【宇宙と熱情、未来への軌跡】【23卒】三菱電機の技術系総合職の本選考体験記 No.24713（非公開/男性）（2022/4/24公開）

研究内容概略（500字）/当社で実現したい「想い」と、その理由をご記入ください。（500字以内）/これまで「想い」を持って取り組んだ活動についてご記入ください。（500字以内）

採用サイトのマイページから提出

webで入力

研究内容は500字であったので、研究内容の説明に加えて研究の中でどこに注力したかなども含めて書いた。実現したい思いの中では、幅広い事業領域を行う企業であることから、志望の事業分野が他分野とどのように関わりを持てるかを交えて書くことを意識した。

就活会議やワンキャリアなど就活サイトに載っているエントリーシートを参考にした。特に、自分の携わりたい事業分野について深掘りして書いた。

就活会議
ワンキャリア

接続→自己紹介→面接→逆質問→終了

礼儀正しくあることを心がけました。正座で背筋を伸ばすという姿勢の正しさから、面接官の質問に対して毎回「はい」と答えてから話し始めることを意識しました。
続いて、面接官が質問をするまでに話す内容についてもわかりやすく相槌をすることも意識し、誠実さを見せることを意識しました。

第一印象から明るい印象で、口調もとても柔らかく接しやすい感じだった。面接の最初はアイスブレイクで自己紹介をし、その流れで面接が自然に始まった印象。研究内容は聞かれるが、あまり深ぼられなかった。

なし

ワンキャリア

研究内容について文系でもわかるように説明してください。

地球外惑星の地表面サンプルを地球に持ち帰るサンプルリターンに関連する研究をしています。サンプルリターンというのは地球外惑星の地表面サンプルを地球に持ち帰るというミッションです。これにより太陽系や生命の起源の解明が期待されています。サンプルは専用のカプセルに入り地球に帰還するのですが、その際に大気にぶつかることで高温環境にさらされます。そのため、サンプルの保護に向けたカプセルの最適な耐熱設計が必要となります。設計に向けて大気圏突入環境を再現した高速気流を生成できる、膨張波管という地上設備の運用が考えられます。しかし、膨張波管で設計を行うには生成気流の密度や温度などの気流特性を正確に同定する必要があります。なぜ気流特性の同定が必要かというと、どういう気流の温度や密度まで設計したカプセルが熱に耐えられるのかを調べたいからです。そこで私は、高速気流がカプセル周囲で発光する現象に着目し、発光現象を撮影した画像と数値シミュレーションから生成気流の気流特性の予測を試みています。

学生時代頑張った活動について教えてください。

バスケットボールサークルの活動に注力しました。私のサークルは高校時代各県で上位の成績で活躍した選手が多く、私は実力で大差がありました。そこで、チームに貢献するための得点能力の向上に向けて、２つのプレーを得意技として磨きました。１点目は攻守の切り替えで誰よりも先に走り、敵の守りが追いつく前に得点すること、２点目は得意な位置からのシュートです。その結果、１試合４得点程度だった得点能力を１6得点まで向上させ、大学３年目はスターティングメンバーとしてチームに貢献できました。また、新メンバー加入の際は、例年加入１ヶ月後に行われる大会で即戦力として伸び伸び活躍できる雰囲気を構築したいと考えました。そこで、食事に誘い、練習中は各選手の性格や動きの特徴を話すことで積極的に意思疎通の機会を確保しました。その結果、大会では新メンバーが活躍でき、チームとして初めて決勝に進出できました。以上のように、サークル活動を頑張ってきました。

接続→自己紹介→面接→逆質問→終了

礼儀正しさが評価されたと教えていただきました。基本的なことですが、オンラインでも正座で背筋を伸ばして、相槌話をわかりやすくすることを意識しました。質問が来たときは、まず「はい」と返事をし、面接官の質問の意図を汲み取った話の展開も意識しました。自分が話す中でわかりにくいと感じるところは特に詳しく話すようにした。

第一印象は硬い雰囲気かと思ったが、話が始まると三人とも反応よく話を聞いてくれるのでとても話しやすかった。圧迫感はない。落ち着いて話すことができる。

なし

ワンキャリア

研究内容について教えてください。

地球外惑星の地表面サンプルを地球に持ち帰るサンプルリターンに関連する研究をしています。サンプルは専用のカプセルに入り地球に帰還し、大気圏突入時に高温環境にさらされるため、サンプルの保護のためにカプセルの最適な耐熱設計が必要となります。設計に向けて大気圏突入環境を再現した高速気流を生成できる、膨張波管という地上設備の運用が考えられます。膨張波管が運用できれば火星のようなより深宇宙のサンプルリターンに向けたカプセル開発および太陽系や生命の起源の解明に近づくことが期待できます。しかし、膨張波管で設計を行うには生成気流の密度や温度などの気流特性を正確に同定する必要があります。そこで私は、高速気流がカプセル周囲で発光する現象に着目し、発光現象を撮影した画像と数値シミュレーションから生成気流の気流特性の予測を試みています。教授との議論や論文の読み込みに注力する中で、正しいと確信していた計算式の誤りに気づき計算精度を向上させ、気流特性を予測することができました。今後は得られた気流特性を用いて模型周りの発光強度を計算し、撮影した画像との比較を行うことで予測結果の妥当性を検討する予定です。

学生時代何を頑張りましたか。

「陰ながらサークル活動を守る」という「想い」を持ちサークル運営を行いました。大学のバスケットボールサークルで主務という役職を経験しました。主務は活動場所の確保や体育会の業務への協力などを行います。これらを怠るとサークルの持ち点から減点され、減点が多いとサークル活動が停止されてしまいます。そのため、責任感が問われる仕事でしたが初めは正直漠然と仕事をしていました。しかし、あるとき主務の仕事で練習に遅れて行きサークルの仲間が当たり前に楽しく活動する姿を目にすることで、自分が仕事を行うことでサークル活動を維持できることを改めて実感しました。そして、やりがいとともにサークルを陰ながら守りたいと感じました。その中で、私は主務の1年間は減点を0にするという目標を立てました。目標に向けて特に困難だったことは、他のメンバーの協力を得ることです。体育会の業務の中に最低でも6人必要な活動があり、毎年人数を集めるのに苦労する先輩の姿を見てきました。そこで、早めの連絡や個別の依頼を心がけることで10人以上の協力を得ることができました。その結果、1年間の減点を0にし円滑なサークル運営に貢献することができました。

別の企業に内定が決まったため。