テーマ「JAPANESE TOILET~日本のトイレで世界を救う~」
提案理由:私が提案するテーマは「トイレ」です。私が、ゼミの研究の為外国人の方にアンケートを取っている際に日本の優れているところは、「トイレ」であるとの意見をいただきました。そして後日調べると現在、日本のトイレ技術は訪日外国人にアンケートを取った結果90%以上の方が自国のトイレより綺麗だと答えたように世界トップクラスの域になっています。理由として挙げられるのは日本のトイレは消臭機能やウォシュレット機能などが備えつけており衛生面も世界トップクラスです。しかし世界に目を向けると未だに3人に1人がトイレを使用することができず、9億4600万人が屋外で排泄をし、1日に800人がトイレの不衛生が原因で下痢などを引き起こし亡くなっているとのことでした。ここから私は、日本のトイレ技術をより多くの方、特にトイレの衛生管理の不十分である発展途上国の方に知ってもらい、使用してもらうことで各々国が抱えるトイレ問題を解決することが、結果的に外国人に2020年以降も日本を好きでい続けてもらえるのではないかと考えました。
ターゲット:トイレに問題を抱えている国として挙げられるアフリカ諸国
ターゲットに据えた理由:世界全体を見回してもトイレを利用できない国に上位がすべてアフリカ諸国であったため
ターゲットが抱える問題と解決策
1 教育・しつけ問題
日本では当たり前で受ける教育もしつけもアフリカ諸国では受けることができていない場合が多くトイレもその一つだと考えられます。そのため私は実際にアフリカに出向き学校や村にコミュニティが集まる場所で「トイレ先生」と名打った先生がトイレについての教育授業を行うことを実施しようと考えます。最初は、トイレ先生が衛生環境の重要性を促しますが、のちは住民同士が衛生環境を理解し、トイレで排泄する重要性を認識するように促し、住民同士で支え合い、チェックできるような環境作りを目指します。
2 水洗トイレの普及率が低い点
衛生面が整っている水洗トイレの普及率はWHOが2010年に調べた調査によると水洗トイレの普及率は西アジア諸国では85%に対し、サブサハラアフリカは30%さらには、野外つまりトイレがない割合も25%と水洗トイレの普及率が低いことも問題点としてあげられます。その原因となるのは、上下水道の未整備だと考えられます。そのため、トイレには水を使わず流せるトイレや排泄物をトイレ自体が下肥にする技術を搭載するなど上下水道設備が整ってなくても使用できるトイレをアフリカ諸国に届けます。
日本製のトイレ技術の認知向上する方法
日本製のトイレ技術の認知向上をするためには実際に使用して貰うことが必要であると考え、2020年に行われる東京オリンピックの会場や選手村にはもちろんのこと設置し、さらに外国人が多く集まる京都などの観光地も設置し日本のトイレ技術の周知を徹底します。さらにアフリカ諸国などに大小様々な規模の「JAPAN TOILET EXPO」を開催します。開催内容は、通常のトイレを体験してもらうだけではなく、アフリカ諸国の90%を占めるイスラム教徒特有の文化であるラマダンに沿ったトイレを体験してもらいます。ラマダンは、日中に食事をとることができないため夜型の人が多いため夜間でも安心して使える光るトイレなどを開発し、大きな会場では各国の要人などに向けて大きな会場で展示場を開催し、小さな会場では村レベルまでに対応できる展示場を開催し日本のトイレ技術を体験体験してもらいます。
業務提携、協賛企業:TOTO株式会社、LIXILなどトイレを専門的に扱っている企業
業務提携、協賛企業のメリットとデメリット
メリット
1今までの様々な問題点を解決することによってトイレ業界のアフリカ進出することができる。
2業務提携、協賛企業の中にはトイレだけではない住宅設備も取り扱うためにトイレ以外の商品のビジネス展開を行うことができる。
デメリット
1先行投資であるためにすぐに利益がでにくい
2開発費などの費用も多く支出するため失敗をした時のリスクが大きい
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