【IT×生保×プロジェクト、挑戦の舞台】【19卒】ニッセイ情報テクノロジーの冬インターン体験記（文系/総合職）No.2011（早稲田大学/女性）（2018/2/7公開）

とにかくIT関連の企業を3年の秋季のうちに見て回りたいと思っていたのが動機。ITといっても、通信、システム系,,,など幅広い領域があるので、自分がどういった領域に関心があるのか見極めたいと思っていた。その中でも、システム系のIT企業であるニッセイ情報テクノロジーは、ニッセイのグループ会社であるだけに大規模なシステム構築を手がけていると思い、その事業内容についても理解を深めたいと考えた。

インターン参加のために、簡単なES(なぜインターンに参加しようと思ったのか、インターンに求めるものは何か)を書き、SPIの受検をした。ESの作成のために会社情報を調べたりなどはしなかった。

前半は、生命保険×ITについての説明(システム開発の流れなど)、会社説明。 後半は、システムエンジニアのプロジェクトマネジメント体験。

1日目にやったこと

システムエンジニアのプロジェクトマネジメント体験をグループ対抗でやった。外部からシステム構築の発注を受けたと想定し、チームのメンバーで協力し、デッドラインまでに全ての開発工程を消化できるよう、プロジェクトをどう動かせばいいか考える。

なし

人事の方が、グループに与えられるミッションについてサポートしてくれたが、いかに効率的にプロジェクトを回すかをチーム全体で話し合うことの大切さを教えていただいた。

開発工程の中で、開発メンバーの体調不良や急なクライアントからの要望など(ゲーム形式で進められていくプロジェクトマネジメント体験で、このようなハプニングも体験内容に盛り込まれていた。)があった時には臨機応変に対応しなければならない、システムマネジメントの難しさを感じた。

システムエンジニアの仕事については未知の部分が多かったが、プロジェクトマネジメントの一連の流れを体験したことで、実際の仕事への理解が深められたので良かった。自分は文系ではあるが、システムエンジニアとして働くとなると、どのようなスキルが必要か、思考法が求められているのかについても想定範囲内で知ることができたと思う。

プロジェクトマネジメントとはどのような仕事なのかについて、もっと理解を深められていたら良かったと思った。システムエンジニアの中でも様々な立ち位置の人がいるのでそれらを頭にインプットしておけば、開発工程の流れがわかりやすかったと思う。

会社説明の際に、人事の方が、文系でも研修を受ければ大丈夫だとのお話をされていたので、文系である自分もシステムエンジニアとしての仕事に携われるような気がした。システムエンジニアは、人と関わりを持たない、個人作業が多い職種だと思い込んでいたが、開発メンバーと密にコミュニケーションをとったり、クライアントからの要望を聞いたりなどコミュニケーションスキルも求められていることがわかった。

インターンでは選考に直接つながるような要素は見られなかった。人事の方も、幅広い学生に、就活スタートアップのイベントとしてその場を提供しているような印象を受けた。一人一人の評価もしないので、インターン開催の目的としては業界理解、企業理解にとどまっているような気がした。

インターンシップを通してシステムエンジニアの仕事内容を理解でき、文系でも就ける職種であることはわかったが、企画や営業などに携わりたい自分にとってはあまり向いていない職種だろうと思った。また、参加学生は情報系の理系学生が多く、入社後、文系学生が活躍するのは難しいことかもしれないと思ったから。

インターン参加者の特典などは特になかった。本選考で有利になるというお話もなかったし、インターンの内容も学生に業界理解や企業理解をしてもらいたいという要素が強かった。

IT、通信業界を志望していた。その中でも大手で若手から経験が積める企業を軸に色々見て回っていた。また、マーケティング、企画関連の職種についてキャリアアップを目指したいと思っており、夏期には1ヶ月ほどのマーケティングリサーチをするインターンにも参加をしていた。そこである程度、希望職種に対するイメージが付いていたと思う。

システムエンジニアの職種には少し興味があったが、自分に向いている最適な職種はそれではないと思った。インターンを通してチームのメンバーと関わったり開発工程を実際に考えることの楽しさを実感できたが、技術的には理系の情報系学生と比べると劣る部分が大きいかなと思い、キャリアビジョンを具体的に描くことが難しいと思った。インターン参加後は、志望業界はIT、通信系でシステム系以外を見ていくことに決めた。