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【未来への舵、挑戦の軌跡】【17卒】 本田技研工業 技術職の内定ES(エントリーシート) No.8782(宇都宮大学大学院/男性)(2016/9/6公開)

本田技研工業株式会社の本選考における、エントリーシートで出題された設問とそれに対する先輩の実際の回答を公開しています。ぜひ、卒年や職種による設問の違いや傾向を確認して、先輩の回答を選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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公開日:2016年9月6日

17卒 本選考ES

技術職
17卒 | 宇都宮大学大学院 | 男性

Q.
学生生活において、最も力を入れて取り組んだ学問・研究テーマは何ですか。

A.
学問:制御工学 研究テーマ:終端状態制御を用いた2自由度電流制御系によるガルバノスキャナの位置決め制御  レーザ加工機の走査部として用いられるガルバノスキャナは、モータ軸に接続されたミラーの角度を制御することにより対象物の加工をおこないます。レーザ加工のさらなる発展のため、高速・高精度位置決め制御技術に対する期待が高く、同時に、エネルギー問題への対応から制御時の省電力化も求められています。先行研究では省電力化のためにPWM アンプの使用を前提にし、その際の電流制御系の性能劣化を、電流制御系を2 自由度化することで最小限に抑える手法を提案しました。本研究ではその2 自由度電流制御系の有効性を実機実験により検証します。 研究テーマ:ステアバイワイヤシステムの開発  大学院に進学してからはステアリング操作を電気信号で伝えるステアバイワイヤ(SBW)に関する研究をおこなっています。SBWは車両レイアウトや制御器設計の自由度が高く、高度な車両運動性能を実現する技術として期待されています。しかし、機械的接合がないため、操舵反力の欠如による運転者の違和感や非常時のバックアップ機構などの課題が指摘されています。本研究では実ステアリングコラムを用いてHILS環境を構築し、これらの課題を解決するための新たな制御系を開発しています。 続きを読む

Q.
その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか。

A.
取捨選択を意識し、効率よく研究を進める能力を得ました。研究室への配属当初は、全てを理解することが重要であると考え、研究テーマの知識を深めるために専門書を全部理解すること、実験において事細やかにデータを取得し、それを解釈することに時間を割いていました。しかし、このままでは勉強だけで学校生活が終わってしまうと考え、一定期間ごとに目標を設定し、その目標としている性能にいかに早く近づけるかということを意識するようにしました。たとえば、文献には様々な運動方程式やその導出過程が細かく記載されていますが、全てを一から理解するのではなく、既に確立されている式をどのようにシミュレーション上に落とし込むかを考えたり、不具合が生じれば最小限の分析データから改善に必要な策を見抜き、それを駆使して更なる性能向上を図ったりしました。その結果、最小限の工数で結果を出すという力がついたと思います。社会人になると納期やコストが厳しくなります。決められた時間の中でより効率的に物事を進めていくためには、必要なものとそうでないものをしっかり区別して、要求を満たすためにどうするかを考えることが重要であると考えています。 続きを読む

Q.
学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について記入してください。

A.
アルバイトとして飲食店のキッチン業務に情熱を注いで取り組みました。人の喜ぶ顔が好きで、アルバイトながらもお客様を笑顔にしたいという想いがあったからです。キッチンの中で私はリーダーの役割を果たし、これまでたくさんのお客様に、料理を提供する「はやさ」と、料理の「きれいさ」という価値を提供してきました。約4年間勤続し、現在はこれまで学んできた事を活かしながら研修生の指導にも注力しています。 続きを読む

Q.
取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。

A.
店長がいなくなり、混雑が生じるとお店が回らなくなってしまったことです。アルバイトを始めて1年が過ぎた頃でした。他店のスタッフが足りないということで、店長が異動することになりました。店長がいなくなった途端、スタッフのまとまりが無くなり、同じ料理を作ってしまったり、提供するお客様の順番が逆になってしまったりするミスが続きました。その後も混雑が生じるとお店が回らない状況が続き、お客様やフロアスタッフの皆に迷惑をかけてしまう結果となりました。 続きを読む

Q.
困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて記入してください。

A.
困難を乗り越えるために、私の持ち味であるリーダーシップを発揮しました。お店に店長がいなくなり、皆をまとめる役が必要だと感じたからです。キッチンスタッフには自分よりも一回りも二回りも年上の先輩がいましたが、お客様を笑顔にしたいという想いのもとでは年齢は関係なく、立場は一緒であると考えました。そこで私がセンターに立ち、複数の伝票をみながら積極的に皆に指示を出すことにしました。すると一人一人の役割が明確になり、頻発していた問題がやがて解消され、店長がいなくても皆でサポートしあうことで、混雑にも動じずに調理を進めることができるようになりました。その結果スタッフ皆で、お客様に「はやさ」と「きれいさ」という価値を提供することができるようになりました。 続きを読む

