【未来を拓く技術革新】【23卒】三菱重工業の技術系の本選考体験記 No.35318（非公開/非公開）（2022/7/12公開）

当社志望理由をご記入ください。/配属予約（マッチング）希望先の中で強く希望する分野があれば、理由とともにご記入ください。/あなたは自分の性格をどのように自覚していますか。簡潔にご記入ください。/他の人と比べて優れている能力や、経験、特性などのうち、入社後の業務に生かせると思われる点について、簡潔に言葉をまとめて自己PRを行ってください。/研究の目的・概要/学歴（中学校卒業以降について、入学、卒業、中退の年月と学校名を記入）/よく理解しており得意と言える大学での受講科目をご記入ください。/よく理解できなかった／苦手意識がある大学での受講科目をご記入ください。

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

文字数は長いが無駄に長く書くというよりは面接で話せる内容を効果的に書いた．

過去受けた企業で使ったESを段々と改良していった．面接官が触らなかったエピソードは書く意味がないと考えて自分なりに推敲を重ねた．

なし

送られてきたURLから入場

コミュニケーション能力とチームワークを意識したエピソードがあるかどうかを見られていた．仕事を進める中で他部署との折衝の際には思ったことは言いつつ，言ってはならないことは言わないでおきつつというバランス感覚が重要である．コミュニケーション能力とチームワークが求められる．

二人とも物腰が柔らかく非常に話しやすい雰囲気だった．少しわかりにくくなってしまった説明にも忍耐強く聞いてくれた．

電話の際にフィードバックがあった．コミュニケーション能力を評価された．

なし

水素アンモニアの未来についてどう思うか

水の電気分解から生成できるエネルギー源であり，燃やしても二酸化炭素を排出しないということと，余った電気を水素という形で蓄えることができるという二つの点から気候変動問題の解決に資する技術なので将来性を感じています．まだ普及は進んでいませんが，アンモニアに関して言えば流通のインフラが整っていて，あとはコストダウンが進めば普及はそう遠くないと考えています．そして飛行機や船舶はなかなか電化が難しく，動力には燃料を必要としているという話を聞いたことがあり，温室効果ガスを出さない燃料としての用途が考えられます．そして日本はどうしても火力発電に頼らざるを得ない状況が今後続いていきますが，火力発電の燃料としてアンモニアを用いれば温室効果ガス排出を抑制しつつ火力発電を利用できると思います．

他に受けている企業はあるか

気候変動問題に昔から興味があり，水素アンモニアプラントに力を入れている三菱重工を志望していますが，同じような理由で日立製作所も受けています．日立製作所では電力出力変動が大きい再生可能エネルギー，及びベースロード電源として使われている原子力・火力・水力，及び蓄電池や揚水型水力発電など多種多様な発電手段を組み合わせることで安定した電力供給を実現するための製品開発に注力しています．その点で日立でも気候変動問題の解決に資する仕事ができると考えて志望しています．また多くの人と関わりながら仕事を進めたいという思いがあり，日立製作所の設計ではものづくり系の人や営業，QEなど，大勢の人と協力しながら仕事を進められていることを知って魅力的に感じ志望しました．

送られてきたURLから入室

自分の立場で意見をきちんと持ってそれを発信できる人間かどうかが見られていたと思う．プラントエンジニアとして働くということは多くの方と協業する必要があるため，そこで自分の意見を言わずに会社としての利益が損なわれてしまったり，あるいは意見を言いすぎて迷惑がられたりしてしまうような人は向いていないと思い冒頭の人物像に見せるように意識した．

ものものしい雰囲気というよりは学生の素の姿を探ろうと一次面接と同様にリラックスした雰囲気で行われた．しかし三菱重工だからこのような雰囲気ということではなく事業部によって雰囲気が異なると思われるので注意．質問も決まりきったものではなく後述の通りその場で考える系が中心だった．

一緒に働きたい的なことは言われたが具体的なものはない

なし

結果とプロセスどちらの方が重要か．

結果の方が大切であると考えています．確かに日本の教育機関ではどれだけ頑張ったかを評価するためにプロセスを重要視し，結果が出ない学生に対して救済措置を与えるようなこともありますがそれは間違っていると思います．本当に必要な能力は結果を出すために必要なプロセスは何かを熟考することであり，プロセスを頑張ることを目的としてある意味根性論で物事を前へ進めようと努力することをは時間の無駄だと思います．私は大学で部活動に打ち込んできましたが根性論が蔓延っていたため体力は付いたと思っていますが，肝心の技術はもっと効果的に向上させることができる術があったと確信しています．全力は尽くしましたが振り返ると無駄だった努力もありました．社会人になるにあたっては結果から逆算してプロセスを導く癖をつけていきたいと考えています．

仕事の中で相手と意見が食い違う時どうするか

自身の考えを相手にわかりやすい形で資料にまとめて，そして相手の意見についても同様にまとめてきてもらってお互いの考えを伝えることから始めたいです．どちらが必ず正しい，どちらが必ず間違っているということは基本的にあり得ないため，お互いにどのようなポイントで意見が食い違っているのか正確に把握するのが目的です．話し合いをする際，ある事象に対して正確な情報をインプットした上で相手と前提を擦り合わし，その上で自身の立場を伝えなければ議論にならないことは日々の生活の中で実感してきました．プラントでは配管や機器，プロセスなど様々な方が各々の立場で考えがあり，時にはそれがぶつかることもあると存じますが，全体の利益になるのは何なのかを突き詰めて考えることに努めたいです．