【未来のエネルギーを担う】【23卒】日揮ホールディングスの技術系総合職の本選考体験記 No.35434（非公開/非公開）（2022/7/12公開）

現在の研究テーマとその内容（学部生・高専生の方は、学業で頑張ったこと）,学生時代の取り組み(自己PR),バイト，希望職種，希望職種を選んだ理由，ライフラインチャート

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

込み入って作り込んだ内容よりも単純な内容の方が後で思い出しやすいため，一通り書いた後は全く読み直さずに提出した．

プラント系他社サマーインターンで提出したものを使いまわした．箇条書きにするなどして，文章というよりも面接の材料として読んでもらうことを意識した．

なし

特に何もしていないが，時間が足りなくなるということを友達から聞いていたため素早く解くことを意識した．

言語，非言語，英語

1-1.5時間程度

なし

送られてきたURLから入室

質問の数は多かったものの会話をする感じではなかったので，人となりを見られたというよりは最低限のコミュニケーション能力と志望度があるのかだけを見られていたように思う．

インターンで見たことがある人だったためリラックスして臨めた．基本的にはESの内容を上から順番に一問一答形式で面接を進める形だったので機械的な印象を受けた．

あり，ハキハキしゃべていてよかったと思いますと言っていた．

なし

研究内容をわかりやすく教えてください

空調用の蓄熱物質の開発に向けて候補物質の熱物性を測定しています．蓄熱とは余剰電力を熱に変換して電力不足時にそれを利用する技術のことで，私たちの研究室では特に冷房用の蓄熱に焦点を絞っています．冷房は2050年までに世界的に需要が3倍にもなると言われており，冷房用のエネルギーをいかに効率的に確保するかということは喫緊の課題です．これまで冷房用の蓄熱には氷が使われてきました．しかし氷はマイナス10度付近で運用する必要がある一方で，冷房用の蓄熱には5度から15度での運用が必要とされているため，マイナス10度まで冷やしてしまうと冷やしすぎなため非効率的であるという欠点があります．そこで私たちの研究室では5度から15度で利用できる蓄熱物質の候補を探し基礎物性を測定する研究をしています．

リーダー役サポート役どちらに回ることが多いか

どちらともあると思います．部活動の時は役職についたり，あるいは選手になったりということは何もなく，中心メンバーとして部を引っ張っていたわけではありませんでしたが，置かれた立場をわきまえて自分にできることをよく考えて実行に移してきました．一方で研究室では何か取りまとめのようなことをしてきたわけではありませんでしたが，教授から振られた仕事や研究室全体としてやらなければならない会計などの仕事には主体的に取り組みました．昔からリーダーをかって出るタイプではありませんでしたが，組織の中で今何が必要とされているのかを自分ごととして考えて実行に移す力はあると自負しています．御社でもチームで何か行うことは多いと思いますが，そのような場面でも全体のために働くことができると考えています．

送られてきたURLから入室

研究室を選んだ理由はうまくいかなかったがバイトの話や幼少期から今までの説明がかなり論理立てて説得力ある話ができたことが評価されたのだと思う．

最初に自分の幼少期から今までを4,5分で説明してくださいと言われて面食らったが，これがままうまく行ったので流れに乗ったように思う．人数が多い割に非常に和やかに進んだ．後半はだいぶ気に入ってもらえてたような気がする．

あり，最高評価だと言ってくれた

なし

なぜ今の研究室を選んだのか

気候変動問題の解決に資する研究をしたかった，論文を国際ジャーナルに出したかったという二つです．私は昔から数ある社会課題の中でも気候変動問題に興味があり，将来もそれに関連した仕事がしたいと考えています．気候変動は気温が上昇するということもありますが，生態系を脅かすことで動植物の多様性が失われて最終的には食糧危機を引き起こしたり，干ばつや森林火災なども同様に食糧供給の安定性を脅かします．また台風や竜巻などは人々の生活圏の安全を脅かし気候変動はこれらの例から考えてわかるように人々の暮らしに直結した社会課題であると言えます．また国際ジャーナルは自身の研究成果を唯一国内外に半永久的に残せるものであり，研究者になる以上はこれに取り組みたいという思いがありました．

アルバイトで頑張ったことは何か

自分が頑張ったからと言って成績が上がるものではなく，いかに生徒のやる気を引き出すかということに注力しました．就任した当初は宿題を出してもやってこない状況が続きました．理由を聞いてみると勉強をやる理由がわからない，将来やりたいことと関係ないと言っていました．そこで私は勉強をやる意義を説きました．色々な小話をしましたが例を一つ出すと，人はライオンや虎と一対一で対峙したら絶対に負けるが今地球を支配しているのは人間で，それはなぜかというと勉強をして文明を発展させてきたからなので，すなわち勉強しなければ人としてどうなのだろうかみたいな話をしました．生徒となぜ勉強したくないのかを話し合ううちに段々と自主的に勉強してくれるようになり，最終的には学校で上位の成績を取ってくれるようになりました．

控室に他の学生と共に待つように指示され，その後人事に面接室まで連れられて面接開始

とにかく熱意．年齢が非常に上だったので，縮こまるよりは逆に元気よく行った方がいいだろうなと思ったのでそこら辺も意識した．人によってはガクチカの話が多めだった人もいるそうなので，その場合は当落線上にいると覚悟したほうがいい．

非常に和やかだった．私の場合はここまでの評価が非常に高かったためか志望動機と入社後何したいかしか聞かれず，面接時間の半分以上は向こうの方が話して，私の話す量は少なめだった．

なし，最高評価ですとは言われた

なし

今受けている企業（プラント）と日揮の違うところ

圧倒的な実績があるかないかだと思います．日揮は創業以来100年近く日本を代表するプラントコントラクターとして世界のエネルギー供給を支えてきました．プラントエンジニアリングとは技術力とマネジメント力と財力等，全てが必要でまさに叡智の結集であり，理系としての素養を活かしつつ人間力も必要とされる魅力的な職業だと考えています．さらに日揮は唯一日本では独立系で事業を行い，コスト管理危機管理含めて社内で厳しく行なってきたからこそどこにも吸収されず日本一の誇りを胸に事業を続けてこられていると考えています．私も御社でプラントエンジニアとして世界のエネルギー供給を支えて，持続可能な世界を実現するために仕事に打ち込みたいと考えています．

入社後の希望のキャリアパス

まずは設計で自身の専攻を活かしつつスキルを身につけて，その後はプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトの中心的な役割を担いたいです．私はかねてから気候変動問題に興味がありこれを解決するような新技術に関心があります．インターンシップを通じて新技術はまず日本の国内で実証を行なってその後海外で展開していくという流れを伺いました．よって入社後はまず設計部でそのような新技術の開発に携わりながら，自分の確固たる専門領域を身につけて，最終的にはそのようなプロジェクトを国内外で展開する際にプロジェクトマネージャーとして気候変動問題に貢献できるようなプラントの建設の中心メンバーとして活躍したいです．あるいは設計のプロとして技術面から貢献したいです．