22卒 インターンES
総合職
22卒 | 京都大学大学院 | 女性
-
Q.
日本工営のインターンシップの志望動機を教えてください。また、インターンシップに参加して得たいものは何ですか。【350~700文字】
-
A.
私は「人のために働く」こと、また、橋梁に関する仕事に魅力を感じているため、貴社のインターンシップを志望しました。私はサークルの合宿運営など、今までの経験から、人に喜んでもらうことや、人を支えることが好きだと感じるようになりました。また、大学入学後に土木工学を学ぶうちに、橋梁の壮麗さに魅了されるようになりました。大学の講義に加え、自分で橋の構造に関する本や写真集などを購入し学んでいくうちに、橋に関する研究や仕事がしたいという気持ちがより一層強くなりました。そのため、人々の暮らしを支えるインフラの整備に、企画から維持管理まで幅広く関わることができる建設コンサルタントに興味を持っています。特に、国内外で数多くの橋梁設計に携わっている貴社に非常に魅力を感じました。 貴社のインターンシップを通じて、建設コンサルタントの業務への理解を深め、貴社での働き方を具体的にイメージしたいと考えています。貴社のホームページを拝見し、インフラ整備の過程での建設コンサルタントの役割についてイメージが湧きました。しかし、依然として建設コンサルタントに対する知識が少ないため、実際に行われている業務や、建設会社や鉄道・道路に関する企業とのつながりについて、インターンシップを通じてさらに理解を深めたいです。また、貴社の強みの1つである「技術力」を支える研究開発にも魅力を感じました。そのため、可能であればコンサルタント事業に加え、企業での研究、開発がどのように行われているかも学びたいです。そして、現在まで学んできた知識と社会とのつながりを感じ、今後の研究活動にもつなげていく所存です。 続きを読む
-
Q.
大学または大学院での研究内容を記入してください。【400~800文字】
-
A.
私の研究テーマは、「レーザードップラー振動計(Laser Doppler Vibrometer, LDV)を用いた吊橋ハンガーロープの遠隔振動計測にもとづく張力評価」についてです。 構造物の引張部材として用いられているケーブルやワイヤロープの張力を測定する方法としては、振動法が最も一般的です。振動法とは、対象ケーブルに振動センサを取り付け、打撃によって発生させたケーブルの横振動を測定し、張力を算定するという方法です。しかし近年では、非接触かつ遠隔で振動を観測できるLDVの利用により、従来の方法よりも安全かつ迅速かつ正確な振動計測が可能になると考えられています。 また、観測波形に周波数分析を行うことで得られる振動周波数の情報から張力を算定するには、一般に弦振動の式が用いられます。しかし、弦振動の式はケーブルが有する曲げ剛性の影響を考慮しておらず、特に短いケーブルの場合には、精度の高い張力評価ができないという課題があります。そこで現在では、観測波形から数多くの振動モードを抽出し、そのモード次数と周波数の関係から、曲げ剛性と張力を同時に推定する方法も提案されており、長大橋のケーブル張力の管理に利用され始めています。 そこで、LDVによる遠隔振動計測の測定性能と、現在用いられている曲げ剛性および張力の同時推定式の算定性能の評価を行うことを目的とした研究を行いました。研究の結果、LDVを用いることで、より明瞭に高次の振動モードまで計測できる一方、そのデータを用いた場合でも、ケーブル両端の境界条件が不明な状態での算定張力にはかなりの不確定性を伴うことがわかりました。そのため、今後はより精度の高い張力算定法の検討に加え、吊橋以外の橋梁ケーブルにもその方法を適用できるように検討を進めていく予定です。 続きを読む
-
Q.
自己PRを記入してください。【400~800文字】
-
A.
私は学生時代、所属していたバドミントンサークルの合宿運営に特に力を入れて取り組みました。前年度までの合宿のレクリエーション企画では、チームごとに代表者同士が競い合う形式のクイズやミニゲームが採用されていました。そのため、一部の人しか楽しめないという課題がありました。そこで私は「来てくれた人全員に楽しんでもらいたい」という思いから、全員が主体的に参加できる、かつ、合宿を例年よりも思い出深いものにできる企画にしようと考えました。 しかし、計画の過程では同期との意見の食い違いもあり、意見がまとまらない期間が長くありました。そこで、お互いの考えを理解し合うための話し合いの時間を多く取ることにしました。その中で、思い出を物として持ち帰ることができ、合宿中だけでなく終了後も実用的に使うことができる、うちわを使うことや、仲の良いグループ内以外での交流を増やすことができ、新入生や普段の練習に参加する機会の少ないメンバーでも参加しやすい、寄せ書きを行うことなどの意見が出ました。それらの意見を採用し、当日は全員に無地のうちわを配り、皆で寄せ書きをし合ったところ、参加者全員が寄せ書きを楽しみ、次年度の合宿では同じ内容の企画が採用されました。 この経験から、自分の意見を押し通すだけでなく、人の意見を聞き受け入れることで、自分1人の考えだけでは成し遂げられない成果を得られることを学びました。また、チームで課題解決を行うことの難しさや楽しさを学ぶことができました。 続きを読む