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株式会社東芝 報酬UP

【未来を拓く技術者へ】【21卒】東芝の技術職の本選考体験記 No.8458(東北大学大学院/男性)(2020/6/10公開)

株式会社東芝の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒株式会社東芝のレポート

公開日:2020年6月10日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 東北大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

企業研究としては、東芝が今どのような事業を中心としているか、今後どこに力を入れていくつもりなのかについてを調べました。特に最近は不正会計問題や原発事業の失敗などで、多くの関連会社を売却することとなっています。そのため事業分野や規模は、一般的に知られているものとは大きく異なっており注意が必要です。しかしそういった中でも技術力は健在で、様々な技術とIT技術を融合させた事業を推し進めています。IT分野に強みがある人であれば、その力をどのように世の中に出していきたいかを考えておくべきだと思います。当社のホームページ上に、各部門の事業内容の説明や今後の会社の方向性を示した「東芝ネクストプラン」を閲覧できるのでよく読んでおくとよいと思います。

志望動機

御社を志望した理由は大きく二つあります。
一つ目にモノづくりによってエネルギー環境問題の解決に貢献したいと考えたためです。大学で燃料電池に関する研究を進める中で、日本や世界のエネルギー事情の背景を知ったことで、大学で学んだ工学知識や研究で培った経験や思考力を活かした仕事がしたいと考え、水素関連製品の実績のある御社であれば実現できると考え興味を持ちました。電力会社さんなどもこの分野は行っているが、メーカーとしてのモノづくり、製品づくりに携わることが出来て、かつ世間へのインパクト影響力の大きなところで働きたいと考え御社に魅力を感じました。
二つ目にサイバーフィジカルシステムという表現をされているように情報通信技術と実際の製品・技術を組み合わせた開発に対して積極的であり、またそれをなし得る技術力を持った会社であると考えたためです。今後の日本のエネルギーの在り方として、今後は低炭素化だけでなくスマート化や分散化といった災害の多い日本ならではのエネルギーシステムの構築が重要となると考えている。太陽光や風力といった変動のある電源に加え燃料電池や蓄電池、ゴミ焼却発電、バイオマス、バイオガスといったエネルギー源の多様化が進む中で、ただそれらの発電効率が良い、環境に良いだけでなく、その先のどのようにうまく使っていくか、どういう技術でやっていくかという未来まで考えていらっしゃる点にも魅力を感じました。以上の二つの理由から御社を志望させていただきました。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

ESの内容・テーマ

東芝で実現したい夢

ES対策で行ったこと

自分がどんな仕事をしたいか、それはなぜか、その会社で何ができ自分はどう貢献できるかという構成を崩さないよう気を付けた。また知り合いの先輩がその会社に所属していたので添削してもらった。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年04月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

WEBテスト対策で行ったこと

どんな問題傾向なのかを先輩に聞いておき、参考書で慣れておいた。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

1次面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官4
面接時間
30分
面接官の肩書
企画部長/人事社員/不明
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ありがちな質問ばかりで時間も長くなかったため、準備していた答えを落ち着いて答えられた。はきはきしゃべることを意識していたので、誠実さが伝わったのかと思う。また逆質問をして、帰ってきた答えに対しさらに会話を続けるよう意識したので、より印象を強められたのではないかと思う。

面接の雰囲気

オンラインでの面接で、顔を出していない人もいたため雰囲気はつかめなかった。ただ圧迫のような雰囲気は全くなく、淡々と進めていくような印象を受けた。

1次面接で聞かれた質問と回答

たくさん企業を見てきたと思いますが、どのような視点で企業を選んでいますか。

私の軸としては、多くの人の生活に影響与える仕事で、低炭素社会の形成に貢献できることを第一に考えています。一方で会社選びの軸としては、私の軸に合った事業で実績と技術力を持っていること、また新規事業、研究開発、海外事業にどれだけ投資しているかも重要視しています。そういった部分はその会社の今後の技術発展への意思が反映されていると考えているからです。御社は数あるメーカーの中でも売り上げに対する研究開発費がトップクラスであることから、技術発展への意識が非常に強い会社であることがうかがえました。また現在私が大学院で行っている再生可能エネルギー分野において、多くの実績と高い技術力を有しており、御社であれば私のやりたい仕事を恵まれた環境で行えると考え、志望させていただいております。

学生時代に頑張ったことについて教えてください

ロケットサークルでの活動です。工作機械を用いたロケット製作を行っていた傍ら、私は会計の仕事も担っていました。扱う予算は年間で200万円以上でしたが、まだ歴史が浅く、会計システムが確立されていませんでした。私が受け継いだ時は、会計処理に携わるのは1人だけとされており、またその仕組みも何か物を買った人が私に報告し、その額分私がサークルの口座から引き出して渡すという流れでした。そのままだと私自身の負担も大きく、またサークル全体の予算の管理に支障が出ると考え、会計システムの変革を行いました。まず、負担の軽減のために各製作班に新たに会計係を設置し、月に一回定期報告会を行うことでそれぞれに齟齬がないか確認しました。またサークル全体のお金の出し入れをサークル全体で共有するために会計シートを作成し、オンライン上でサークル員が閲覧できるようにしました。これによって、透明性のある会計処理をよりスムーズに行うことが出来、その年度で会計ミス、会計トラブルを一件も起こさず仕事をこなすことができました。