Q.
その経験から何を学びましたか。それをどのように仕事に活かしていきたいですか。

A.
キッチンスタッフの仕事を通して学んだことは主に2つあります。1つ目はコミュニケーションの大切さです。コミュニケーションによってどんなことも言い合える人間関係を築き上げてきたからこそ、年下の私が先輩方に指示を出す役割を果たせたのだと思います。貴社に入社しましたら、誰でも自由に意見が述べられる「ワイガヤ」を活用し、アルバイトで得たコミュニケーション能力を活かして熱い議論を交わしたいと思います。2つ目はリーダーシップの大切さです。リーダーとして個人の能力を引き出せる環境を作ることは組織力の向上に繋がります。全員のベクトルを合わせ、1人1人に役割を与えてやりがいをもたらせることがモノづくりにおいても重要です。なので、私は視野を広く持ってチーム全体を見渡しながら、自分は何を担うかを常に意識し、目標の実現に向けて積極的に仲間のサポートもしていきたいです。このように仕事に活かし、職場仲間のフォローと自分自身の工夫でどんなに高い壁でも乗り越えていきます。 続きを読む

Q.
あなたが仕事を通じて、成し遂げたいことは何ですか。その根底にある思いや理由をあわせて記入してください。

A.
乗った者を虜にしてしまうような運転の楽しいクルマを開発したいです。その根底には若者のクルマ離れという問題を解消したいという強い想いがあります。現在若者のクルマに対する興味が薄れている傾向にあります。原因として維持費が高いことや交通網が発展してクルマが必要でなくなってしまったことが挙げられています。しかし私は運転する楽しさを知らないこと、また運転することが楽しいと感じられるクルマが少なくなっていることも一つの要因であると考えています。楽しいクルマが増えれば単なる移動手段ではなく、趣味の一部になり、若者のクルマの所有率は向上すると思います。また近年は安全性や環境性に力を入れており、自動運転の実用化も注目されていることから、より運転の楽しさから離れていってしまうという不安があります。安心・快適な自動運転に、運転する楽しさを兼ね備えた次世代のクルマ開発をしたいです。 続きを読む

Q.
その実現に向けてどのようにアプローチしますか。

A.
私はこれまで制御について深く学んできており、それが強みでもあります。そこで統合制御開発室に入り、運転者によりリニアなハンドリングを追求し、自分の思い通りに動くクルマを開発することで、より多くのお客様に運転する楽しさを共有してもらいます。そのために、まず研究を進めてきたステアバイワイヤを実用化し、安全性・信頼性を証明してステアリングシステムのスタンダードにします。そして制御技術を駆使してステアリング特性を自在に変更できる機能といった新しい付加価値を創造し、クルマが運転者に特性を合わせるようなオーダーメイド車両を実現します。さらに、新しいアプローチ手法を様々な人と意見を出し合いながら模索し、お客様の期待を超える製品を開発し続けることによって、クルマブームを巻き起こします。 続きを読む

Q.
実現の場としてHondaを志望する理由を記入してください。

A.
貴社なら私の夢である「運転の楽しいクルマ」を開発できると考えたからです。貴社はモビリティに運転の楽しさやドライブに出かけるワクワク感に重きを置いています。また、これまでたくさんの社員の方たちのお話を聞かせていただきましたが、その中で感じたのが本気で仕事を楽しむ姿勢です。他人に強制されているわけでもなく、本気で自分のやりたいことをやり、最高の結果を出すためにあらゆる手を尽くす社員の方々の姿を見て、貴社なら楽しいクルマをつくれるという確信に変わりました。そんな貴社だからこそぜひ入社し、若者のクルマ離れの解消という夢をチーム一体となり、自らの手で実現させます。 続きを読む

Q.
これまでの記述に加えて、伝えたいことなどがあれば自由に記述・表現してください。

A.
私は「ホンダフィロソフィー」が好きです。今まで企業の理念なんてものは表面だけの言葉を並べているだけのものだと感じていました。しかし、貴社は違いました。インターンシップに参加して現場を経験しましたが、「ホンダフィロソフィー」が実際に活きていたのです。企業理念がしっかりと末端のところまで浸透しており、社員1人1人がその理念通りに行動しているところに強く魅力を感じました。例えば、貴社のワイガヤという文化は、人間尊重という企業理念が浸透しているからこそ活きてくるものであります。私もワイガヤに参加させていただきましたが、お客様を笑顔にしたいという想いのもとで一人一人が違った意見を出し、互いの意見を尊重しあい、そこから新しい突破口を見つけていくところはホンダフィロソフィーが活きている貴社でしかできないことだと思います。またあの場所でもっともっと熱い議論をしたいと考えています。ぜひ貴社に入社し、斬新なアイディアを次々とだすことで、世の中のクルマ社会に貢献していきたいです。 続きを読む
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本田技研工業の 会社情報

基本データ
会社名 本田技研工業株式会社
フリガナ ホンダギケンコウギョウ
設立日 1948年9月
資本金 860億6700万円
従業員数 194,993人
売上高 20兆4288億200万円
決算月 3月
代表者 三部敏宏
本社所在地 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目1番1号
平均年齢 44.7歳
平均給与 831万円
電話番号 03-3423-1111
URL https://www.honda.co.jp/
採用URL https://www.honda-recruit.jp/
NOKIZAL ID: 1130264

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