【未知への挑戦、技術の舞台】【20卒】日鉄ソリューションズの夏インターン体験記（理系/SEのタマゴ養成講座）No.4796（九州大学大学院/男性）（2019/4/10公開）

既存の技術を使って他の誰かが必要なシステムを作るシステムインテグレーターという業界に興味があった．その中でもこの会社は製造業のシステムを基盤とし強い技術力を持っていることで魅力を感じていた．またプログラミングは研究でも使っていたがグループでのシステム開発がどういうものか想像がつかなかったので体験してみようという気持ちになった．

適性検査は前に友達が受けたのでどんな問題かを聞いたくらい．また面接に関しては当日の朝と電車の中で軽く事業内容を調べたくらい．持論だが準備しすぎると暗記ゲーになってしまうので，紙やパソコンに書いたりはせず頭の中で考え素直な言葉で話すように心がけた．

あるお店の業務をシステム化する取り組み

前半にやったこと

初日からシステム構築の上流工程を始めた．あまり講義のような時間はなく資料を渡されそれを読み解いていくという感じ．システムの概要を設計して中間報告のようなものを複数回行った．

後半にやったこと

前半よりはやや下流の工程を行った．ただプログラミングは一切せず要件定義やシステムに搭載する機能の詳細を設計した．後半も前半に続き中間報告が複数回あり，最終日にみんなの前で発表を行った．

10年目くらいの中堅SE.

なし

チーム全体としては非常に緻密で良いシステムが出来ていると終始評価されていた．個人としてはもう少し積極的に意見を出したり，分からないことを伝えるたりすることが大事と言われた．

周りの頭が良く，どんどん作業が進んでいくのでついていけない場合が多かった．ただそれでも時間的にはギリギリで残業までして終わらせた．中間発表の時は誰に質問が来るかわからないので，全員がシステムの内容を理解していなければならず，少しでも漏れがあると指摘された．

全員違う大学だったので考えていることや価値観，性格が今まであったことのない人ばかりで衝撃だった．住む地域で仕事のテンポの速さが違うのも驚きだった．社員の方々の頭も非常に良いのでレベルを知ることができてよかったと思う．残りの学生生活でやっておくべきことも学べたと思う．

みんな初体験だったので事前の準備はあまり必要ではないと思う．文系の人でもその辺はあまり心配しなくても大丈夫．集中力が必要なインターンなので健康な体で望むのが一番だと本当に思った．

インターンで業務の体験ができただけでなく，飲み会も頻繁に行われたので非常に社員の方々との距離が近かった．そのためどういう人間がいるのかどういう働き方をしているか見たり聞いたりする機会がとても多かった．また頻繁にイベントを開いてくれるのでかなり多くの人々と交流することができる．

インターン生の中では目立たなかったがインターンに合格したことが選考でも有利に働くと思っている．またインターン生は社員との交流の機会が非常に多いので参加していない人に比べて働き方を理解していると思う．そのため，ジョブマッチングでも素直な言葉で話すことが出来そうだと思っている．

給与面や福利厚生など，現場の生の声を聞いて働き方，暮らし方のイメージが強く湧いた．また非常に優秀な人が多く，性格的にも優しい方ばかりなので成長でき，働きやすい環境が揃っている印象だった．業務内容もプログラミングだけでなく人と話して設計していく業務もあり自分の得意分野であるコミュニケーション力が活かせると思った．

もともと有利なるという噂を聞いていたので多少有利に働くとは思う．特別にインターンや面接のフィードバックも頂け，イベントもたくさん用意してくれるので，是非働いて欲しいという雰囲気を感じた．

専攻が情報系なのでIT系の業界に就こうとなんとなく考えていた．ただひとえにITといってもセキュリティ企業や通信系企業など業界時代が非常に広く，IT企業でなくても情報系の業務がある時代なのでインターンを通して少しでも業界を絞っていこうと思いESを出していた．SIの他にはweb系やメーカー系の業種にも興味があった．

ほぼIT系の中でもSI系の企業にしようと決めた．インターンは大変だったが内容は非常に面白く，技術が大好きと言うわけではない自分にとってはぴったりな業界だと個人的に思った．志望度的にはもともとそこまで高くなかったが，インターンやその他のイベントを通して間違いなく第一志望の会社になった．もう少し同業他社を調べて深掘りしていきたいと考えている．