【21卒】三菱電機の冬インターン体験記（文系/職場受け入れ型インターン）No.10083（2020/7/22公開）

総合電機業界に興味があり、その中でも大手の一角を占める三菱電機を深く知れるということで応募を決意した。また、他社のインターンと違いこのインターンは支社の現場に配属され、実務を間近で体験できるものだったので、多くの会社の志望動機を書く上でとても役に立つと思ったから。あとは、このインターンに参加すると三菱電機の内定に大きく近づくと聞いていたため。

選考フローが「エントリーシートと面接」で、WEBテストが無かったのでESにはかなり力を入れた。自分はこのインターンで何を得たいのかを具体的につづった。

エントリーシート → 最終面接

私が選考を受けた支社は受験者数が少なくほぼ意思確認だったため（後日聞いた）、形式的な質問しかされず、残りは希望職種や勤務地の確認などの事務的な内容だった。

志望動機を教えてください。

物事の課題を見つけ、解決に向けて仲間を巻き込む私の強みを実務を通して活かしたいからだ。御社の業務は、周囲と協働して遂行するものと考えており、これは私の強みとマッチする。現場での体験を通じ、御社で活躍する人材に求められるモノを掴みたい。また、私は若手のうちから様々なことに挑戦できる御社の社風、家電から宇宙にまで渡る幅広い事業領域に関われることに、非常に魅力を感じている。中でも、FA事業に強い興味がある。今後、深刻な労働力不足が予想される日本において、産業機器の自動化には更なる変革が訪れると考える。インターンシップを通して、この仮説の真偽を確かめ、FA事業の将来の展望を見てみたいと思い、志望する。　

学生時代に力を入れたことを教えてください。

○○○○○部での活動に最も力を入れ、全日本インカレ出場を果たした。全国出場を目標に掲げ、自分の代が始まってから最初のリーグ戦は5チーム中4位と惨敗だった。課題は「特定選手の個人技に頼り過ぎ」であった。これを解決するために、私は同期全員で練習メニューを改善することを提案した。各々が良いと思ったプレーや練習の動画を持ち寄って主将の自宅で分析し、ひたすらパスを繋いで守りを崩す練習を取り入れた。うまく連携が取れない時もあったが何度も反復した。その結果、全選手が満遍なく得点できるようになり、チームワークで試合に勝てるようになった。これらの積み重ねで、全国出場がかかったリーグ戦で優勝し目標を達成できた。

4日間実務を経験し（私の場合はFA事業の営業）5日目にこれまでの成果をパワポにまとめたものを発表する。

前半にやったこと

初日はオリエンテーションで終わった。簡単な会社説明、事業部の開設、製品がどういったプロセスを経てお客様のもとへ渡るのかを座学で学んだ。配属先部署に引き渡された後は、そこで扱っている製品の説明を受けたが、正直ほとんどわからなかった。

後半にやったこと

2～3日目は、営業担当の社員さんについていき、商談に同行させていただいた。お客様（地場の企業の社長さん）とお話しできる機会もあった。4日目は、1日かけてスライド作りを行った。最終日は資料を発表し、FBを貰って解散。本来なら６日目は本社に出向いて全国のインターン生との集合研修が予定されていたが、コロナウイルスの関係で中止。

配属された部署の部長・課長・先輩社員、総務課の社員さんなど計20名ほど

なし

4日目のスライド作成の日は、メンターの若手社員さんが業務中にもかかわらず、逐一面倒を見てくださったのは印象的だった。この資料では何を伝えたいのか、というところに重きを置き、細かい部分まで何度も添削をしてくださった。この資料は翌日大いに評価していただけた。

大変だったことは特に思い当たらない。5日間楽しく過ごすことができた。しいていえば、初日の段階で、最終日にこれまでの経験の成果発表をしてもらうと聞いていたので、営業に同行させていただき、商談をしている際は一言一句話の内容を聞き漏らさないようメモを取っており、これには少々骨が折れた。