21卒 本選考ES
技術系総合職
21卒 | 日本大学 | 男性
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Q.
学生時代力を入れて取り組んだことを記述してください。(700文字以下)
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A.
私が力を入れて取り組んだことは,国際交流事業に参加し,年齢や国籍が異なる様々な方々と徹底的に意見交換をした経験です。 この事業では,日本の代表として韓国に15日間派遣され,文化体験や現地高校の訪問,韓国の代表たちとのレクリエーションを行った後,最終的にある一つの社会問題を題材として両国の青年同士で議論を行い,意見を発表します。私たちは「働き方」を題材に,相互理解を図りながら意見をまとめましたが,議論の過程で,理想的な働き方について,両国の参加者の意見がまとまらず結論の表現に行き詰ってしまいました。その際,私は両国の働き方の良い面と悪い面を場面ごとに動画で比較し,共通点と相違点を寸劇で表現する発表方法を提案し,疑似体験を交えながら相互に納得ができる意見にまとめあげました。その結果,全体での報告会の際も,他のグループがポスター形式で発表する中,動画を差し込みながら変化のある発表を行った為,高い評価を得ることができました。このような経験から相手の考え方を汲み取りながら丁寧に議論を進める重要さを感じ,その後のゼミナールでの住民ワークショップや研究テーマに関する学外のディスカッションを通してこの能力を磨き上げました。 また,貴社は近年アジアを中心とした海外でのコンサルティング事業に力を入れているとともに,外国籍の従業員を積極的採用していると説明会でお伺いしました。そのような,ダイバシティ経営を推進する企業で,私が鍛えてきた多様な価値観を持った方々の考え方を尊重しつつ,包括的でお互いが納得した提案等ができる技術者を目指したいと考えています。 続きを読む
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Q.
学校で学んでいる内容・得意分野を記述してください。(700文字以下)
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A.
大学,大学院では土木工学や交通工学を専攻しています。土木工学科と同様に,構造力学,水理学,地盤力学,測量学などを学びつつ,交通計画や都市計画学も必修として学んでいます。具体的には,製図・デザイン基礎という科目でCADを利用して橋梁の図面を描き,その図面を基に模型を作り載荷試験を行う演習があり,学期末の耐久試験では学年1位を取ることができました。また,交通分野では交通現象解析という科目で静岡県伊東市を対象に交通調査を三日間かけて行い,得られたデータを分析,問題点を抽出し,改善案を市に提示しました。 また,卒業研究から継続して野生動物と車両の交通事故(AVCs)をテーマに研究をしています。 私の母は生物の教師で幼少の頃から科学博物館の見学や自然公園での生物との触れ合いなど,身近に自然がある環境で育ちました。その影響で大学では人間と自然が共生可能な交通インフラ整備の計画・設計に興味を持ち,この研究を選択しました。AVCsは1900年代から欧米で現象が問題視されてきましたが,日本では未開拓な分野であるため既往研究が少なく,多数の海外の論文をレビューしました。また,北海道での現地調査や,国土交通省や現地の研究者とのディスカッションを実施し,現場を知ることの大切さを感じました。さらに,積極的に学会にも参加し口頭発表や論文投稿も行いました。統計解析では上手くモデルが回らず,深夜まで解析をすることが多々ありましたが,納得がいくまで取り組みました。その結果,査読付きの投稿論文が受理され,優秀発表賞も受賞できました。 このようにプロジェクトに情熱を持って粘り強く取り組む能力が私にはあります。 続きを読む
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Q.
日本工営でどんな仕事に取組み、どのように活躍したいかについて記述してください。(1100文字以下)
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A.
私は人々の日常生活を守るために,自然災害や交通事故などのリスクや被害の軽減を目指しつつ,レジリエンスの高い交通インフラの整備を実現したいと考えています。 私は9年前の東日本大震災を地元である○○○で体験し,実際に被災を経験したり,ニュースで甚大な被害を目の当たりにしました。その中でも人の流れや物流が,道路の地割れや崩落によって遮断され,日々の生活が成り立たない経験を通じ,災害に強い道路や橋梁などの交通インフラの整備の重要性を感じました。この経験から,将来は社会資本整備の計画・設計に携わることができる建設コンサルタント業に就き,社会貢献したいと考え,大学と大学院では社会基盤となる交通計画や都市計画を学んできました。 貴社は,建設コンサルタント業界最大手として,国内外問わず様々な国や地域の社会資本づくりに携わることができる業務基盤が他社と比べて圧倒的に整っているほか,私が関わりたい業務であるナショナル・レジリエンスの推進や防災・減災に関する事業を中心に業績を伸ばしています。また,貴社は東日本大震災で大きな被害を受けた福島県浜通り(富岡町,浪江町など)の災害復興計画の策定支援業務にも取り組んでおり,そのようなソフト面とハード面から社会基盤をマネジメントできるのも魅力の1つであると思います。そしてこの両面から私はこれから起こりうると予測される大きな災害を未然に防ぐインフラ整備の計画・設計や,災害発生後の災害復興計画の策定に向けて,そこで生活している人々の思いを踏まえつつ,防災マネジメントの分野で社会貢献したいと考えています。 さらに,現在,修士論文では野生動物と車両の交通事故データ,現地調査により得られた道路付属物の有無や道路構造等の道路環境要因,GISを用いて抽出した土地利用データを活用して,ベイズ推計,負の二項回帰モデル,ポアソン回帰モデル等の複数の分布に適用し,事故発生要因の解析や事故件数推計モデルの構築をテーマとして研究に取り組んでいます。そこで,私が携わりたい業務は,ビックデータを活用した交通現象の解析業務に携わり,交通事故や渋滞問題の解決に取り組み,将来はモビリティサービスの変革となるCASEを想定した交通インフラの整備に取り組みたいと考えています。 私は上述した2つの分野を中心として,貴社で人々の当たり前の生活を,自然災害や交通事故などのリスクから守ることができる交通インフラの整備やより便利で快適な移動のための交通インフラ整備を実現したいと考えています。 続きを読む