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- A.
富士フイルム株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒富士フイルム株式会社のレポート
公開日:2020年6月23日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 事務系
投稿者
選考フロー
企業研究
なぜ富士フイルムに行きたいのか、富士フイルムのどこに惹かれたのかを明確に言葉にできるようにすること。そのために、自分の軸とのマッチングに関してを重点的に情報を仕入れた。具体的には自分は入社後の成長のスピード感と、成長市場・産業で働けるのかどうかといったことを重視していた。入社後の成長のスピード感としては、富士フイルムはかなり早い段階で主担当を任せてもらえることや、企業として一人前のビジネスマンになるための3年計画などがある。そして、業界に関しては幅広い事業領域の中で、ヘルスケアやメディカルなど今後も間違いなく伸びている領域を扱っている。こういった自己成長と個人としての成長感の両面から情報収集することができた。OB訪問は行っていないが、企業単独のイベントやインターンシップなどに積極的に参加した。
志望動機
私は就職活動の軸にマッチしている部分が大きかったため、富士フイルムを志望しました。私の就職活動の軸は大きく3つあります。一つ目は変化に対して柔軟で対応力のある会社であること。テクノロジーの発達や今回のコロナウイルスなど、社会はこれから予想できないほどのスピードで大きく変化していく。そんな変化に強い企業で働きたいと考えた。2つ目は、裁量と責任が大きく、手触り感のある仕事ができること。自分がモチベーション高く働くためには、自分が個人として何をなせるかということに拘りたかったので、これを軸の一つにした。3つ目は、リーダーシップを発する場面が多く、成長環境が整っていることである。やりたいことが見つかっていない今、それが見つかった時につかみ取れる状態を作るというのが一つの目標である。そこにむけて実力をつけること、遂行していく力をつけていくために良い環境に飛び込みたいと考えた。富士フイルムはカメラの会社から大きな変換を遂げた経験がある。そして、若手から主担等を任せ、「オーナーシップ」を大事にする文化がある。以上のことより、富士フイルムを志望した。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
(1)大学及び大学院時代で、一番力を入れて取り組んだことは何ですか?/(2)今までに直面した一番大きな困難は何ですか?/(3)あなたにとって、仕事とは何ですか?
ES対策で行ったこと
友人にお願いして、何度もESを添削してもらった。自分が所属していた部活動の競技は割とマイナースポーツなので、そのスポーツを知らない人にも内容が伝わるように何度も修正した
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
webテストの参考書を一周し、あやふやなところや間違えたところを繰り返し復習した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接後の人事面談で1次面接のフィードバックをいただけた。そこでは、コミュニケーションのスピード感と、どっしり構えて自分の言葉で伝えられていることを評価していただけた。
面接の雰囲気
相手方の画面が分かれているのではなく、一画面に二人がいる形であった。別画面に分か
れているタイプよりも両方の顔を見やすいので、やりやすかった。全体的な雰囲気として
はアイスブレイクから始まり、非常にフラットで話しやすかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたことは?特に何を意識した?
○○部の副将として日本一を目指しまた。大学4年時には自ら立候補して、チームの幹部を務めました。そこで私がリーダーとして意識したことは、「やるべきことを具体化して伝える」、「口出し屋にならずに、自ら圧倒的に実行すること」の2点である。チームとして新しいことを始めようとするときには、それを徹底的にかみ砕いて発信した。必要に応じて定量化するなどの工夫をし、機会があるごとに発信した。そして、言葉で伝えるだけでなく同じ4年生と協力して、「このようにやるのだ」ということを自らの姿勢で示した。その結果、チームに新しい文化が浸透していった。実際にある試合で大敗し、そのような取り組みをしたのち、次の試合では大幅に改善することができた。
富士フイルムのほかにどんな企業を考えているの?
素材系のメーカーの東レや、インターネット広告業界のオプトやセプテーニ、ITベンチャーにも興味があります。私は企業選びの軸として、「企業としての将来性」「仕事の手触り感」「個人としての成長環境」の3つを重視しています。素材は必ずなくならないものであり、その掛け合わせによる影響範囲も大きいです。加えて文系でありながらモノづくりの主体としての意識をもって働ける環境があると感じました。広告業界はクライアントがいるからこそ動き出す業界であり、広告というものを作り出す側であることからその面の手触り感が大きいと感じていた。その中でもインターネット業界は成長市場でありダイナミックな働き方ができそうである。そして、これからの社会の変化を担っているのはITであるのでそこにも興味があります。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 部長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
困難な状況に向き合う姿勢が評価されたのだと思う。ESから面接を通して、挫折に関しての質問や自分の短所に関しての質問が多く、それぞれに対して自分がどう向き合ったか、今向き合っているかについて深掘りされた。そういった向き合う姿勢を評価していただけたのではないかと思う。
面接の雰囲気
アイスブレイクのような形から始まり、話しやすい雰囲気ではあった。しかし、全体を通して社員の御二方共にリアクションが非常に薄かった。反応がないとやはりオンラインでは少々やりにくい部分がある。
最終面接で聞かれた質問と回答
何故高校からその部活を始めたの?
