22卒 本選考ES
CRA職
22卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
『あなた』について自由に紹介してください。(550-600)
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A.
私は、周囲を巻き込みながら粘り強く取り組む力がある。所属した部員約60人の体育会サッカー部では、周囲を巻き込みチームの練習を粘り強く改善したことで、部の公式戦過去最高成績の達成に繋げることができた。サッカー部では、「実践とかけ離れた練習内容」により、連携プレーやチーム戦術が選手達に浸透しないことが課題だった。チームの勝利に貢献したいと思っていた私は、最高学年になった時に、5人の部員を巻き込み新たに練習改善班を結成し、そのリーダーとして活動した。より実践に近づけるため、部内の分析班と協力してチームの試合映像を分析し、それを元に練習を多数考えた。考案した練習を実装に移す前には、班以外の部員にも協力を仰ぎ模擬練習を何十回も行うようにした。模擬練習により、細かい部分の修正を納得がいくまで重ね、試合の状況をできるだけ再現した練習を作るためだ。1年をかけ新たな練習を浸透させた結果、徐々に練習した戦術や連携が試合で機能するようになり、部の公式戦過去最高成績に繋げることができた。練習内容を大幅に変えることは挑戦的な試みであったため、最初は部員からの信頼を得ることに苦労した。しかし、同期後輩問わず様々な部員と意見を交換しながら粘り強く取り組むうちに、信頼を得ることができ、成功に繋がった。貴社でも、周囲との関わりを大切にしながら粘り強く仕事に取り組むことで、関係者の方々からの信頼を得られるよう努めたい。 続きを読む
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Q.
挑戦したいこと (900-950)
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A.
私が貴社で挑戦したいことは、2つある。 1つ目は、画期的な新薬を少しでも早く患者様のもとに届けることである。私は、重度の○○を患った際に医薬品に救われた経験から、医療に携わりたいという強い思いがある。このような思いから大学院では、創薬に関わる研究をしているが、その中で、研究成果が実際の医薬品として患者様へ届くまでには膨大な時間がかかることを知り、もどかしさを感じた。そのため、研究段階の化合物を実際の医薬品に昇華させるCROでの治験業務に強い興味を抱いた。中でも貴社を、挑戦するフィールドとして希望する理由は、がん領域に強みがあるためだ。私は、肺癌の診断薬の研究に従事したことで、がんは原因遺伝子を早期に特定し、各患者様に合わせた個別化治療を実施することが今後の課題であることを知った。オーダーメイド治療を実施するためには、その分多様な診断方法や医薬品が必要になる。貴社は「臨床試験を推進するためのすべての入口の扉となる」ことを目標に掲げ、診断薬の開発にも積極的に取り組まれているため、がんの個別化治療実現のニーズを満たすことができると考える。貴社において、一つでも多くのがん診断薬や治療薬を上市させ、がんを薬で確実に治る病にしたい。 2つ目は、誰からも信頼されるCRAになることだ。CRAの仕事は、医療従事者を初め多くの関係者とワンチームで進める仕事であり、彼らと信頼関係を構築することが何よりも大切だと座談会で伺った。関係者から信頼されるCRAになることで、多くの業務を任せてもらえるようになり、自身の成長及び会社の成長に繋がると考える。私は、信頼関係を構築するには密なコミュニケーションによる相互理解が重要だと考える。交換留学先のドイツで所属したサッカーチームでは、初めはチームメイトと信頼関係を築くことができずパスをもらうこともできなかった。しかし、一人一人とお互いが求めるプレーやサッカーに対する考え方などを粘り強く話し合うようにしたことで、信頼関係を徐々に築くことができた。その結果、チームで公式戦に出場できるようになるまで信頼されるに至った。この経験を通して培った、様々なバックグラウンドを持つ人と、コミュニケーションによって信頼関係を構築する力を生かして、誰よりも信頼されるCRAになりたい。 続きを読む
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Q.
研究内容 (250)
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A.
肺癌の原因タンパク質に結合する抗体を作製することである。肺癌は患者様によって原因タンパク質が異なるため、それらをいち早く特定することが治療の上では重要である。そこで本研究では、TRAP提示法という手法を用いて、結合することで肺癌タンパク質を検出できる抗体の作製に取り組んでいる。具体的には、遺伝子組み替えにより作製した膨大な抗体候補群の中から、標的に結合するものを試験管内で選択する手法である。抗体を用いた検査法は非常に安価に検査ができるため、今までより多くの患者様が肺癌検査を受けやすくなることに繋がる。 続きを読む