【20卒】日産自動車の夏インターン体験記（理系/エンジニア）No.4020（2018/11/21公開）

理系の学生として関わることのない経営について意識することができた。変革の真っ只中の自動車業界について知り、今後どのような製品が求められるかや、どのような最新技術が開発されているか、インスピレーションを貰えるプレゼン、動画を通して学ぶことができた。

自動車業界の現状や、日産自動車のこれまでや現状について、カルロス・ゴーンについて。また、リーダーシップについて、D カーネギーの「人を動かす」など読んでいれば役に立つ。

昼食や懇談会で、様々な部署の社員の方と話す機会があった。海外で働いた社員さんから、会社や、海外での暮らし、外国での苦労や、製品について、悪い面も含め、素直な意見を聞くことができた。また、日本で働く社員さんの様子や、部署替えのしやすさ、湘南の生産拠点の交通の便の悪さや、社食の評判まで、具体的に聞けた。

インターンシップの応募倍率は高く、参加するだけでもかなり厳しい競争であったと思う。実際、toeicの条件や、人によっては、面接でプレゼンさせられるなど、選考は厳しく行われていた印象。また、交通費や宿泊費、会場などかなりコストを掛けていた。しかし、人数が多く、時間も限られていたため、アピールできる機会は少なく、これだけで内定に繋がる人は限られそう。

人事部の方はとても熱意があり、興味を惹かれた。しかし、意識が高く、少しやりづらさも感じた。社員の方の話では、海外に行かされる事が多く、労働時間も長い印象で、自分の理想とするワーク・ライフ・バランスから少しずれていた。また、関東に拠点が多く、地元を離れる可能性が大きいとわかった。

インターンシップの選考の時点でかなり倍率が高い。参加者への交通費などの支給、会場代など、かなり力を入れていると感じた。グループディスカッションなど、社員の方が参加者の様子をメモしていた。

インスピレーション参加後にメールでアンケートの回答が求められた。それ以外特に会社側から連絡はなかった。

メーカー、特に自動車メーカーを漠然と志望していた。その中から、ワーク・ライフ・バランスや企業の安定性、興味のある製品があるかといった基準で絞っていった。また、自分の英語力や、機械の強度の解析技術など、スキルが活かせるかも考慮した。日産自動車はワーク・ライフ・バランス、英語力が活かせる環境であること、自動運転技術などの研究に興味を持ったことで志望した。

実際、先端の研究や製品開発に取り組む、グローバルな面白い会社だと思った。しかしながら、自分の理想とする生活が遅れるか疑問を持った点、製品に関してトラブルがあり、ニュースになった点、技術力が競争に勝ち続けられるほど高いか疑問があるなど不安がある。今後の就職活動では、もっと業界研究をし、どの部署が向いているかなど、より具体的な点も考えて進めたい。