最終面接 通過

実施時期
2020年04月
形式
学生1 面接官6
面接時間
60分
面接官の肩書
事業部長/技師長/人事社員/他不明
通知方法
メール
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究内容について非常に深掘りされたが、それなりにはっきりと答えられたので研究への姿勢が評価されたと思う。そのうえで、その経験を入社後にどう生かすかを明確に答えることが大事であると感じた。

面接の雰囲気

一回目同様オンラインであったが、今回は顔出ししている人が多く、話しやすい雰囲気を作ってくれた。質問内容は1回目と同じものが多かったが、さらに深掘りされる形で、前回に増して人柄を見られているように感じた。

最終面接で聞かれた質問と回答

自分の短所はどこだと思いますか

私の短所は、物事を自分の力だけで解決しようとしてしまう点であると考えています。例えば大学院で研究を進めていく中で問題に直面した時に、なんとか自分だけで解決しようとずっと一人で考え込んでしまうことがよくあります。そうして数時間考えてわからず、結局先生に聞いてみたらすぐに解決したという経験も少なくありません。このように自分で考えて解決しようとすること自体はとても大事なことであるとは思いますが、限られた時間の中で成果を出すうえでは他人を頼ることも重要になります。ですので最近は、何か問題が生じた際にはまず自分で30分間考え、それで解決策が見いだせなかった場合にはすぐに友人や先生に相談するようにしております。

自己紹介で高校時代に野球部の主将であったとおっしゃっていましたが、その経験から何が得られましたか。

自分愛のリーダーシップの取り方について学べたと思います。自分はそれまでリーダーの経験がほとんどありませんでしたので、初めの頃はどのように部員をまとめればよいかわからず非常に戸惑っていました。その中で自分にできることをやろうと考え、一歩引いたところからチームを客観視し、積極的に発言していくことを大事にしました。意識的にそういった言動を行っていくと、そのうち部員達も発言してくれるようになり、結果的にチーム全体がまとまっていくのを感じました。この経験から、私の考えるリーダーのすべきことはチームメイトが気づかないような視点から全体を見て足りない部分をおぎなうことであり、チームをまとめあげるというのはあくまで結果であることを学びました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

他社の選考に関わるようなことは一切言ってこなかった。そのかわり推薦応募であったので、様々な書類の提出指示があった。

内定に必要なことは何だと思うか

自由応募の場合も同様だと思いますが、基本的に部門別採用なので自分が何をやりたいのか、なぜそう思うのか、その中でなぜ東芝を選んだのかをはっきりと伝えられるように練習しておくべきだと思った。逆に言えば、希望した事業所の見学の後に面接となると思うので、より自分の理想を実現しやすい環境となっている点は、他社よりも魅力的であると思った。したがって理系職を目指すのであれば、今の大学での研究に真摯に取り組み、自分の専門内外関わらず色々な技術を知っておくことが大事であると思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

部門別での選考であり、そこでどんな仕事をするのかというところまで知ったうえで面接に臨むことになるので、自分にどんな力があってそこで活躍できるかを述べられるようにしておくべき。また研究内容はかなり深掘りされたが、まじめに取り組んできたつもりであるので自信をもって答えられた。

内定したからこそ分かる選考の注意点

基本的にESや選考の期限は設けられていない。だからといって油断していると人気の部門なんかはすぐに募集人数に達してしまうため、早めに行動することが大事であると思った。基本的に各大学のOBがリクルーター(リエゾン)として存在しているはずで、かなり有益な情報をくれるので、思い立ったらすぐに連絡してみるとよい。

内定後、社員や人事からのフォロー

コロナウイルスの影響もあり直接顔を合わせることは現状なく、事務手続きのメールのみ。大学OBの方がリクルーター(リエゾン)をやってくださっており、その方は割と気軽に現状把握の連絡を取ってくれる。

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東芝の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社東芝
設立日 1875年7月
資本金 2014億4900万円
従業員数 105,331人
売上高 972億1800万円
決算月 3月
代表者 島田 太郎
本社所在地 〒105-0023 東京都港区芝浦1丁目1番1号
平均年齢 45.0歳
平均給与 866万円
電話番号 03-3457-4511
URL https://www.global.toshiba/jp/top.html
採用URL https://www.global.toshiba/jp/recruit/corporate/newgraduates.html
NOKIZAL ID: 1465510

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