22卒 本選考ES
技術系 研究職(化学工学系分野)
22卒 | 名古屋大学大学院 | 女性
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Q.
◆想い、学んだこと、目的など(全角300文字以内) どのような考え、想いで、研究分野・領域を選択したか。その想いを実現するための研究活動を通し学んだことは何か、残りの大学研究生活で何を得たいかなどをご記入ください。
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A.
将来モノづくりがしたいという思いから、モノづくりに応用可能な基礎知識・技術を身につけたいと考えていました。そこで、基礎的な物質の性質や反応を追求する物理化学を選択しました。研究ではナノメートルスケールの物質を取り扱い、モノづくりの基礎となる測定技術を学びました。また、指導教官との毎週のミーティングの中で、常に最終目標を意識しながら現段階で必要なデータを逆算したり、結果について考え得る可能性を一つずつ検証したりする論理的思考力を身につけました。この思考は研究者として最も重要な資質だと考えます。残りの大学研究生活では、これまで培った知識・技術を体系化する力を得て、後輩へと引き継ぎたいと思います。 続きを読む
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Q.
◆成長に大切なこと、成長したと思うこと(全角300文字以内) 自身が成長するためには何が大切だと思いますか。また学生時代の中で自身が成長したと思うことがらについてご記入ください。
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A.
環境と行動力だと思います。私はこの2点をもって、人前で話すという苦手を克服しました。大学に入り大勢の人々の前でプレゼン発表をした際、緊張で声が震え発表に失敗しました。しかし人前で話す能力は、自身の意見を主張するために重要なため、絶対に克服したいと考えました。そこでまず、サークルの会議という環境を利用し、人前で話す機会を増やしました。また、本やインターネットから対処法を模索し、実践しました。経験を積み自信をつけた私は、サークルの広報活動に自ら手を挙げました。本番は、見学した後輩に褒められるほど、50人以上の学生相手に堂々と発表できました。このように環境と行動力によって苦手を克服し、成長しました。 続きを読む
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Q.
◆強味と弱みのエピソード(全角200文字以内) ご自身の強味・弱みについて、象徴するエピソードについてご記入ください。
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A.
強味は物事に徹底的に取り組み、達成することです。化粧品知識を突き詰めたいと考え、化粧品アルバイトのポストの空きを2カ月毎日確認してポストを得たり、化粧品検定1級に向け半年間毎日勉強し一発合格したりしました。弱みは没頭すると視野狭窄に陥ることです。サークルの会議中、一つの議題に集中し、時間内に全議題を話し終えることができない失敗をしました。現在は弱み解消のため、全体像把握と時間管理を意識しています。 続きを読む
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Q.
◆心がけている事柄(全角200文字以内) 心がけている事柄、自己啓発として取り組んでいる事柄についてご記入ください。
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A.
素直さを常に持つことです。友人から参加義務のない学内の研究発表会への参加を勧められた際、素直に聞き入れて挑戦しました。卒論発表や学会発表とは異なり、分野外の人に向けて、自身の研究を分かりやすく伝える必要がありました。分野外の友人のアドバイスを素直に取り入れながら準備を重ねた結果、最終的に優秀プレゼン賞を受賞しました。このように私は、周囲の意見を素直に聞き入れることで自身の可能性を広げてきました。 続きを読む
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Q.
◆自分と異なる意見・考えについての行動(全角300文字以内) あなたは自分の意見・考えが否定された時(例えば指導教官など)に、どのように思い、どのように対応しますか。
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A.
自分のためを思っての意見だと思い、相手の意見を聞き、自身が理解できるまで質問します。研究室では、卒論発表や学会発表の前に研究室内で発表練習を行います。その際、指導教官や先輩方から指摘を受けることが多々あります。以前、自分なりに分かりやすく伝わるように考えた説明図や発表の構成が分かりづらいと指摘を受けました。時間をかけて準備したため残念な気持ちもありましたが、それらの指摘はあくまで、発表を成功させるという目的達成のためだと理解しているため、指摘を素直に聞き入れ、改善しました。自分と異なる意見・考えに疑問点があればどんな些細なことでも質問し、自身が理解できるまで聞き返すことを心がけています。 続きを読む
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Q.
◆”働く”とは(全角600文字以内) あなたにとって”働く”とはどのようなことですか。お考えをご記入ください。
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A.
「個人でできる以上の力を行使して社会に大きな影響を与えること」です。私はサークル活動を通じ、組織を利用することで自身のやりたいことの規模が拡大していく経験をしました。私は留学生支援を行うサークルに所属しています。活動を通じて留学生の友人が増えた私は、学年が上がるにつれ、留学生と後輩を繋ぐ架け橋になりたいと考えるようになりました。サークルの活動趣旨は留学生支援であることから、ボランティア的側面が大きく、交流は二の次の風潮がありました。そこで私は個人的に取り組みを始め、留学生との食事に後輩を誘い、交流の場を設けました。この取り組みは成功し、知り合い同士が新たな絆を深める姿を見て満足していました。しかし次第に、このままでは人数に限界があると感じ始めました。そこで次に私は、サークルを利用してイベントを企画することにしました。学生同士の交流をメインテーマに、スポーツ大会を企画しました。当日の参加者は60人を超え、イベント後のアンケートでは留学生と友達になったとの感想が多く得られました。この経験から、サークルや会社という大きな組織を使うことで、個人で行動するよりも大きな影響を与えることができることを学びました。私には「一人一人が自分に自信を持つ社会の形成」という夢があります。個人でできることには限りがありますが、自身と同じ思いを持つ会社で働き、社会により大きな影響を与え、夢を実現したいです。 続きを読む
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Q.
