【未知を知り、成長へ】【22卒】住友商事の夏インターン体験記（理系/ビジネスコース）No.16618（北海道大学大学院/男性）（2021/7/25公開）

就活を進めていく中で「商社」というものに興味を持ったのと、比較的選考過程が緩めな企業であったたため。インターンに参加することで、商社が扱う商材・ビジネス・事業に関する知識を深め、また住友商事の社風を感じ取りたかった。

選考にはラブレター選考・一発芸選考・運選考が用いられており、自身が選んだのは運選考であり、対策に関しては特に何も行わなかった。

参加されてる学生は多様な学生が集まってていたため、運以外の選考を選ぶなら「自分色」をうまく出していく必要があると感じた。

ビジネスが担う役割とは/企業が永続する仕組みとは/パネルディスカッション

ビジネスについての座学、ワークへの取り組み・発表等

社会における「ビジネス」の役割、企業における「CSV」の考え方、企業の持続的成長に必要な経営戦略

Next Leaders’ Camp~ビジネス編~

1日目にやったこと

「ビジネス」が題材の座学を中心としつつ、事前に課されたワークに取り組みながらビジネスに必要な考え方・戦略をアウトプットした。最後に社員とのパネルディスカッションを行なった。

人事部採用担当

なし

基本的には社員からのビジネスに関する講義が中心だったが、ワークを用いてアウトプットする際には発言を促し、社員と学生の間で意見が行き来する場面も少なからずあった。パネルディスカッションでは質問等を投げかけることもでき、理解を深めることができた。

事前ワークに関して、ビジネスは全くの無知だった自分にとって、3Cや4P分析といった初めて耳にする言葉の真の意味を理解し、アウトプットに繋げるのが非常に大変だった。だがその予習があったからこそ、インターン中でのインプット・アウトプットの質が上がった。

学生の人数は50人以上おり、またオンラインであったため関わりはほとんどなかった。

社会におけるビジネスの立ち位置、住友商事におけるビジネスの立ち位置、さらにはそのビジネスを推し進めていく上で重要になってくる戦略・考え方を体系的に学ぶことができた。CSVの観点からは経済的価値だけではなく社会的価値を追求する姿勢がビジネスにおいても重要であると学んだ。

事前ワークが与えられるのでそれに関して取り組めば十分だとは思うが、自身のように4P分析等に関して知識が足りていない場合には適に補う必要があると感じた。

一般的な総合商社におけるビジネスや事業戦略に関して知識を深めることができたが、もう少し「住友商事らしさ」を体感できるインターンであったら、より入社後のイメージを掴めたかと思う。OB訪問等を通じてさらに情報をインプットし、企業分析を深める必要があると感じた。

元から商社に絞っていて、「住友商事らしさ」を吸収しようとインターンに参加した人に比べると、自身のように「ビジネスとは」「商社とは」という観点でインターンに参加していた学生は、企業への理解度や志望度といった観点でまだ不十分であると感じたから。

純粋にビジネスは面白く、商社のやっていることに対して魅力は感じたものの、将来自身が関わっていきたい分野ではないと感じた。ただビジネスやCSVの観点等はどこの業界・企業においても重要となってくるため、今回のインターンで学んだことを活かして他の業界・企業で活躍したいと考えた。

インターン参加後のフォローや選考への招待等が一切無かったため。インターンはインターン、本選考は本選考というスタイルをとっている(他の職種やテーマのインターンに関しては分からないが)のではないかと感じた。

志望企業は絞っておらず、業界に関しては製薬・食品・商社・金融に絞りつつ、様々な企業のインターンに参加しながら業界・企業分析を深めつつ、真に自分のやりたいことを見つけようという期間であったが、本インターン参加によってある程度商社の理解度が上がり、ここではないと判断し、商社を志望業界から外すきっかけになった。

住友商事のビジネスや事業内容に関して興味を抱きつつも、自分のやりたいことと擦り合わせた結果、志望企業・業界から外すことにはなったが、出会った社員さんのビジネスに対する熱い想いや、安定して成長していける事業基盤は素晴らしいものがあると感じた。今後選考等で関わることはなくとも、働く上でどこかしらで住友商事と関わる場面があったら是非一緒に働きたいと思える社員さん・企業であった。