
23卒 本選考ES
建築設計職(構造設計)
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Q.
研究内容・科目の内容についてご記入ください。400文字以内
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A.
有限要素法を用いて組積造文化財の構造解析に取り組んでいます。研究対象は2015年にネパールで起きた地震で被害を受けた組積造文化財です。文化財を保存するためには、構造物の耐力や地震時の挙動を正確に把握する必要があります。それには文献等を用いた歴史調査、現地で行う簡易的な試験、構造物の一部を試験体として作成し強度を図る材料実験、これらの情報を統合して構造解析を行うことが有効です。私が取り組んでいる構造解析では構造物の耐力や損傷を解析で再現することを目指します。構造モデルに直接地震動を入力する動的解析は非常に効果的ですが、計算コストが高く、ネパールのような発展途上国においては実用的ではありません。一方、地震動を静的な水平力として入力する静的解析は計算コストが低く、組積造文化財においても有用性が示されています。本研究では静的解析を用いて、組積造文化財における効率的な構造解析の手法を模索しています。 続きを読む
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Q.
志望動機(ゼネコン、中でも当社を志望する理由)を教えてください。200-400文字
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A.
多くの人と関わりながら、ものづくりに携わりたいという想いから、ゼネコンを志望します。私は小中高でサッカー部、大学では体操競技部に所属していました。これらのスポーツを通して仲間とコミュニケーションを取り、物事を成し遂げることに大きな達成感を感じました。ゼネコンは様々な業種の方と協力して大規模なものづくりを行い社会に貢献することができるため、大きなやりがいを感じることができると思います。 貴社は医療福祉、教育施設などの建設に強みを持ち、高い技術力を持つ一方で、浮体式洋上風力発電の実用化をはじめとした再生可能エネルギーや、農業の6次産業化などの新事業の開発に積極的です。また、病院で感染症対策の実施のための「ゾーニング検討」を無償で提供するなど、技術力やノウハウを活かして社会に貢献する姿勢に強く共感しました。私は高い技術力で社会に貢献できる貴社であれば、強い熱意をもって働けると感じ志望しました。 続きを読む
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Q.
当社で、取り組んでみたいことを教えてください。200-400文字
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A.
私は貴社の構造設計職を志望しています。今年度私は学部2年生の建築構造力学のTAを務めました。中間試験の出来が悪く、建築を学び始めたばかりの学生に理解してもらうにはどうするべきか考えました。それ以降はより多くの学生に構造力学が面白いと思ってもらうため、身近なものや材料を例に出して物理的なイメージをもたせるように説明を行いました。その結果、期末試験では全体の平均点が上昇し、学生から、「森田さんのわかりやすい解説のおかげで授業を頑張れた。」と言ってもらい、大きな達成感とやりがいを感じました。 構造設計者は建物の安全性を確保するだけでなく、求められた空間に対してコストや施工性を踏まえた設計を行う必要があります。そのために、各関係者にいかに分かりやすく説明し、理解を得るかが重要であると思います。私はTAの経験を活かして、多くの人の理解を得る説明のできる構造設計者として貴社に貢献したいです。 続きを読む
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Q.
現在、在籍している学部、学科、専攻等を選んだ理由を教えてください。150-300文字
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A.
私は○○県出身で、阪神淡路大震災で被災した方のお話を聞くことが多くありました。地震の恐ろしさとともに、それに耐え人々に安心を与える建物の必要性を強く感じました。そのような強い建物をつくりたいという想いから、建築学科を志望しました。数学や物理が好きでしたので、大学ではその知識が建築で活かせる構造力学がとても楽しく、地震が建物に及ぼす影響をイメージしながら勉強に励みました。さらに、建物の用途や要望に合わせて構造形式や構法を検討する構造設計に興味を持ちました。私は構造力学の知識を活かして、災害に強い建物の設計に将来携わりたいと考えたので、建築構造を専攻しました。 続きを読む
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Q.
あなたの「強み・長所」を教えてください。またそれを当社でどう活かすかを教えてください。200-400文字
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A.
私の強みは目標を達成するための計画性です。私は大学から体操競技を始めました。同じく初心者の同級生二人と、1年生の秋の大会に床運動での出場を目指しました。体操競技では普段の生活や他のスポーツでは使わない筋肉を扱うため、身体的な問題は大きな障壁でした。大会までの限られた時間の中でなんとしても演技を完成させるために、普段の練習に加え、床運動に効果的なトレーニングとして柔軟運動と体幹トレーニングを行うことを提案しました。毎日欠かさず実行した結果、大会の1か月前に全員の技が完成しました。残りの期間は技の美しさを磨くことができ、私たちは大会で各々納得のいく演技を通しきることができました。 貴社は建設だけでなく環境産業などの新たな事業に取り組み、先を見据えた経営をされています。私はこの強みを活かして、現状を踏まえたうえでプロジェクトの計画を立て、チームを支える人物になりたいです。 続きを読む
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Q.
建築設計を志望した動機をお聞かせください。
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A.
私は○○県出身で、阪神淡路大震災の経験談を聞くことが多くありました。その際に見た映像ではビルや高速道路が崩壊し、神戸の街が機能を失っていました。そこで街の機能を維持することの重要性を強く感じました。大学で構造力学を学ぶ中で、構造物の応力状態を考えることが楽しく、実務においても利用者に安心を与える空間を実現するための構造設計をしたいと感じるようになりました。構造設計者として地震に強い建物を設計することで、人々が安心して過ごすことができるまちづくりに貢献したいと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたは当社の建築設計部門でどのような仕事がしたいですか。
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A.
設計者として時代のニーズを捉え、それを構造的な観点から実現するための技術開発に携わりたいです。貴社の構造設計部は高強度コンクリートを用いた超高層マンションの建設や、RC造にS部を取り入れて大空間を実現するなど、技術研究所と協働して実験・開発を行うことで根拠に基づいた設計を行う「Evidence based design」を体現しています。このことから、既存の手法にとらわれず新しい技術に挑戦し続ける社風を感じました。私は技術開発に携わり、それを設計に取り入れることで柔軟な構造計画を提案したいです。 続きを読む
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Q.
好きな建築など、あなたが強く感銘をうけたもの、影響を受けたものについてお聞かせください。
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A.
東大寺の南大門に強い感銘を受けました。私は中学生の頃に訪れた際、南大門のあまりの大きさに、今まで建築に対して感じたことのない迫力に圧倒されました。建築構造を学び始めて、これほどに大きな建築が800年間地震や台風に耐え続ける理由を知るため、南大門の構造を調べました。18本もの通し柱で重厚な屋根を支え、それらを何段もの貫で固定し高い水平剛性を確保することで実現していると知りました。大規模で人を魅了し続ける建物をつくり、それを実現する構造を提案したいという想いが強くなった建築です。 続きを読む