中学までは野球をやっていたが進学した高校の野球部は公立ながらレベルが高く、そこで自分が通用する自信がありませんでした。私は自分が活躍できるかどうかは大きな判断材料なので、野球をやめて、新しいスポーツを始めようと考えました。その中でも、サッカーやバスケットボールなどは好きだが高校から部活で始められるスポーツではないので、自ずと選択肢が狭められていきました。ある程度絞ることができると、スポーツの特性から自分が活躍するイメージがつくかどうかを考えました。同時に、その部活に仮入部して先輩方の雰囲気を見ることにしました。最終的に自分の身体能力、そのスポーツの特性やトーナメントの形式、先輩方の雰囲気から、○○部に入部することに決めました。
何故その大学、学部を選んだの?
自分自身に何か明確な将来の目標があったわけではないですが、高校1年の時からコツコツ積み重ねる形で勉強していたので、成績は上位をキープしていました。そこで、部活の引退を機に今の自分が本気で勉強して狙える一番レベルが高い大学を目指そうと考え、○○大学を志望することに決めました。そして、学部は自分の将来への可能性を一番残せる学部を選びました。私は文系なので、文系学部の中から2つの学部で迷っていました。最終的には、片方の学部にいかないと将来的につくことができない職業があることと、もう片方の学部の授業は、その学部の学生でなくても履修することができる制度の存在を知ったことで、その学部を受けることに決めました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいた後は、いつまでも待てるわけではないという姿勢でした。しかし、結果として内定をいただいた日から約ひと月の期間があったので最後まで続けることはできなかったが納得いくまで考える時間はあった。
内定に必要なことは何だと思うか
文系職は採用人数も少ないので、やはり志望度や熱意といった部分は大事だと思う。加えて富士フイルムに内定をいただいても他の企業と迷ったり、最終的に他の企業に行く学生は例年多いらしく、富士フイルムだからこその理由は明確に伝えられた方がいい。そのための企業研究や自分の軸とのマッチングの整理は不可欠である。また、面接の質問を振り返っても、トリッキーな質問はまったくなかったように思うので、自分の考えや頑張ってきたことを自分で深掘りし、自分の言葉で伝えられるように準備してほしい。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
困難な状況に対して、いかに自分なりの想いをもって逃げずに向き合えたか、自分の短所や弱い部分に対していかに向き合っているのか、そしてそれらをいかに自分の言葉で堂々と面接で伝えられるかが大事。内定者はそこを堂々と伝えられた言っている人がいたし、自分自身もそこを評価していただけたのだと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接でもしっかり落ちる。同じ組織から複数内定を出しているので、肩書などではなく本当にその人自身が富士フイルムという会社にあっているのかを評価しているのだと感じた。友人に話を聞くと、インターンに参加していなくても早期選考に乗るルートがあるみたいです。
内定後、社員や人事からのフォロー
人事社員との定期的な面談や、自分が興味のある仕事をしている社員の方にお話を伺う機会はいただけた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- 給料・待遇
入社を迷った企業
株式会社リオ・ホールディングス
迷った会社と比較して富士フイルム株式会社に入社を決めた理由
リオホールディングスは、「ここでなくても生きていけるか」を掲げており、個人の成長環境やそのスピード感、自分に明確な強みが身につきそうなところが非常に魅力的だった。しかし、同じように富士フイルムは規模の大きな仕事も若いうちから任せる、加えて自分がどうしたいかといった想いの部分も大事にする文化があると感じた。また、明確にやりたいことが見つかっていない今の自分にとって、事業領域が広く広い世界を見たり情報を得られそうな富士フイルムの環境が魅力的だったから。
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富士フイルムの 会社情報
会社名 | 富士フイルム株式会社 |
---|---|
フリガナ | フジフイルム |
設立日 | 2006年10月 |
資本金 | 400億円 |
従業員数 | 4,982人 |
売上高 | 6752億3700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 後藤禎一 |
本社所在地 | 〒106-0031 東京都港区西麻布2丁目26番30号 |
電話番号 | 03-3406-2111 |
URL | https://www.fujifilm.com/jp/ja# |
採用URL | https://careers.fujifilm.com/graduates/ |