◆企業選びのポイント(全角200文字以内) 就職活動に際し、あなたの企業選びのポイントと、その中で最もこだわりたいことを教えてください。
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A.
「生活と心を豊かにするBtoC企業」と「豊富なキャリアパス」です。最もこだわりたいことは前者です。私には、科学分野から人の生活と心の豊かさに貢献したいという思いがあります。また、自身が人や社会との繋がりの中に喜びを感じるため、BtoC企業を志望します。トイレタリー製品等を通じて人や社会と直接的に関わる貴社は、まさに私の思いを実現する企業です。貴社の一員となり多くの人々の生活と心を豊かにしたいです。 続きを読む
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Q.
◆志望する理由(全角400文字以内) 花王を志望する理由をご記入ください。その理由が他社では達成できないかを踏まえてご記入ください。
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A.
理由は2点あります。1点目は唯一無二の多様な研究領域を持ち、それらを領域横断的に掛け合わせて画期的な商品を生み出す力があるからです。例えば、長年の不織布の研究成果を美容・医療領域に応用させたファインファイバーが挙げられます。私は、強みである徹底的な行動力を活かして一分野のスペシャリストを目指し、貴社の幅広い事業展開を利用して様々な領域で活かせる技術や知見を発見したいです。2点目は業界のリーディングカンパニーとして大きな影響力を持つからです。私は国際交流を契機に環境問題意識が高まり、且つ日本人の環境問題意識には改善の余地があると考えるようになりました。日用品は全ての人々の日常の中にあるため、環境問題対策に大きな影響を与えます。特に業界首位として、製品ライフサイクル全体でエコを推進する貴社の姿勢に共感しました。貴社で働くことを通して、環境問題への貢献と認知度の向上を推進していきたいと考えます。 続きを読む
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Q.
◆どのような研究者になりたいか(全角300文字以内) 花王においてご自身の個性・性格や経験、専門性・習得技術などを通じて、どのような研究者になりたいですか。
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A.
幅広い視野を持ち、変化に対応できる柔軟な研究者になりたいです。私は好奇心が高く、幅広く様々なことに興味を持っています。その一方で、目標を決めると達成に向け徹底的に行動し、やり遂げる力があります。両方をバランスよく用いて、目の前のことに集中しながら、幅広くアンテナを張り、新しいアイデアを発想できる研究者になりたいと思います。また、化学のバックグラウンドを存分に活かしながら、他分野の意見も積極的に取り入れ、目標達成のために柔軟なアプローチができる研究者でありたいです。貴社はマトリックス運営を行い、部門を超えた連携を推進する環境を整えている点で、自身の目指す柔軟な研究者になることができると考えます。 続きを読む
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Q.
◆分野1(全角200文字以内) 花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野について2つまでご記入ください。
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A.
脳や神経の研究に取り組み、心や感性を科学的に解明したいです。貴社は、心理学的アプローチにより若々しさの認知モデルや年齢的・内面的な印象の要因を明らかにしてきました。私は、他者承認ではなく、自己承認によって自信を持つモノをつくりたいという思いがあります。そこで研究をさらに推し進め、他人の顔ではなく自分の顔についての評価実験を行い、バイアスの有無等を検証し、自分に自信を持つためのヒントを探りたいです。 続きを読む
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Q.
◆分野2(全角200文字以内) 花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野について2つまでご記入ください。
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A.
皮膚科学や界面化学の観点から、ファインファイバーの応用研究に携わりたいです。貴社では既に、外部環境からの保護機能を明らかにしています。それに加え、繊維の性質によりたるみを予防・改善したり、抗炎症成分を繊維に含ませてニキビ治療へ使用したりするなど、さらなる機能を付与できると発想しました。自身の研究活動で培った物質界面に関する知識や技術を活かし、ファインファイバーのさらなる応用展開に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
◆入社後のキャリアについて(全角200文字以内) 入社後のキャリアについて、思い描くことをご記入ください。
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A.
まずは研究者として本質研究に勤しみたいと思います。特に、関心の強い皮膚・脳・神経分野で、持ち前の徹底的な行動力を活かしてスペシャリストを目指します。その後は、多様な研究領域を持つ貴社の強みを活用して様々な部門や業種を経験し、幅広く知識と人脈を蓄積したいです。最終的には、ニーズとシーズを融合させ、人々の豊かな生活文化を実現するために、様々な手段を講じることのできるゼネラリストになりたいです。 続きを読む