【未経験からの挑戦、成長への一歩】【17卒】野村総合研究所の夏インターン体験記（経営コンサルティングコース）No.286（大阪大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

就活が6月に解禁されたあと、志望企業のインターンがなかったが、とにかく何かしなければと焦っていた。先輩の話で「NRIのインターンは参加できれば成長できるし楽しい」と聞いたため、ダメ元で参加しようと思った。

大手印刷会社において、オリジンである印刷事業を保持するべきか

前半にやったこと

基本的に毎朝朝礼があり、簡単なグループワークを行った。またランチは毎日社員の人を囲む形でとった。1日目午前中は顔合わせと簡単なグループワークを行った。また、取り組む課題についての説明があった。2〜3日目はひたすら資料読み込みと議論だった。PCは支給されるため、クライアント企業のHPから中期経営計画やアニュアルレポートをダウンロードし、読み込んだあとに議論するという作業がメインだった。

後半にやったこと

4日目はそれまでの内容を踏まえて議論を深め、資料作成。5日目は朝から資料を完成させ、午後はプレゼン。すべてが終わった後総括があり、懇親会があった。

参加した部門の部長/マネージャー/その他3名

なし

コンサルタントとして、現場感をもつことは大切。今回は分社化を行ったが、それを行うことで内部の社員がどう感じるのかは大事にしてほしい。利益面を考えるだけでなく、その会社の大切にしていることを第一に考えながら施策を考えることが大事。

初日から4日目まで案が一向にまとまらず、毎日オフィスから追い出されるまで作業していた。また、土日を挟んでいた為、土日もメンバーで集まって議論をするくらい切羽詰まっていた。最終日前日は徹夜で資料作成をしていた時は、正直この働き方は嫌だと感じた。

ロジカルシンキングを行う上で、MECEにものごとを考えることは必須。その上で全てに検証を行うのではなく「アタリ」をつけて、その仮説の検証を行っていく。2割の検証を行えば8割正しいと考えて良い。

経済の基本的な知識があれば議論をよりスムーズに進められたかと思う。また、企業が情報を開示している場所も全く知らなかったため、予め企業HPからの味方などを知っていれば情報収集も効率よく行えたと思う。

毎昼食で年次の異なる社員さんと話ができたため、それぞれ何年後にどういった働き方ができるのかがわかった。また、行ったワークが実際に過去に扱ったことのあるものとのことで、就職後もどんな案件をもつのかが　具体的にイメージ出来たため。

インターンに参加し、周りの学生のレベルは高いと感じたが、自分自身も負けていないと感じた。すぐ内定が出るのは無理だと思ったが、一年間で成長すれば、NRIにマッチする人材になれると思った。また、NRIは「本当に来たがってくれる人を採用したい」との話があったが、志望度の高さをアピールできたと感じていたため。

周りの学生のレベルも高く、話していて面白い人が多かった。また、就業中はしんどかったが、やはり議論することや知識を吸収することの面白さを感じ、自分には向いていると感じた。それに加え、ついてくださったメンターの1人がとても尊敬できる方で、「20年後にこの人のようになりたい」と強く感じることが出来たため。

インターン後に、インターン生限定のイベントが数回あった。また、そこで気に入られると個人的に人事の方から食事に誘われ、その場で本選考で有利になるとの話があった為。

不動産デベロッパーにいきたいと思っていた。大学で建築を選考していることもあり、その業界に大きな視点で携われる会社に入りたいと思っていたため。具体的には三井/三菱/東急などの大手デベロッパーを見ていた。

それまでまったくコンサルティング業界に興味がなかったが、一気に興味が湧いた。その後の活動はコンサルティング業界を中心に受け、いくつかインターンにも参加している。ただ、依然デベロッパーに行きたいというきもちは消えていないので、現在はコンサルタントとデベロッパーの二軸で就活を進めている。