22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
オムロンでは大切にする価値観の1つとして、「絶えざるチャレンジ」をあげています。あなたが他者を巻き込んで、共通の目的に向かってチャレンジした(取り組んだ)経験について、あなた自身が果たした役割や取り組みの成果も含め、具体的に記してください。
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A.
私はバスケ部のコーチを務め、チームの強化に貢献しました。私は学部4年間を選手として活動した後、後輩たちからの他薦と、選手への指導というこれまでとは逆の立場へ挑戦してみたいという気持ちから、1年間コーチを務めることになりました。コーチの主な役割は、試合中の指揮、練習メニューの考案とその指導です。前年度に1部リーグ昇格を果たしたものの、1部リーグ所属の強豪私立校とは明確な力の差があったため、チームの目標は強豪私立校と対等に戦うことでした。他の強豪私立校と比べて練習に使える場所も時間も乏しかったため、練習の効率・効果を最大化する必要がありました。そこで私は、2つのことに取り組みました。1つ目は、「分析」です。自チームの現状を整理し、長所・短所、自分たちが強化すべき点、そのためにどのような練習をするべきなのか、などを分析しました。また、大会前には対戦相手チームの分析も行いました。対戦相手チームのチームスタイル、よく使う戦術、長所・短所、各選手の特徴、などを分析しました。2つ目は、分析結果の「伝達・指導」です。分析結果を選手全員が理解し、試合で体現してこそ分析の意味があります。最初は伝えたいことがなかなか選手に伝わりませんでした。なぜなら私の中では当たり前だった前提が、ある選手の中ではそうではなかったり、今まで感覚で覚えていた身体の動きを言葉にすることが難しかったりしたからです。このような困難を、私はどのような言葉なら伝わるのか選手と話し合う、指導法についての本を読んで勉強するなどして少しずつ改善していきました。このような対策の結果、前年度は大きく差をつけられて試合に負けてしまった相手にも互角に戦うことができました。この経験から、自分が学んだ知識・経験を、組織の中で共有、時には指導することで、知識・経験がより活きることを学びました。貴社で働く際も、知識・経験を積極的に学ぶと同時に周りに共有し、また周りの人々の知識・経験を積極的に吸収することで、所属するチームの成績向上に繋げます。 続きを読む
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Q.
あなたの研究テーマや得意技術について専門外の人にもわかるよう説明し、希望する事業部でどのようにその技術を活かしたいか説明してください。 →オムロン株式会社、技術・知財本部
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A.
私は、外部からの刺激で細胞分化を制御するための基礎研究をしています。細胞分化には、細胞核内のDNAの状態変化が関係します。本研究では、力学刺激とDNA状態の変化の関係を明らかにすることで、細胞分化の制御を目指しています。将来的には、細胞分化の制御技術により、再生医療や疾病の原因解明への応用も期待されています。力学刺激の手段として、マイクロ単位の狭隘部を持つマイクロ流路を用い、マイクロ流路に細胞懸濁液を流すことで、流路の狭隘部を細胞が通過する際に圧縮刺激を与えます。その後、細胞核内を観察し、圧縮刺激とDNAの状態変化の関係を調査します。先行研究では、流路に細胞懸濁液を流す前後で細胞濃度が著しく低下する、細胞懸濁液にかかる圧力が上昇し続けるという現象が発生しており、細胞に対する刺激に再現性がないという課題がありました。そこで私は、検証実験を重ねて現象の原因を少しずつ絞っていくことで突き止め、実験系を再構築することでこの課題を解決しました。私が希望する技術・知財本部では、この研究活動で培った、課題解決に向けて試行錯誤を粘り強く行うことを活かして、貴社のコア技術のさらなる深化に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
あなたの研究テーマや得意技術について専門外の人にもわかるよう説明し、希望する事業部でどのようにその技術を活かしたいか説明してください。→オムロンヘルスケア株式会社、ヘルスケア事業(研究開発・商品開発・設計商品技術)
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A.
私は、外部からの刺激で細胞分化を制御するための基礎研究をしています。細胞分化には、細胞核内のDNAの状態変化が関係します。本研究では、力学刺激とDNA状態の変化の関係を明らかにすることで、細胞分化の制御を目指しています。将来的には、細胞分化の制御技術により、再生医療や疾病の原因解明への応用も期待されています。力学刺激の手段として、マイクロ単位の狭隘部を持つマイクロ流路を用い、マイクロ流路に細胞懸濁液を流すことで、流路の狭隘部を細胞が通過する際に圧縮刺激を与えます。その後、細胞核内を観察し、圧縮刺激とDNAの状態変化の関係を調査します。先行研究では、流路に細胞懸濁液を流す前後で細胞濃度が著しく低下する、細胞懸濁液にかかる圧力が上昇し続けるという現象が発生しており、細胞に対する刺激に再現性がないという課題がありました。そこで私は、検証実験を重ねて現象の原因を少しずつ絞っていくことで突き止め、実験系を再構築することでこの課題を解決しました。私が志望するヘルスケア事業では、この研究活動で培った、課題解決に向けて試行錯誤を粘り強く行うことを活かして、ヘルスケア商品の商品開発に携わりたいです。また、貴社のヘルスケア事業を通じて、人々の健康に貢献したいです。 続きを読む