【未知を解き放て】【22卒】日本IBMの夏インターン体験記（文系/ITスペシャリスト）No.13440（千葉大学/女性）（2021/3/24公開）

志望業界を絞らず広く見ていたが、大手のITコンサルには以前から興味があったため参加したいと思った。会社について深く理解していたわけではないが、複数あるコースの中ではITスペシャリストが一番自分のやりたいことに近いと感じ、応募した。

ESは自分の思いがきちんと伝わるように配慮しつつ、論理的に書くように心がけた。先輩に添削をしてもらい、何度か修正をして提出した。その後グループディスカッションの選考があるはずだったが、コロナの影響か無くなったため、これに関しては特に対策をしなかった。

実際に参加した際、人事の方がESで重視したのは論理性だと言っていた。

ITに関する課題解決型グループワーク

オンラインでグループに分かれ、課題解決型のグループワークを行なった。最終的にテーマに合わせたサービスを考え、プレゼンをした。

ITスペシャリストとしての働き方、職務を遂行する上で必要な素質や心構え

新卒採用を変革するサービスを考える

前半にやったこと

前半は講義と簡単なグループワークを行なった。グループワークはお互いの仲を深めるようなもの、講義内容の実戦などだった。昼食時間や夕方には現場社員が参加する座談会が開かれ、実際の働き方を知ることもできた。

後半にやったこと

後半は実際にサービスを立案し、プレゼンを行った。サービス立案ではサービスを考えた上で実装まで行なった。最終日にはプレゼンがあり、他のチームと競って優勝グループが決められた。

役員

なし

グループのメンターの方には、本質からズレないようにサービスの具体的なプランを考えること、顧客も気付いていない課題を発見し解決の道を探ること、の大切さをよく言っていただいた。

サービスの実装や資料作りが最終日のプレゼンに間に合いそうになく、前日の夜は大変だった。みんなで作業を分担してなんとか終わるように頑張った結果、当日は間に合わせることができた。これ以外にも、インターンシップ中は常に時間に追われていたように思う。

インターンシップ中ずっとカメラマイクオンで繋がっていたので、お互いを知る機会は多かった。多様なバックグラウンドで様々な考え方を持っている人がいると知り、そのような人と自分の意見をすり合わせていくことの重要さも学んだ。

やはり社風や現場社員の実際の働き方は座談会のような場で話してみないとわからないと思った。少人数だったので質問できる機会も多く、学生側の不安や悩みに合わせた回答をしてくれたことも印象的だった。また、レベルの高い学生が多く彼らと繋がることができたのも参加して良かった点だと思う。

実装の部分でプログラミングの知識が足りない部分があったため、もう少し深く勉強しておけば良かったと思う。

メンターの方や座談会に参加していた社員がなるべくありのままに社内の実情を伝えようとしてくれたのがわかった。話に具体性があり、学生に実際に働いているイメージをわかせようと配慮しながら話してくれていた。学生側からの質問も実態をつくようなものが多く、とても参考になった。

インターン参加者限定の選考フローが、通常選考のフローと比較してそれほど有利に働くものではなかったため。ESとWebテストが免除される程度で、その後は一般の学生とも戦っていかなければならないと感じた。また、コロナの影響で採用枠が減っていたことも念頭にあった。

応募時点ではそこまで詳しく企業理解をしていたわけではなかったが、参加してみて事業内容から社風まで幅広いことをリアルに知ることができ、魅力的な会社だと感じたから。特に女性活躍の面でとても秀でている会社だと知って志望度が大きく上がったように思う。

インターンシップ参加者限定の本選考説明会が開かれたあと、一次選考（ESとWebテスト）が免除されたため。また、面接官がインターンシップの担当人事だったため、アピールできれば有利になると思った。

参加前は志望業界や職種を絞り切れていたわけではなかった。特に業界は商社・コンサル・運輸など幅広く見ていて、そのうちの1つにIT業界があるといった程度だった。また就活軸としては、社会へ広く貢献できるようなインパクトのある仕事ができること、自分が短期間で大きく成長できること、将来の市場価値を高められるようなスキルを身につけられることなどを掲げていた。

外資系というイメージがとても強かったが、社内で英語が必須なわけではなく様々な活躍のフィールドがあることがわかった。インターンシップへの参加後は、IT業界に対する興味と志望度があがり、職種としてもSEを目指すようになった。理由として、IT業界の働き方を知ったこと、SEの仕事を実際の体験を通して理解したことなどがあると思う。