを出すまでで終了だったが、これが実際に対クライアントになったときに、どこがゴールになるのか具体的なイメージが湧かなかった。

社員の方が1人1人を念入りにチェックしていたわけではないので、インターンシップに参加したことで内定に直結することはないと考えられる。ただ、インターンシップでの成績やYoutubeチャンネルの視聴頻度などは選考に考慮するとおっしゃっていたので、参加していない学生、また好成績でなかった学生より少しは本選考に有利になると思う。

人材業界と聞くと、他人に対して厳しい人が多い印象を持っていたが、実際は優しそうな人や雰囲気が良い人が多かったため。また座談会での話を聞く中で、女性が働きやすい環境が整っている会社だなと感じたため。人材業界についてのイメージががらっと変わったので、現在の志望度は以前より上がっている。

前述したとおり、インターンシップ後はに好成績者（おそらくグループワークで活躍が見られた学生）向けにイベント優先案内や限定のYouTubeチャンネル視聴などの権利が与えられたため、インターンシップで好成績だった学生はある程度有利になると考えられる。

このインターンシップに参加する前に自動車メーカーのインターンシップに参加していて、それが非常に難しかったが楽しかったので、メーカーが第一志望だった。将来は海外で働きたいという思いがあったので、総合商社や物流会社も視野に入れていた。人材は学生団体での経験が活かせるだろうと考え、インターンシップに参加したが、志望度は高くなかった。

人材業界については、インターンシップに参加してみて今後本選考を受けるか受けないか決めようと思っていたが、参加してみて好印象だったので、本選考も受けようと考えている。ただやはり自分がやりたいことや、働く環境という側面では人材よりメーカーの方が希望に近いので、人材は依然として第一希望の業界ではない。ただ、パソナが会社の規模が大きく、海外にも展開しているので、人材業界の中でいったら志望度は一番高い。