【20卒】日鉄ソリューションズの夏インターン体験記（理系/SEのタマゴ養成講座）No.4796（九州大学大学院/男性）（2019/4/10公開）

既存の技術を使って他の誰かが必要なシステムを作るシステムインテグレーターという業界に興味があった．その中でもこの会社は製造業のシステムを基盤とし強い技術力を持っていることで魅力を感じていた．またプログラミングは研究でも使っていたがグループでのシステム開発がどういうものか想像がつかなかったので体験してみようという気持ちになった．

適性検査は前に友達が受けたのでどんな問題かを聞いたくらい．また面接に関しては当日の朝と電車の中で軽く事業内容を調べたくらい．持論だが準備しすぎると暗記ゲーになってしまうので，紙やパソコンに書いたりはせず頭の中で考え素直な言葉で話すように心がけた．

応募 → 筆記試験 → 最終面接

時間に関しては詳細に記憶していないが，性格検査，言葉の意味を問う問題，国語のテストのような問題，規則性を見つける問題，転がしていったサイコロの目の位置を問う問題などがあった．

まだそんなに就活を意識していなかったので本などでは一切勉強していない．友達からどういう形式の問題が出るか，難易度はどれくらいか話を聞いてから望んだ．

あまり回答を作っていくことなくその場の空気を読みながらありのまま答えたのが良かったと思う．フィードバックがいただけるが，そこでも自分の頭で考えることのできる人間と評価された．

チームの中でどういう役割を何うことが多いか

冷静に物事を見て正しい方向に議論や活動が進んでいっているかを指摘することが多い．議論が白熱していくとどんどん違う方向に話がそれることがあるが，あまり熱くならないタイプなので「ちょっと冷静になりましょう」といつも呼びかけている．リーダーをすることはほとんどないが客観的に全体を見て影からサポートするようなことはよくある．

周りからどういう人間と評価されるか

周りが慌てていても落ち着いている人間だと言われる．飲食店でのアルバイトで，お昼時などは店内がとても慌ただしくなり新人を中心に不安そうな顔をしている人たちが目立つ．そんな時でも客観的に自分や周囲の行動を見ているので慌てた顔をせず，不安そうな人には声をかけたりしている様子を社員の人たちから評価されることがある．そういう意味で存在そのものが安心感を与えてくれると言ってくれる人もいる．

あるお店の業務をシステム化する取り組み

前半にやったこと

初日からシステム構築の上流工程を始めた．あまり講義のような時間はなく資料を渡されそれを読み解いていくという感じ．システムの概要を設計して中間報告のようなものを複数回行った．

後半にやったこと

前半よりはやや下流の工程を行った．ただプログラミングは一切せず要件定義やシステムに搭載する機能の詳細を設計した．後半も前半に続き中間報告が複数回あり，最終日にみんなの前で発表を行った．

10年目くらいの中堅SE.

なし

チーム全体としては非常に緻密で良いシステムが出来ていると終始評価されていた．個人としてはもう少し積極的に意見を出したり，分からないことを伝えるたりすることが大事と言われた．

周りの頭が良く，どんどん作業が進んでいくのでついていけない場合が多かった．ただそれでも時間的にはギリギリで残業までして終わらせた．中間発表の時は誰に質問が来るかわからないので，全員がシステムの内容を理解していなければならず，少しでも漏れがあると指摘された．